アスベスト訴訟統一本部の集
会がありました。
福山弁護士が京都訴訟の報告を行いました。
大阪・京都の訴訟の中で、この1年間に5人の原告が亡くなりました。残念でなりません。
アスベスト問題は過去のものではありません。
今なお多くの建物にアスベストが残存しています。
無防備なままに解体を行えば、解体作業をする人や近隣住民がアスベストに曝露し、肺がん、中皮腫といった重篤な病気に罹患することになるのです。
アスベスト問題は、他人事ではなく、全ての人に関わる重大な問題なのです。
この裁判では、国と建材メーカーに対し、被害者に対する補償を求めています。
さらに、全国の被害者に対する十分な補償をするための救済基金の設立、新たな被害を防止するための抜本的な対策を求める運動も行っています。
大阪訴訟は1月22日、京都訴訟は1月29日に判決が出されます。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
弁護士 津島理恵