名古屋高裁刑事2部が、名張毒葡萄酒えん罪事件で、再審開始を拒絶した。
奥西さんは今86歳。健康状態も芳しくなく、今は病舎での生活を余儀なくされ、1日スプーン1杯のお粥と栄養ドリンクと点滴で何とか凌いでおられる状態と聞く。
有罪の根拠となった王冠の歯形は、とんでもないねつ造であったことが明らかになっている。その上、今回、殺害に用いられた農薬が、奥西さんの用いたとされるものと成分を異にしていたことが明らかになっている。
もともと、原審での第1審は、「無罪」だったのである。
いったい裁判官は、何を見て有罪だと思っているのだろうか。 これほどまでに(高裁裁判官は)〇〇〇〇しているとは、全くもって信じがたい。
人の人生をいったい何だと思っているのか。