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御所の散策 〜 たくさんの種類の野鳥に会える 〜
朝、事務所まで来るルートとして御所を突っ切るコースをとることが多い。
蛤御門辺りから丸太町へと抜けていく。
今(3月下旬)は桃の花や梅の花がきれいに咲き誇っている。
順番が違うのではと思うが、中には、既に散りだしている桜の木もある。
ただ、通勤途中に御所を通る時は、ゆっくりと桜や梅を観賞しながらという
わけにはいかないので、横目に見ながらというのが正直なところだ。
とはいえ、それは通勤時のことであり、休日などに“さくら”(黒のラブラ
ドール・レトリバー、2歳、わが家の愛犬)を連れて散歩するときは、のんび
り時間を過ごすことができる。
さくらを通してわんこ関係の知り合いも増え、顔見知りに会うことも多い。
ただし、わんこの名前は知っていても、飼い主の名前などは知らないことがほ
とんどなので、わんこ連れでないときは、お互い誰だか分からない。
この前、その中にバードウォッチングを趣味?にしている人がいて、その人
に教えてもらいながら御所の中を、野鳥を探しながらゆっくりと回った。
結構いろんな種類の野鳥がいるもので、それまでは、百舌鳥かカラスか鳩、
雀くらいなものだろうと思っていたのに、いろんな種類がいることに新鮮な驚
きを感じた。
野鳥観察の代名詞のようなカワセミも御所の小さな池の上に張り出した枝に
留まっていた。しばらくすると2羽に増え、すぐにどこかへ飛び立っていった。
トラツグミやハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、ヒヨ、エナガなど、
撮った写真と図鑑を見比べてみると、ようやく何となく分かってきた。
10年くらい御所の近くにいるが、一度だけオオタカを間近で見る機会があ
った。切株に留まっていたところを10メートルくらいのところで目撃した。
結構感動的だった。
よく見る鳶とは羽の色やクチバシだけではなく、何となく体型の感じが違う。
鳶には悪いが、オオタカはかっこよかった。
御所には、結構豊かな自然が残されているのを実感できる。
迎賓館建設のためつぶされたみどりは戻らないけれど・・・
弁護士 岡 根 竜 介
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