この夏、生まれて初めてヨーロッパに足を踏み入れた。 脱原発、自然エネルギーへの転換をテーマにしたドイツを中心の調査にくっついていった。 1人だととてもじゃないけどいけそうにない。
ドイツでの会議。 まず、昼間は、電気を付けない。 どこに行ってもそうだったから、そういう文化になっているのだろう。 そもそも、建物自体が自然の光を取り入れられるような構造になっている。 場所によっては、部屋の端にひとつだけ光源があり、日本のように部屋全体に蛍光灯が設置されていると言うこと自体がないところもあった。
似たようなのは、室内禁煙なので、中庭などでの喫煙者が結構いたこと。
道路は、自転車が結構優遇されている。 追越車線のさらに内側を走る自転車を何度も目撃した。それでいて、それなりにスムーズに廻っている。 信号機のない横断歩道で、自動車が止まる! 日本では、市バスが止まってくれるくらいか。
夜、8時をまわってもまだ明るい。 勘が狂う。 ビールを飲みながらようやく日が沈んでいく。
地下鉄に乗ろうとしたら、改札がない。 切符の自販機は、ホームにあるが、買い方がわからない(全部一緒に行った人にやってもらった・・・)。 バスでも、切符のチェック無し。ただし、時々検査が入り、切符などを持ってないと、側罰金? ただ、ホテルに泊まると、バスなど乗り放題の1日券(泊まっている期間中利用できる)が利用できる。
議員食堂で昼ご飯をとったとき、支払いが終わってから、パンのバスケットが置いてある。 パンは添え物扱いだ。
それと、スイスの物価が高いのには驚いた。 トイレで金取られるのも日本人としては抵抗がある。
しかし、とにかく、目に入る文字が全て全く読めないというのは、相当堪える。 語学力のある人がうらやましい(自分で努力してなかっただけだけど)。
すれ違う人の、顔(堀が深い)、体型(とにかくでかい)、とにかく、いつもと違う。 空気も違う。 水がおいしくない。
やっぱり触れてみるのと、映像だけとは違うなぁ。