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福山弁護士の「飲み法題」
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米海兵隊は「抑止力」か(その3)
◆日本政府も海兵隊が侵略部隊であることを想定
防衛省が作成した「在日米軍及び海兵隊の意義・役割について(平
成22年2月)」には、「米海兵隊の概要−各種事態に対応した海兵
隊の運用のイメージ」がイラストで描かれている。
そこでは「着上陸」として、強襲揚陸艦で敵地に接近し、上陸用舟
艇で上陸して軍事目標を制圧するとともに、戦車等で内陸部に侵攻す
る作戦が描かれている。
また「助攻撃」として、米軍主力が戦車・歩兵部隊で敵軍を攻撃す
る際に、敵軍の側面から海兵隊が上陸し、牽制・誘引する作戦が描か
れている。
いずれも先制攻撃を念頭においたものであり、防衛省自身、海兵隊
が侵略部隊であることを当然の前提としているのである。
弁護士 福 山 和 人
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