Q.私は、友人がクレジットカードを作る際、保証人になってくれるよう頼まれたのでそれを承諾したうえで、委任状と印鑑証明書を渡しました。
ところが、その友人が行方不明となった後、突然、公正証書に基づき家具を差し押さえられました。どうしたらよいのでしょうか。
A.最近、本人の知らない間に金銭消費貸借契約ないし、保証契約が公正証書によって作成されている例がよくみられます。
しかし、たとえ委任状や印鑑証明書を交付していても本人が了解していなかったり、本人のまったく知らない信販会社の職員が代理人となり公正証書を作成している場合などは、公正証書の執行力が否認されたり、無効とされる例が出ています。
したがって、あきらめずに弁護士に相談されたほうがよいでしょう。