現在、NHK地上波で放映中の「宙(そら)わたる教室」。まだ2話までしか放映されていないが、面白い。
窪田正孝演じる、エリート科学者だったが、なぜか定時制高校に赴任してきた理科教師・藤竹叶と、年齢も職業なども異なり様々な事情や環境の下で学ぶ生徒たちとの交流を描く。
科学実験を通して生徒達と関わりを深め、人生に希望を持たせてくれるドラマ。
藤竹先生の、感情を抑えて、淡々と話す様がいい。生徒も皆個性的。
私は、子どもの頃から、物理が苦手だった。だから文系に進んだ。
こんな先生だったら、きっと物理も好きになっていたかもしれないし、今よりは興味を持てたかもしれない。
でも、いくつになっても学ぶことはできる。そんなことを思い起こさせてくれる。
原作は、伊与原新という作家の同名の小説。作家自身が、地球惑星物理学を専門として東大大学院で理学博士号を取得している。
今後のテレビの展開も楽しみだし、並行して、小説も読んでみよう。