1. 火星と花山天文台
ブログ マチベンの日々

火星と花山天文台

2024年10月21日付け当ブログで紹介したNHKドラマ「宙(そら)わたる教室」は終了してしまったが、昨年放映されたドラマの中では、私の中ではダントツに感動的なドラマだった。

 

「宙わたる教室」は、年齢も異なり様々な境遇や環境におかれた4人の東新宿定時制高校の生徒たちが、藤竹先生が行った、火星の青い夕焼け(注:火星の夕焼けが青いのは事実)を再現する実験に興味を持ったことをきっかけに、科学部を作り、ついには「火星重力下でランパート・クレーターを再現する」実験に成功、日本地球惑星科学連合大会の高校生セッションで優秀賞を獲得するというストーリー。

ドラマと並行して原作本(作者:伊原 新)も読み、今まで全く関心がなかった「火星」に少し興味を持つようになった。

 

そんな折り、2025年1月6日付け京都新聞夕刊「現代のことば」の中で、柴田一成同志社大特別客員教授が「火星と花山天文台」と題して寄稿されていた。

それによると、今が火星が見えるシーズンなんだそうだ。1月上旬ころから夕方7時すぎに、東の空に赤く光っている星が見えたら、それが火星なんだそうだ。マイナス1等星くらいの明るさなので、誰でもすぐにわかるとも。

しかも、火星は、780日ごとに地球に近づき、1月12日は780日ぶりの接近で火星観測の好機らしい。

 

また、実は、京都にも天文台がある。京都大学の施設である花山天文台だ。

柴田教授は、花山天文台第3代台長を務めた宮本正太郎博士が、地球とは全く異なる火星の気象を世界に先駆けて明らかにされたことも紹介されていた。

花山天文台は、京都の東山ドライブウエイの途中にあるようだが、まだ行ったことがない。ここも火星に深く関わってきたことがわかった。是非、訪れてみたい。

 

皆さんも、冬の空に赤く光る火星を見つけてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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