1. 2017年11月

12月の相談予約はお早めに

寒さも厳しくなりました。
師走の足音もそこまでに迫ってきています。

先週、11月半ば時点での弁護士の予定をもとに、12月の新規あるいは再相談の予約受付表を作成していたのですが、この空いている相談枠も、裁判、打合せ、現場の予定でどんどん埋まっていくことが容易に想像できます。

当然のことながら、新規あるいは再相談のご予約の日時がご希望に添えなくなることも多くなり、日程の調整に苦労したり、相談者様にご無理をお願いすることもあります。

当事務所には6人の弁護士がいますが、その6人が毎日ご相談をお聞きできるわけでもありません。
「弁護士の人数が多いから当日や前日に電話すれば大丈夫だろう」と思われるかもしれませんが、ところがところが、なのです。

弁護士は、前日にご予約が入っていなければ、現場や打合せの予定を入れたり、書面の起案の当てたりすることがよくあります。
当日にお電話を頂いて、運良くご相談いただける場合もありますが、まさに「運良く」です。

12月は、皆様にとっても気忙しい時期ですが、だからこそ、相談をご希望される方は、お早めにお電話ください。

 

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写真は事務所の相談室です。窓の向こうに見えるのは比叡山です。
年が明けると雪化粧が見られることも多く、相談室を片づける際にときおり眺めては、冬の深まりを感じます。
相談室ってどんな部屋なのかなと興味がおありの方もいると思うので写真をアップしてみました。
古い雑居ビルなので、内観外観ともに烏丸付近の新しいオフィスビルには太刀打ちできませんが、裁判所に近いという利便性最優先です。

 

 

 

 

 

京都競馬場へ

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先日、京都競馬場へはじめて足を踏み入れました。
とは言っても、レースではなくて、子どもが遊べる公園が併設されているので、そちらが目的です。

まだ学生時代のことですが、競馬場の近くまで赴いた帰りに、電車のなかで隣合わせた中年男性に、「まさか競馬帰りではないよね」と話しかけられたことがあります。
大学の用向きの帰りだと伝えたところ、「へぇ~、頑張って勉強して偉いね」、「私の息子もあなたと同じくらいだと思うけど、学生なのに実は競馬にはまってしまってね…」と愚痴を聞いたことがあります。
今回も、学生と思しき青年らが「京都と明日の晩飯代稼ぐぞ~」と盛り上がっていました。
スタッフはギャンブルには全く興味もないですし、簡単にギャンブルに手を出せる日本の環境は憂えているところなのですが、実のところ、宮本輝さんの『優駿』を学生時代に読んで以来、なんとはなしに競馬の美しさには憧れており、裏方の様々な仕事にも興味があったので、念願かなっての競馬場といったところでしょうか。

はじめて間近で見る競馬の馬はやはり綺麗でした。芝生の緑、空の青、明度の高い澄んだ馬場の風景は鮮やかでした。
観客席には様々な風貌の人がいます。スタッフのように子どもを公園に連れてきたついでに覗いている人、いかにもな様子でペンと新聞を手に持つ人、くいいるようにレースを見る人、車いすに乗った親に付き添っている人、ビール片手に芝生に寝ころぶ人、上品な老夫婦、ほんとうに様々です。
人々の思いに色をつけるとしたら、優しい色もあれば、ほの暗い色もあり、観客席は複雑な混沌とした色になりそうです。
観客席と馬場と、その対比がおもしろく、はじめての競馬場はなかなか興味深いものでした。