2015年2月21日(土)、京都弁護士会主催のシンポジウム「マタニティハラスメントを考える」に参加しました。
ジャーナリストの小林美希さんのお話は、労働現場の極めて深刻な実態を踏まえたもので衝撃的でした。
当事務所の福山和人弁護士からは、自身が担当し勝訴した裁判についてのお話がありました。
事案の詳細は福山弁護士のブログ(2014年8月)をご覧ください。
原告ご本人からも、この問題に取り組んだ当事者としての熱い思いなどをお話いただきました。
マタハラが起こる背景には過酷な長時間労働があるのではないかとの指摘が印象的でした。
妊娠・出産をした人が休んだりすると、その分を同僚が負担することになりさらに過重な業務負担となってしまうのです。
今回のシンポジウムは、妊娠・出産をあたたかく受け入れることのできる職場を作るためにはどうすればよいかについて考えるよい機会となりました。