京都市の財政危機が声高に叫ばれています。
2022年度末には8610億円という、とんでもない借金を抱えることになるそうです。
そのため、敬老乗車証の年齢引き上げや市バス・地下鉄などの運賃値上げなど、次々に市民生活を悪化させる計画が進行しています。
それにもかかわらず、京都市役所内では、エレベーターが改修され、500万円もかけて漆塗りとなりました。
私も先日、市役所近くまで行ったついでに見て来ました。
正面玄関を入って左側のエレベーターです。
確かに立派なエレベーターですが、区役所ならともかく、どれほどの市民が市役所に出入りするでしょうか。エレベーターを漆塗りにする必要なんてあるのでしょうか。
これには、市民からも批判の声が上がっているそうです。
他にも、159億円かけて市議会議場を改修したり、地下道で地下鉄と市役所をつないだり、250万円かけて新たにキャラクターの制作したりもしており、いったい、どこに目が向いているのやら・・・という気がします。
とうてい、子育てしやすい街、高齢者が住みやすい街とは言えません。