最近の若者は麻雀などしないのでは?と思っていたら、東大卒業・元弁護士の新進作家新川帆立さん(女性)はプロ雀士というから驚きである。
私たちが大学生の頃の男子学生の遊びは専ら麻雀だった気がする。
他方、私も含めて女子学生は麻雀はしなかった。
でも、私の両親は私が小学生の頃、時々、近所の知人と麻雀をしたりしており、家にも麻雀パイがあった。正月などは家族麻雀をしたこともあり、私も並べ方はおおよそ知っているので、司法修習時代には同期の麻雀初心者の修習生らと一緒に遊んだこともあった。
話は変わるが(ここからがメイン)、麻雀が中国伝来の遊びであることは公知の事実である。
でも。その中国人が「麻雀」がわからない、ということを今朝のHNKテレビの中国語講座で初めて知った。
実は、中国では、麻雀という単語を使わないのだ。
テレビでは、中国人が日本で「麻雀」の看板を見て、なぜ日本人は雀を売っているのだろうと思ったところ、実は「麻雀」屋だったというストーリー。
中国語では、麻雀は「麻将」と言う。
麻雀はアメリカ人バブコックが海外に広めたとのことで、当時は、中国でも「麻雀」「麻将」などいくつかの言葉が使用されており、バブコックが「麻雀」という言葉を使ったため、日本では「麻雀」となった。
日本では、脳の老化防止として、カルチャーにおいて「健康麻雀」教室が開かれ、熟年の女性受講者も多く人気のよう。
私の元依頼者女性は70代で「健康麻雀」教室の講師をしていると言っていた。
最近の若者はスマホゲームにはまっているようだが、古くからある麻雀というゲームは、あらためて考えると、よくねられた、すぐれたゲームだと思った。