1. 下関を通過
岡根弁護士のぼやき論壇

下関を通過

 下関の裁判所に行く機会があった。

 新下関で在来線に乗り換えるのか、と思っていたら、新下関に止まる新幹線がほとんどない。乗換検索で見ても、一旦「小倉」にまで行ってから下関に戻るルートが表示される。 新下関から裁判所までは、だいたい6㎞、下関から裁判所まではだいたい3㎞、タクシーを使うとすると、小倉周りの方が安くつく。
 1回行くと、だいたいの地形がわかるので、2回目に行った時は、下関から裁判所まで歩いてみた。
 思っていた以上に「坂」が多い。 
 時々、携帯の地図を見ながら裁判所を目指すのだが、とある地図には「簡易裁判所」という表示のみが出ている。
 目的地は「山口家庭裁判所下関支部」なので「山口地家裁」とか「下関裁判所」ならよかったのだけど、「簡易裁判所」だと、ひょっとしたら別の裁判所を目指しているのかも? と不安になる。 
 別のアプリから別の地図を開くと、同じ場所で「山口地家裁下関支部」と表示されていた。
 まぁ、その場所は、「山口地家裁下関支部」と「下関簡裁」が一緒になっているので、どちらの表示も間違いではないが、必ずしも一緒のところばかりではないので、ちょっとあせった。
 さて、肝心の結果の方は、無事2回目で調停成立。 よかった。
 帰りに、下関に来たんだから「ふく」(下関ではそんな表記が多かった。「福」と架けているだろうな)でも、とちょっと思ったが、季節もあるし、やっぱり財政がついてこない。
 で、結局、小倉に移動してから、だいぶ遅い昼ご飯(ちょっと早い晩ご飯)を食べて、帰りの新幹線に乗り込んだ。 九州と本州って結構すぐに渡れるもんなんだ。

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