先日、右京区にある最高峰(と思われる)愛宕山に初めて足を踏み入れた。 7月31日に登ると1000回登ったことになる?ので、多くの人が登っている。中には、3000回記念の石碑があったりもする。
ゲンジボタルも見られる清滝から入るコースが一般的で表参道コースと呼ばれている。 コースには、おおよそ100メートルごとに 〇〇/40 との表示があり、どの辺りまで来ているのかがわかりやすくなっている。 このコースは、山登り という概念からは外れるような、ちょっと険しい神社の参道 という感じの道が延々と続いている。 地図上で距離を測るとちょうど4kmあった。
それに比べると、月輪寺(つきのわでら)コースは、まだ山登りの雰囲気がある。とはいえ、整備はされていて、ほとんど階段みたいにはなっているけど、5~6人横に並んでも歩けます、というような表参道のようなことはない。 ちなみに、こっちのコースは、 /36 との表示になっていた。 まあ、清滝口から、月輪寺コースの入山口まで1km位はあるので、清滝口からだと、表参道の方が歩く距離は少なくてすむ。
山頂は、神社になっていて、社務所的なところの横に車が2台あった。 さすがに表参道でも、普通の車は上がれないだろうと思うので、たぶん北側に車道があるのだろうけど、航空写真では道は見えない。
参道に、尋ね人の張り紙が何人分か張り出されていた。 「2019年7月 日、愛宕山に行く、といってでたきり、行方不明に」のような記載がなされていた。
表参道は、整備はされているとはいえ、ちょっと外れれば、未整備の山の中である。 低山とはいえ標高900m位はある(夜間、結構寒いはず)。 低山で、整備された山は、かえって登山道とは異なる作業道があちこちにある。ぱっと見ても、登山道かどうかの区別はつきにくい。 なので、なめていると痛い目にあう。 暖かい季節、昼間、雨が降ってなければ、大けがでもしない限り、安全だろうけど、夕方以降は表参道でさえも危険と思われる。 私が、ほぼ下山というときに、ザックも持たずに登り出していた人(単独行だったように見えた)は、登りがまだ半分以上あるところで息を切らせていたけど、無事に帰れたんだろうか。 ちょっと心配になった。