ついにゲイシャコーヒーを飲むことができた!
「ゲイシャコーヒー」というのは、エチオピア原産の「ゲイシャ種」と呼ばれるコーヒー豆。日本の「芸者」とは無関係で、エチオピアの「ゲシャ」と呼ばれる地域に自生していたことが名前の由来のよう。
生産量が少ないことと、2004年に国際品評会で歴代落札価格の世界記録を更新して落札されたことが有名になったきっかけだそう。
私が「ゲイシャコーヒー」を知ったのは、数年前にテレビを観て。何やらブルーマウンテンよりも高級なコーヒー豆があることをその時知った。「ゲイシャ」という名前も面白いと思った。
それでも、特に飲もうと探したことはなかった。
「飲んでみたい」と思ったきっかけは、昨年12月に愛知県の山に登った時。
山頂はとても寒く、私たちのグループの隣では、大学生らしき若者らがドリップパックのコーヒーを飲んでいた。そして彼らは口々に「このコーヒー、美味しいなあ」と言っているではないか。
その時は、「それ何と言うコーヒー?」という質問もせず、空き袋に書かれてあったコーヒー会社らしき名前だけを記憶にとどめた。帰宅して調べてみると、それはなんとゲイシャコーヒーだったが、その会社は現在販売していないと書かれてあった。
そうなると、それほどコーヒーの味がわかるわけでない私でも、途端に、値段が高くても1度は飲んでみたいと思うようになった。時々ランチを食べに行くカフェの店主Yさんにもその話をしたが、彼女もゲイシャコーヒーのことは知らなかった。
そのYさんから、突然連絡が入った。河原町竹屋町東入の駐車場でキッチンカー「タケヤマチcoffee」でゲイシャコーヒーがなんと500円で飲めると。
そこで早速、昨日、行ってみた。
平日の午前11時半から16時までの営業。とても可愛い女性の店主さん。
ゲイシャコーヒーを本当に500円で飲めるのか?と尋ねると、高いから美味しいコーヒーを飲んでもらえないというのがイヤなんで、との返事(嬉しい!)。でも、いつまでこの値段で販売できるか・・・とも。
ワクワクしながら待つこと数分。入れたてのゲイシャコーヒーを早速飲んでみた。
最初にコーヒーの味がして、それからフルーティーな味が広がった。苦みはなく、さわやか。
満足した!