1. >
岡根弁護士のぼやき論壇

  
  

麻生首相の読み間違い

     〜漢字は難しい!!!!〜  元もと漢字は大の苦手で、読めても書けない字が多い。パソコンなど を使うようになってから、さらにその傾向に拍車がかかっている。魚へ んなどは、読むことさえできないものがいっぱい・・・  読み間違いも時々する。普通なら、「たまにはあるよね」でご愛敬と いうところ。  ただ、一国の首相の度重なる読み間違いや非常識な発言を聞いている と、こんな人物が本当に総理大臣でいいのか???と疑問に感じる。  首相の読み間違いで、ネットで流れていたものは少ししか指摘はない が、例えばこのようなものがある。中国からの来賓が今年はたびたびあ ったようで、そのことを指して、「このように ハンザツ に・・・」  ン?、??? なんのこっちゃ、と思いきや、なんと、「頻繁(ひん ぱん)」を「ハンザツ」と読み間違えたようなのだ。  また、首相は、よく「前任者を フシュウ して・・・」などという 発言を繰り返している。フシュウって何なんだ? パソコンで、「ふし ゅう」と打って変換すると「腐臭」や「俘囚」と言う字は出てきても、 前任者が「腐ったにおい、腐ったものから発する悪臭」とか「とらわれ た人、とりこ、俘虜」では、全く意味が通じない。  これは、どうも「踏襲」を「踏」の文字は訓読みをして「ふ(む)」 と読み、「襲」の文字は音読みをして「シュウ」と読んでいるようなの だ。そういわれたら、なるほど、と笑い話だが、困ったものだ。まぁ、 前任者に「とらわれていた」、と言うことか。  この「フシュウ」発言は、総理大臣になる前から度々あるらしく、議 事録でもどう扱っていいものか困ったに違いない。  首相の???発言としては、居酒屋でのメニューで「ほっけの煮付け」 とか言ってみたり、常識がないならそれを自覚して「魚の煮付け」「サ ラダ」「刺身」程度に言っておけばいいものを、知ったかぶりしてしま うものだから、普通はあり得ないメニューを口にするんでしょうね。北 海道でも関東や関西でも、ほっけは基本的に焼き物しかありませんよね。  ところで、我々の周りでよく読み間違われる漢字を考えてみると、「 相殺(そうさい)」を「ソウサツ」、「破綻(はたん)」を「ハジョウ 」、「直截(ちょくせつ)」を「チョクサイ」(これは慣用読みとして 間違いではないようです)などという間違いをよく耳にする。  思い込んでしまっていると、「間違い」であることに気づいていない のだからなかなか修正できない。パソコンなどを使っていて、変換しな かったことから、間違いに気づかされたことも何度かある。首相ほどじ ゃないにしても、気をつけないと。                   弁護士  岡 根 竜 介



<トップページヘ>