Q.外車の後ろを走っていたら、急停車したので私の自動車がその外車に衝突してしまいました。乗っていた人はやくざだと自称して私に1000万円の賠償を請求しています。どうしたらいいでしょう。
A.やくざなどは市民にすきがあるとそれに付け込み脅かしにかかります。
それなりに理屈を付けて、それが通らなければ大声で怒鳴る、暴力を振るうなどして恐喝に及びます。誰でも暴力団員が相手ということになると怖い思いをします。
しかし暴力団を相手にする場合には筋を通しすきをつくらないよう毅然と対処することが重要です。
そのためには、賠償問題について弁護士とよく相談して、自分の責任の有無、範囲をよく理解して暴力のために弱気にならないことが必要です。
さらに、悪質な暴力に対しては弁護士に法的な処置をとってもらい、警察などとも協力して不当な介入をきっぱりと排除しなければなりません。
また、賠償問題の交渉を弁護士に委任し、調停や訴訟などの法的手続を利用することも考えられます。調停や訴訟では弁護士が相手にも付かざるえないので、そこで理性的な話し合いのルールができあがります。
こうして、毅然と対処する、警察と協力する、弁護士により法的交渉のルールをつくることにより民事暴力を排除し、正常な話し合いが実現されていきます。