渋沢栄一を主人公とした、NHK大河ドラマ「天を衝け」。
3月28日に放映された第7回「青天の栄一」は、藍を売りに行く栄一が詩を詠みながら険しい山を登り、頂きで自分の思いに気づくという感動的なシーン。
抜群の展望の素晴らしい景色であった。
登山を趣味としているので、山を登るこのような場面を観ると、まず、着物であの崖を登るのは大変だっただろうなあと思った。
次に、この山はどこだろう・・・
合成ではなく、実際に登ってるよね。
実際の栄一は、妙義山を越えて江戸に行ったようだが、妙義山はかなり険しい山なので、妙義山ではないと思った。
同じ山仲間から「どこの山かわかった?」と聞かれ、「わからなかった」と答えると、あのシーンは「谷川岳」だと教えてもらった。
私は、谷川岳には、2007年と2017年の2回、登りは、いずれも西黒尾根から登った。
西黒尾根は、かなり厳しい登山道で、特に2017年は途中で雷雨に遭遇し、30分程停滞を余儀なくされた思い出の山。
別の登山ルートしては、天神平ロープウエイを利用する方法があり、そのロープウエイを利用すると、比較的楽に登ることができる。
撮影は、おそらく天神平ロープウエイ降り場から山頂までの登山道のどこかで行われたのだろう。
ドラマタイトル「天を衝け」とつながるシーンで、面白かった。