(女性弁護士の法律コラム NO.108)
内閣府が、4月20日、「男女間における暴力に関する調査」の結果を発表しました。
この調査は、2011年11月から12月にかけて、全国の成人男女5000人を対象に実施されたものです。
それによると、結婚したことがある女性の32.9%が、夫から身体的暴力や言葉による暴力を受けたことがあると回答しました。
しかし、被害女性の41.4%は、周囲に相談しておらず、子どもへの配慮や経済的不安から泣き寝入りするケースが目立っています。
DV法が制定されてからもう10年以上が経過するというのに、「3人に1人」という数字には驚きました。
そして、多くの被害者女性は、そのことを誰にも言わず、耐えていることにも。
すぐに離婚や保護命令などの法的措置をとる決断がつかなくても、世間体などを気にせず、いつでも公的機関や私たち弁護士にご相談ください。
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