1. 年末の風物詩「第九」
ブログ マチベンの日々

年末の風物詩「第九」

日本では、年末の風物詩の1つとして定着した、ベートーベンの交響曲「第九」。

 

私はレコードもCDも持っているが、これまで生の演奏を聴いたことがなかった。

そんな私が、今年年末に初めて「第九」を生で聴く機会を得た。

 

2024年12月27日夜、京都コンサートホールで開催された京都市交響楽団特別演奏会「第九」コンサートへ(指揮ガエタノ・デスピノーザ)。

 

 

なんとなく嬉しくて、この日は朝からソワソワ。

早朝、まだ事務所に誰も来ていないのを見計らって、CDで大音量で「第九」を聴き、すっかり自分の中では「第九」モードに。

 

開演1時間前の開場とほぼ同時に会場に入った。次第に聴衆は増えてきて、開演前にはほぼ満員。

午後7時の開演前には、オーケストラと合唱団が入場し、指揮者登場で、演奏開始。演奏時間は、休憩なしの約70分。

聞き慣れた曲だが、やはり生の演奏は迫力があって壮大だ。歌声も会場中に響き渡る。

 

「第九」の演奏は、今年、1987年5月7日のウィーンでの初演から200年を迎えた。

曲に込められたメッセージは「自由・平等・博愛」。

ベルリンの壁が崩壊した1989年12月25日には、東西ドイツの音楽家らによる演奏会が開かれたという。

 

この祈りが、未だ紛争が続く、ガザやウクライナに届きますように。

 

大阪では、毎年、1万人の「第九」の合唱が開催されるとのこと。参加者は抽選。

来年は、合唱する側に立ってみたい。

 

それはともかく、これからも毎年、生演奏で「第九」を聴くことができれば、と思った。

 

 

 

 

 

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