ちょうど1年前の2023年6月11日、私は、秋田県と岩手県の県境に位置する八幡平(はちまんたい)にある「ドラゴンアイ」を訪れていた(2023年6月13日付け当ブログ)。
「ドラゴンアイ」というのは、八幡平の山頂付近にある鏡沼という小さな沼が、この時期だけ雪解けによって、まるで「竜の目」のように見える現象を言う。
地元では「蛇の目」と呼ばれていたが、台湾の観光客が2015年、ネットで「ドラゴンアイ」と発信したことをきっかけに、徐々に有名になっていったとのこと。
駐車場から20分程歩けば見ることができるので、観光客にはお手軽だ。
上の写真は、ポスターなどにも使用されている、ほぼ完璧な形。
昨年私が見た時は、雪の一部が破れて溶け始め、やや形が崩れていた。
それでもやはり神秘的な景観で、わざわざ見に行った甲斐はあったと思った。
昨年6月11日はちょうど日曜だったが、さほど観光客も多くなく、駐車場も混雑していなかった。
ところがである。
つい先日6月7日の毎日新聞夕刊で、「ドラゴンアイ」を見ようと観光客が押し寄せ、駐車場に入るまで3時間待たされた日もあったと報道されていた。
昨年行っておいて良かった・・・
こんなところまでオーバーツーリズムの波が・・・竜も涙しているのだろうか
あちこちの観光地が、京都市内と変わらなくなっている