1. 家事も大変
岡根弁護士のぼやき論壇

家事も大変

 普段仕事にかまけ、皆が寝静まってから帰る日が多くなると、どうしても家事を行うこと自体が減ってくる。
 家に帰り、鍵を開けようとすると、その「カチャッ」という音に、ワンワンとわんこだけが迎えてくれる(最近は、吠えてるだけで玄関までこないことも多くなってきている。こら!ずぼらするな!)。

 最近、あんまり家事分担をしてない(朝の洗い物くらいになってるかな)が、かみさんがぶっ倒れたりすると、たちまちやることが増える。

 わんこの散歩から帰って、洗濯機のスイッチを入れ、台所を片付けて、コーヒー飲んでたら洗濯機が「終わったでぇ~」とピーピー鳴る。
 さて干そうかとかごに入れると、カッターシャツや夏用スーツのパンツ(2パンツタイプで洗濯可)も入っている。
 干す前にアイロンを当ててしまわないとかえって手間がかかることになるので、アイロン台を持ち出す。適当な当て布が目に付かなかったので、薄手のタオルで代用、ついでにたまっていたシャツ2枚もアイロン当ててから、2階の物干し台へ。
 そこで、ハンガーが足らなかったり、紫外線で劣化した物干しばさみが折れていて使えなかったり(最近知ったけど、交換用の洗濯ばさみも売られているんですね)、アイロン当ててたらボタンが取れてるの発見したり、と何かやろうとすると、「あっこれもあった!」「あれもしないと」といろいろ出てきて、なかなか家を出られない。
 今回さすがにボタン付けまでは断念。

 普段から、新聞読んだり、ちょっと調べ物とかしてると、ついつい出発する時間が遅くなるが、さらに時間がかかってしまう(出勤したくない症候群か)。
 そんなときに、たとえば10時に弁論が入っていたりなんかするとさぁ大変。徒歩通勤を回避して、チャリで時間稼ぎをしなければならなくなる。雨なんか降ってたら最悪だ。

 家事の分担は、いろいろいわれるが、義務感でやるのはしんどい。
 専業主婦(夫)の方は大変だなぁと思う。
 次々やることが出てくるのに、やって当たり前、不十分なときだけ文句を言われる。文句言うなら自分でやれよ! と思うだろうな。

 これからは、何が起こるかわからない時代。扶養義務がどうしたこうしたはともかく、男女問わず家事能力はつけておかないと…。

弁護士紹介TOP