1. 2012年12月

2012年12月アーカイブ

ウィンカー

車は、外観からはどっちに進もうとしているのか分からない。 そのために、ウィンカーが付いている。 これからどう進もうとしているのか、を周りに分かってもらうのが役割だ。

ところが、これを勘違いしている輩が多い。 交差点、京都では、結構右折レーンがないところが多い。 信号待ちをしているとき、前方の車を見て、ウィンカーが付いていなければ直進する、だからそのまま進めると思ってその車の後ろにつく。 ところが、信号が青に変わって進み出してから、右折のウィンカーを出す大馬鹿ものが結構いる。 これでは、前が詰まって進めず、かといって走行レーンにも入れず、結局信号が青から赤に変わって前の車が右折するのを待って進まなければならない。 場合によっては、もうワンクール信号が変わるのを待たないといけないことにもなる。
ウィンカーは、「曲がりました」とか「今曲がってます」という印ではない。 これからどう動くかを示すものだ。 
今日も堀川通りと烏丸通りでそういう車に当たってしまった。 烏丸の方は、まだ2~3台分右折レーンが有るが、堀川はない。 たまたま後の走行レーンの車が途切れたので左レーンには入れたが、交通マナーを理解しない人が多いのには辟易とする。

蓄積?

連休、ちょっとばかり体調がよくなってきた(この週末風邪でダウン)、と調子に乗ってこれまで放置してきた車の洗濯にかかる。 天気予報は、京都でも雪マークが出ている。 結構寒い。 水は少なめにと思っていても、要るところには要る。 手袋してても、冷たいものは冷たい。 年に2~3回はコーティング用のかつてのワックスがけのようなものをしなくてはならない(正式名称を忘れた)。

むらなく拭き終えようと細かく見ていくと、この4~5年間で結構車にも傷が付いていることを発見。 どこですったんだろうという傷が多い。 未舗装道へも時々行くので、車の底は格好擦れている。 それだけではなく、横や後にも、どっかで当たった?と思えるような傷もある。 ただ、ある程度年数が経ってくると、少々の傷は気にならなくなってくる。 少々傷がついていたって、問題なく走れるから。
おおよそ1時間で完了。 手先が冷たい。 先週くらいからコルセット無しでもいいようになった腰にも、何となくずーんんとした重みが感じられる。 再発が気になる。
右手もなんか違和感。 この間の体調不良が重なって残っていたか? 
年末の大掃除を、 という気分がなくなった。 

寒気

今朝は結構寒かった。 このところ、気温が低い日が多い。 どっちかというと、暑さ寒さには強い方だと思うので、寒さを感じるポイントが少しずれている(と思われる)。 

なので、冬物に切り替えるタイミングが人よりも遅れる。 夏用のスーツも、寒くなってきたからというよりも、世間体を気にして?11月半ばに冬物に代えた。 
さて、今回の選挙、なんとまぁこまったことに先祖返りを起こしてしまっただけに終わってしまった。
自民党が大勝といっても、実は、自民党へ投票した人の数は減っている。 それにもかかわらず、議席にすると自民党ばかりになってしまったのは、小選挙区制という最悪の選挙制度のおかげである。
ところで、自民党は、選挙中は、「TPP」には反対かのようなポーズを取っていた。 これは、選挙母体(の1つ)であるJAの票を見込んでのことである。 ところが、票数を減らしたにもかかわらず、議席だけはえてしまったから、あっという間に推進派のようになってしまった。
もともと、TPPは、アメリカの雇用対策のためのものであり、日本に暮らす我々にはなんの利益もない。 国内経済を更に冷え込ませることしか起こらない。 一握りの大企業のために大多数の国民を犠牲にするものでしかない。 こんな制度を導入するのは、為政者としては正気の沙汰ではない。 輸出企業のみ栄えても、国内が全く豊かにはならない(反対に景気が冷え込んでいく)ことは、この20年(自民党政権下が大半)で嫌というほど分かったはずなのに・・・ 
寒気、「カンキ」と読めばお天気だけど、今のご時世「さむけ」を感じるようにしか読めない。 

自転車(に・も)注意!

このところ、自転車の絡む交通事故が多発しているようです。 自転車事故についての、「過失相殺」について、まとめたような書籍も出ています。

ところで、自転車は、日本だとどうしても「歩行者」に近いものというイメージが強くあるように思われます。 そのため、自転車は歩道を走るべきだと考えている人も多いといわれています。
しかし、これは日本に限定されているような発想なんだそうで、ヨーロッパなどでは、自転車は、「車両」なんだから、歩道は走ってはいけない、車道を走るべきだ、という指導がなされています。
交差点に進入してくる自転車を車道を走行している車からどれくらい認識できるのか、という調査がなされたことがあります(左折の際の巻き込み事故中心)。 その結果、車道を走行してきた自転車は7割程度の車両が認識する(見落としにくい)のに対し、歩道を走行していた自転車が交差点に進入する場合4割程度しか認識できない(見落としやすい)のだそうです。 
車に乗っている感覚からすると、なるほど、と思うような割合です。 
ある団体では、日本でも、自転車は車道を走るようにした方がいいという提言も出されているようです。
道交法上、自転車も立派な「車両」です。 左側通行が大原則。 夜間「無灯火」は御法度です。
歩道上では、対歩行者との関係で「徐行義務」もおっています。 自転車で人をはねて、数千万の賠償義務を負わされた過去の例もあります。 注意して走行するとともに自転車でも任意保険に入っていた方が万一の時には助かります。 自動車保険のオプションにも入っているのもあるようですので、検討されることをおすすめします(保険会社の回し者ではありませんが)。

日本海側を中心に大雪。 京都市内は、というと、右京や左京の北の方は分からないが、ほとんど降っていない。 うっすらとした雪景色で、道路も白と黒が半々くらいという程度の降りよう。 

ただ、気温はマイナスになっていたので、寒さはこたえる。
朝のわんこの散歩の時、丘の上から見た西の方の空が暗いなぁと思っていたら、しばらくしたら少し降り出した。 雪の間は、払えばいいが、しばらくすると雨になってきた。 そうなると、傘が要る。 こういうときに限って、外の用事が入っている。 
うーん   駅から近いし、小雨なので、傘無しで行くか。 で、トンネルを抜け県境を越えると雨は止んでいた。 「トンネルを抜けると・・・・」  
ただ、その後すぐに、雪が降ってきた。 こっちも積もるほどではなかったけど。

ながびく・・・

先々週にやらかしたぎっくり腰。 結構回復が早いと思っていたら、ぶり返しにあい、未だに解消していない。 結構ましになってきていても、しばらく座っていると、立ち上がる際、激痛と闘わないといけない。

情けない限り・・・・・・
途中で、良くなってきたとジョギングなどをやり出したのがいけなかったのか・・・・・
という反省もなく、ちょっとましになると、忘れてしまう。 ジョギングといっても、歩いてるのか走ってるのか分からないようなものだけども。
それでも、徐々に回復してきているのか、「激痛」の程度が和らいではきた。 ありがたい。
寝返りも、少しは出来るようになってきたので、  と 前回少し良くなってきた頃には寝返りも出来て、安心してたら、「再発」してしまったので今回も安心はできない。
といっても、変わったことは出来ないので、少しずつ良くなる、というのを信じるしかないか。
 

財産分与と税金

財産分与。 離婚の時には大体問題になり、争いの種になったりします。 慰謝料とともに、離婚給付の一つです。

財産分与は、マジックワードのようなところもあって、基本は結婚中に築いた財産の清算ですが、今後の扶養や慰謝料的な意味合いも含めることもあります(最判昭和46年)。 気分的に「慰謝料」と言われると抵抗があることが多いので、「財産分与」の中に含めてしまおうというものです。 「解決金」というような言い方をするのも同じような発想でしょう。
ところで、この財産分与、金銭で支払われるような場合には、給付する者に課税は生じません。 ところが、家などの資産でもって行うと譲渡所得の「資産の譲渡」に当たってしまいます。 
これについて、実質的に夫婦共有財産だから、分かれるんだったら、それを分けるだけなのに、なんで「資産の譲渡」に当たるんだ、と言う強い反対の意見もあります。 私も、これはおかしいと思っています。 ですが、裁判上は、確定していると言われており、当分変わりそうにありません。
仕方がないので、この対策を考えないといけません。
婚姻期間が20年以上であれば、夫婦間の土地建物の分与には、贈与税の配偶者控除の特例を受けられる道があります(相続税法21条の6)。 この控除を受けるためには、離婚をする前に贈与をしましょう。 控除されるのは2000万円まで。
20年に満たない場合、相続税法の配偶者特別控除は受けられません。
さてどうしたものか。
この場合には、給付する側が、居住していた建物(土地も含む)を譲渡する場合には、居住用財産の特別控除が受けられる可能性を追及してみましょう(租税特別措置法)。 注意がいるのは、この場合、譲渡を受ける相手が、配偶者や身内のような関係にある場合には、適用されないことです。
そこで、まず離婚を成立させ、当事者間は赤の他人になった後に(事実婚関係があるとまずいので、完全に別れる必要があります)贈与をすれば、この適用の可能性があります。 控除は3000万円まで。
離婚届を出す前にするか、後にするか、これは結構影響が大きいので、慎重に対処する必要があります。 
もともと、実質的共有財産を分ける財産分与に課税をすることが根本的におかしいとは思いますが、一般人から税金を取ることには目の色を変えるお役所相手では通じないようです。

初?

朝、少ししめった感じのする外の風景。 夜の間に雨でも降っていたのだろうか。

雲が空を覆っている。 
日課となっているワンコの散歩に出かけ、西に見える愛宕山の方に向いて歩を進める。
なんか、山の上の方が白っぽく見える。 霜でもかかっているのか? 霜でそんなに白くはならないんじゃないか、などと考えながら、広沢の池(12月1日から恒例の鯉上げが始まっていたので、池の水量が一気に減る)辺りまで行った。 
山の上の方は、雪だ。 気がついたのが初めてかもしれないけど、今年初めての愛宕山の雪景色(とまで言えるほどではないかもしれないけど)。 山頂よりも下に雲が浮かんでいて、その向こうに雪をかぶった愛宕山(その更に奥の山の方が白かったけど、名前が分からない)、結構絵になる。
12月、暖かいと思っていても、やっぱり冬なんだ。

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