(女性弁護士の法律コラム NO.183)
今日(2014年10月29日)付け読売新聞朝刊の「恋と結婚」というコラムに、夫が浮気をした時の人生相談の回答の時代による変遷が掲載されていた。
古くは、夫が浮気をしても、ひたすら夫の心の変化を待ち、我慢すること。
世の中には、二号さん、三号さんを持つ男性もいる。
嫉妬する妻は見苦しい。
などなど、封建的な家族社会を象徴する回答ばかり。
変化は、1973年頃の高度経済成長が終わりを告げた頃から。
我慢することはない、でも離婚するかどうかは自分で決めなさい。
背景には、男女平等の価値観がある。
でも、女性の経済力の低さを心配する回答も。
それらは今も同じ・・・
離婚に関する法律相談を受けていると、マレに「私は、離婚した方がいいんでしょうか?」と聞かれることがある。
でも、それを決めるのはアナタ。離婚後の人生を覚悟するのはアナタ。
方向を決めた時には、私たち弁護士は、いつでもアナタの力になりますよ。
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