(女性弁護士の法律コラム NO.195)
現在、担当している事件で、裁判所に提出する書面を書くにあたり、どうしても読んでみたい雑誌があった。
2009年に発行されたもので、出版社のホームページで探すと、「在庫なし」となっていた。
最近は本当に便利になったもので、京都市内の図書館に目的の書物が置いてないかどうかは、ネットで検索することができる。
結果、京都市内の図書館にはなし。
そこで、国会図書館なら絶対にあるはず、と思い、これもネットで検索。
幸運にも関西館にあることがわかった。
利用者登録をすれば、欲しいページをコピーして送付してくれるサービスもあるようだが、書面提出の期限が迫っており、あまり時間がない。
また、雑誌そのものを読んでみたい。
そこで、昨日、関西館に行った。
関西館は、京都府相楽郡精華町にある。
JR祝園(ほうぞの)駅か、近鉄新祝園駅から、バスで10分くらいの所。
かなり立派な建物だ。
中に入り、初めてなので、最初に利用者登録を行った。
10分くらいかかった。
その後、発行された利用者カードを使って入室。
開架図書でない場合には、書庫から出してもらわなければならず、利用者カードを使いパソコンで検索して申し込む。
パソコンをすぐには使いこなせなかったところ、係の人が親切に教えてくれた。
待つこと、約20分。
書庫から雑誌が到着したということが、パソコン画面に表示されるので、受け取りカウンターへ。
そして、必要なページを自分でコピーする。
すべての流れがシステム化され、初めての私にはドキドキ体験だったが、職員の方はどなたもとても親切だった。
目的の雑誌を実際に読み、これは裁判に使えそうと思ったところをコピーした。
行って良かった。
さあ、書面を書かなくっちゃ!
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