1. 2024年9月

2024年9月アーカイブ

袴田事件再審公判で無罪判決

袴田さんが、58年前から殺人犯人に仕立て上げられ、死刑判決を受けていた事件で、再審開始が決まり、改めて静岡地裁で裁判が行われています。その事件の判決が9月26日言い渡されました。「被告人は無罪」

判決では、袴田さんが無理矢理言わされた自白調書を実質的に捏造であるとして証拠から排斥し、有罪の決定的な証拠とされた5点の衣類(犯行時の着衣とされていた)については捜査機関による捏造であるとして証拠から排斥しました。また、犯行時の着衣の中のズボンに関し、袴田さん宅から見つかった共布も捏造だと判断されました。その上で、他の証拠だけでは、袴田さんを犯人とは言えないとして、無罪の判決となりました。

当然のことである、とはいえ、その判決を得るのに、事件から58年、最初に再審開始の決定が出てからでも10年の年月がかかってしまっています。袴田さんは88歳になられ、支え続けてこられた姉のひで子さんは91歳になっています。

しかし、まだ無罪が確定したわけではありません。検察が異議を述べる(控訴をする)可能性が残っているからです。ここまで散々苦しめられてきた袴田さんが自由を取り戻すのにこれ以上苦しめられてはならないでしょう。検察に対し、「控訴をするな」という声を全国から集めてください。そして、1日も早い無罪確定を願います。

スズメバチ対策にはとりあえず「白」

大きな楕円形のスズメバチの巣をみたことがある人は結構沢山いると思う。そろそろスズメバチに刺されたというニュースが流れる季節になってきた。データ上は、5月6月からでも被害の報告はなされているが、やっぱり一番危ない季節は秋、まさにこれからとなる。

スズメバチの巣は、木の枝や軒下に作られる、というイメージがあるが、それは主にキイロスズメバチの話しで、非常に獰猛とされるオオスズメバチは、巣を地中に作る。なので、どこに巣があるのか、非常にわかりずらい。数年前、日課になっていた双ヶ丘の散歩の時、内のわんこがその巣を踏んづけてしまったようで、まるで漫画のように黄色の塊に追いかけられたことがある。このとき、どっちも20カ所近く刺され、どっちも入院することになってしまった。治療内容はほぼ同じだったらしい。刺された痕は、今も数カ所残っている。

このときは、運悪く、黒い帽子、黒いTシャツ、黒のジャージと全身黒ずくめだった。内のわんこも黒。この日、オオスズメバチが興奮していたこともあって、そこを通った散歩仲間である黒い系統のわんこはほぼみんな被害にあった。飼い主の方はというと、白いシャツの人は刺されずに済んでいた。遊歩道の僅か1m程のところにでっかい巣が作られていたのには驚いた。

それからは、9月以降、白いシャツで双ヶ丘に行くようにした。ただ、今年は、17歳8ヶ月の大型犬には双ヶ丘に行ける体力は残ってない。

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