京都府乙訓郡大山崎町の天王山中腹にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」が、1996年4月の開館から25周年を迎えた。
美術館は、JR京都駅からJR京都線で約15分のJR山崎駅から徒歩10分くらいで行かれる便利な場所にある。
この美術館は、別荘「大山崎山荘」がマンション開発で取り壊される危機を経て修復整備されたもの。
長年京都に住んでいても1度も訪れたことがなかった。
7月4日まで25周年記念展「夢をめぐる」が開かれているということで、初めて行ってみた。
確かにJR山崎駅から徒歩で行かれる場所に位置しているが、天王山の麓だけあって、かなりの急坂(無料送迎バスあり)。
やっと門に到着。
門から更に庭園内の急坂が続くが、新緑が生い茂り、それは素晴らしい庭園である。
急坂を登り切った所に美術館がある。
通常の美術館の建物とは異なり、山荘だから洋館風。
今回の記念展では、約70点が展示されている。
中でも圧巻なのは、モネの絵画。
8点所蔵するうち7点が、「地中館」に展示されている。
モネのこれらの作品がこの庭園の雰囲気にも、とてもマッチしていた。