1. 2015年2月

2015年2月アーカイブ

目標 〇

2月15日、京都マラソンを走ってきました。

今年の目標は、フルマラソン4時間を切ること。 走れる人から見るとちっぽけな目標ですが、一応、ランナーとジョガーを分ける指標みたいなことも言われています。
結果、3時間59分37秒。ネットタイム(スタートラインを超えてからゴールラインを超えるまでの時間)ではもうちょっとだけ早いですが、ギリギリで目標クリア。 狐坂がコースからなくなったのが大きいですね。
 鴨川河川敷では、黒柳徹子さん(何かの番組で本人が来られていたのだと思う)を発見。1~2メートル横を通り過ぎていきました。
 ゴールした直後は、足が痙りまくって2~30分着替えもできませんでしたが、思ったほどの筋肉痛にはなっていません。 2日経ったこれから出るのかもしれませんが・・・
 次は、せめてもう一回少しだけ余裕を持って4時間を切りたいですね。

袴田さんと金閣寺へ

2015年2月7日、今年の「死刑を考える日」は、死刑を宣告されたが、再審開始が決定され(現在即時抗告中ではあるが)釈放された袴田さんをお迎えして話を聞くという内容で行われた。

袴田さん自身は、長期間に亘る拘禁と死刑の恐怖等から、なかなか意思疎通ができるような状態ではなかったが、その分お姉さんが、家族の思い等を語ってもらえた。
毎年、映画「休暇」「赦し」などの映画を上映し、講演をセットにして、いろいろな視点から「死刑制度」を考えるという企画にしてきているので、弁護士会が行っている「死刑を考える日」の企画は、決して、死刑廃止を訴えるための企画ではない。
 ただ、誤った裁判により死刑を宣告され、何十年もの間いつ執行されるとも分からない状態におかれ続けた袴田さんを目の前にすると、「(犯罪被害者の救済?のため死刑制度は存続すべきであって、そのため)誤って死刑に処せられる人が出てもやむを得ない」とは、絶対に言えないし、とりわけ、法曹関係者としては言ってはならない問題なのだと感じた。
袴田さんが発言された、死刑とは「国家が国民を殺すこと」という発信は重い。 
講演の前に、金閣寺を訪れたのだが、もし刑が執行されていたら、こうして袴田さんが京都の地を踏むこともなく、お目にかかることもできなかった。

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