1. 京都・五山の送り火(8月16日)
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京都・五山の送り火(8月16日)

8月16日は、京都・五山に送り火が灯される。

大学時代から京都に住んでいるものの、8月16日は、実家に帰省していたり、登山に行っていたりして、必ずしも毎年見るわけではない。

京都にいても自宅でテレビで観る、なんてこともある。

 

夜8時に、左京区の大文字山の「大」の字に点火され、5分間隔で、東から西に向かって、左京区松ヶ崎の万籠山と大黒天山に「妙」「法」、北区西賀茂の船山に「船形」、北区の大北山に「左大文字」、右京区の嵯峨野鳥居本の曼荼羅山に「鳥居形」が次々と点火されていく。

 

高いビルの屋上から五山全部の送り火を見たこともあるが、私は、一山だけでも間近で見る方が好きだ。

 

今年は、大文字山の「大」を間近で見ようと、まず御所に行った。

御所の東側の場所で確かによく見える場所があり、見物客がたくさんいたが、府立病院の建物や明かりが目に入ってしまう。大きさもイマイチ。

そこで、やはり鴨川の橋か川原はどうだろうと急いで移動する。

川原や橋にも見物客が一杯。御所よりは間近に見えるが、やはり場所によっては建物が邪魔をする。

それほど長く点火されているわけでもなく、それなりに楽しんだので帰宅した。

 

帰宅する際、見物客の「あの大という字はどういう意味?」という会話が聞こえてきた。

そう言えば、五山の送り火の「字」の意味などは考えたことがなかった。

後から調べたところ、「大」の字については諸説あるところ、中国の「五大」(宇宙を構成する5つの要素を意味し、地・水・火・風・空)に由来するという説や、弘法大師が大の字型に護摩壇を組んでいたという説などがあるよう。

 

五山の送り火が終わっても、京都の暑い夏はまだまだ続きそう・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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