タレントのタモリが、2022年12月28日、昨年最後の「徹子の部屋」に出演し、黒柳徹子から「来年はどんな年になるんでしょうか?」と尋ねられ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と発言したそうだ。
まさに言い当てている。
昨年来、岸田政権は、軍事費の大幅増額(5年で43兆円)や「敵基地攻撃能力」を保有すると宣言、「戦争への国づくり」と着々と進めている。大学などの研究機関にも軍事・防衛関係の費用を拠出して大学を取り込もうとしている。マスコミ自身は早くから政権に取り込まれ、その追及姿勢は極めて弱い。
そもそも、「敵基地攻撃能力」と保有したとしても、それで「攻撃されない」保証など全くない。しかもアメリカの戦争に日本が巻き込まれてしまうのである。
攻撃しようとする国には、高い攻撃能力を持った国はいくらでもある。戦争になれば、日本が戦火にまみれることは明らか。
軍備より、もっともっと外交努力を尽くすべきである。
「新しい戦前」にするかしないかは、私たち国民一人が決めること。
岸田政権の暴挙を許さず、今年こそ平和を最大限追及する年にしていきたい。