今年の日弁連人権大会、分科会の1つのテーマは「死刑」。
今日(6月21日)、日弁連でプレシンポがあり、京都にも中継された。
死刑は特別か?
死刑存置国(世界では58カ国しかない。2009年に執行した国は18カ国)のアメリカでは、特別な刑罰として扱われる。したがって、他の刑罰を選択するときとは手続きが異なる。
それに対して、日本は、特別扱いはしていない。
国家が、どんな理由があるにせよ、人を殺す のである。 他の刑罰と同じ扱いで本当にいいのか、考えさせられる。
今年の今日と弁護士会の「憲法と人権」のテーマも「死刑」。 実行委員会のメンバーの端くれとして、死刑の問題を考えると、気分も重くなる。 いろんな意味で、難しい問題だ。