1. 遺言ー作るならこんなとき〈遺言のはなし〉
遺言のはなし

遺言ー作るならこんなとき〈遺言のはなし〉

遺言-作るならこんなとき

 遺言書がなければ、時間のかかる遺産分割協議を行なわなければなりませんし、財産が少なくても、仲の良かった子どもたちが争うことになりかねません。また、遺産分割協議で、自宅に同居していた子が自宅を相続するなど、自分が当然予想していたような相続になるとは限りません。 基本的には、処分すべき財産があり、複数の相続人がいる場合には、遺言書を作った方がよいでしょう。

特に遺言書が必要なのは、こんなとき

①相続人が1人もいない場合

②内縁の配偶者がいる場合

③特定の相続人に特定の財産を相続させたい場合

④再婚している場合

⑤死亡した長男の嫁に世話してもらっている場合

⑥夫婦の間に子がなく、財産が居住用不動産のみの場合

⑦相続人の中に行方不明者がいる場合