1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

久し振りに、本(ノンフィクション)を読んで感動して泣いた。「エンド・オブ・ライフ

著者の佐々涼子さんは、2012年「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」で第10回ノンフィクション賞を受賞した。当時、この作品も読んでみたいと思っていたが、いまだ、読めずにいる。

「エンド・オブ・ライフ」は、思いがけず、京都が舞台だった。
訪問看護を行う渡辺西賀茂診療所で働く40代の男性看護師が、2018年⒏月、末期のすい臓癌の宣告を受けた。
彼は、自身の「命の閉じ方」を看護の教科書として使おうと思いつき、旧知のライターである著者佐々さんに執筆を依頼する。
この作品に盛られた内容は、知識の「教科書」ではなく、死にゆく人間とその家族の姿や思いがまるで映像のように語られた、生きた「教科書」だと思った。
それと共に、人との出会いがいかに貴重なものか・・・
「人は生きていたように死んでいく」
本の中で何度か語られるこの言葉のように、「命の閉じ方」も出会いもまた、自分がこれまで生きてきた人生が反映するのだろうか。

自分、家族、そして愛する人の死を考える時、是非読んでみてほしい1冊である。

今朝も鴨川へ

 
夕べも深夜まで暑かった。
朝、午前4時に目が覚めてしまったので、夜が明ける午前5時まで待って、鴨川へ。
さすがに早朝は涼しくて気持ちがいい。
 
いつもの朝の風景。
 

 
だいたい同じ場所にカモが泳いでいる。

 
川の中に大きな飛び石がある。
今朝は対岸まで往復して渡ってみた。
結構、石と石の間が広い。
この石と石の幅をいつまでまたぎながら渡れることやら・・・なんてことが頭をよぎった。
頑張ろ!

 

中山道加納宿

 
今夏のお盆、久しぶりに、ふるさとの岐阜の親戚の家に行った。
在来線を乗り継ぎながら、京都から岐阜まで行くのだが、今年は、コロナのせいか、お盆の時期でも電車内は混んでおらず、ゆっくり座って乗ることができた。
 
親戚の家というのは、亡母の実家なのだが、中山道(なかせんどう)に面している。
幼い頃から、この通りが中山道だと教えられていたが、何か、それらしき町並みが残っていたわけでもなかったので、「ふ~ん」という感じでしかなかった。
 
親戚の家に泊めてもらった早朝、皆が起き出す前に、幼い頃に歩いた近隣を散歩してみようと出掛けた。
 
この通りが、現在の中山道。
 

 
少し歩いて行くと、なにやら碑が立っている。「中山道加納宿脇本陣跡」
こんな碑、昔から建ってたかなあ?気がつかなかった。
 

 
「皇女和宮御仮泊所跡」。皇女和宮が京都から江戸に嫁ぐ時に、宿泊したのだろうか。
こんなんも知らなかった・・・
 

 
皇女和宮の歌。
「遠ざかる 都をしれば 旅衣 一夜の宿も 立ちうかりけり」
 

 
「明治天皇御小休所跡」
 

 
「加納宿まちづくり交流センター」が建設中でした。
完成したら、来てみたい。
 

 
通りとしては、中山道より1本北側の通りに位置するが、お祭りの時とかに祖父に連れて来てもらった加納天満宮にも寄った。
 

 
碑は建っていても、町並みが保存されていないのが、残念な気がした。

今夏一番の暑さになる日の朝

 
天気予報によると、京都市内は、今日(8月20日)、今夏1番の暑さになるとのこと。
昨日も、京都市内の気温は38~39度に達し、深夜になっても暑さは引かず、寝苦しい夜だった。
 
今日の朝は、午前5時前に目が覚めた。深夜と違って、空気がひんやりとしており、気持ちがいい。
鴨川まで散歩することにした。
 
午前5時過ぎの鴨川。
 

 
鴨川に着くと、しばらく土手に座り、心地よい風を感じたり、川の流れに見入ったりしていた。
カモがたくさん、水遊びをしていた。
 

 

 
気持ちのいい朝だった。

「スピード感をもって」って、おかしくない?

 
2020年8月12日、広島地裁が下した「黒い雨」訴訟判決に対し控訴するという記者会見の中で、加藤厚生労働大臣は、援護対象区域について「地域拡大を視野に含めて、検証したい」との発言について「スピード感をもって」と述べた。
 
今回だけではない。
最近の大臣や官僚の政府答弁を聞いていると、この「スピード感をもって」という言葉がやたら出てくる。
この言葉を聞くたびに、私は大きな違和感を感じる。
なぜなら、「スピード感」はあくまで「感覚」「感じ」であるから、人それぞれにその感覚は異なり、すごく曖昧あるいはゴマカシの表現に聞こえてならない。
 
政府答弁は政策などの検討や実施なんだから、むしろ、それは「早急に」「速やかに」と言うべきではないかと思う。
 
 

メモリースポーツという世界

 
「あの、あれ、あれ」なんて、私の周囲ではよく飛び交う言葉。でも他人事ではない。
人の名前が出てこない、固有名詞が出てこない。
若い頃は、固定電話の6~7桁の番号ならいくつも覚えられたのに、今は、なぜか携帯電話の11桁の番号(あるいは最初の090を除いた8桁すら)が覚えられない。
年のせい?
いや、元々関心がない、覚えることが多くなった・・・と言って、モノ忘れする自分を正当化している。
 
昨夜放映されたNHKの「限界突破!全力記憶~華麗なるメモリースポーツの世界~」は、ちょっと衝撃的だった。
200桁の数字を5分で覚える。80人の名前を3分で覚える・・・
そんなメモリースポーツという世界大会まであるという。
 
なぜ、そんなことができるのか?
それは、その人が天才というわけではなく、トレーニング(場所法とかイメージ法とか、あるらしい)によるものとのこと。
もちろん、どこまで伸びるのかは、努力と素質によるものであることは、どのスポーツも同じだろうが。
 
若くなくてもできるのか?
テレビでは、外国語の単語を覚えたいということがきっかけで、メモリースポーツにはまった69歳の男性が登場した。
彼は、コンビニで30個の品を購入するというオーダーを与えられ、数分でそれを覚え、順番どおりすべて購入していった。
すご~い!
脳には可塑性があることがわかってきており、年をとってもできるんだ。
 
スマホやパソコンが何でも教えてくれるから、頑張って覚えなくても生活はできる。
でも、人間には、こんなにすごい秘めた能力があるんやから、使わないと損!
トレーニングして、ちょっとだけでも記憶力がアップすればいいなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
現在、NHK(金曜日午後10時)でドラマ放映中の「ディア・ペイシェント」。
医師で作家の南杏子さんの第2弾の小説のドラマ化である。
かなり「恐くて」面白いので、毎週欠かさず観ている。
 
南さんのデビュー作「サイレント・ブレス」は、大学病院から終末期の患者の訪問医療を扱う診療所へ「左遷」された主人公の女性医師が、死にゆく患者と関わりどう向き合うかを描いた作品で、終末期医療における医師と患者あるいは家族との関係について考えさせられた。
 
今回の「ディア・ペイシェント」は、ドラマ第3話放映までは、まだ原作は読んでいなかった。
民間病院の新人女性医師真野千晶(貫地谷しほり)が、モンスター・ペイシェント(クレーマー患者)もからんで、思い悩みながらも頑張る姿が描かれている。
どのモンスター・ペイシェントも恐いが、毎回登場する俳優田中哲司が扮する「座間敦司」は恐すぎて、観ていられない。
 
最後まで読んでみて、ネタバレになるので、これ以上内容については触れないが、モンスターペイシェントと対応しながら医師と患者との関係、民間病院の経営問題、そして主人公の医師としての成長を描いた、深く面白い作品だと思った。
 
ドラマの方の今後の展開も楽しみ。
 
 

熊本県・五木村「山うにとうふ」

 
元フラメンコ仲間との持ち寄りランチ会を、ほぼ月1回開いている。
 
7月のランチ会で、Tさんが提供してくれたのが「山うにとうふ」。
これは、熊本県五木村(いつきむら)の発酵食品で、五木屋本舗が商品開発して1996年に売り出したとのこと。
 
7月の豪雨で、五木村も各所で被害に遭ったが、五木本舗は、操業・営業を再開している。
Tさんが「山うにとうふ」と購入したのも、被災地支援の一環でもあった。
 
「山うにとうふ」は、地元の昔ながらの豆腐を、甘みが強い独自のもろみそに漬け込んで約半年間、発酵・熟成させて作る。
ベースとなっているのは800年前から地元で受け継がれてきたとされる「豆腐の味噌漬」。源氏との戦いに敗れてこの地に住み着いた平家の落人が、貧しい暮らしの中で考え出したと伝わる(2020年7月24日付け京都新聞朝刊)。
 
味は、豆腐と言うより、濃厚なチーズのよう。
酒のアテにはピッタリだろうが、酒を飲まない私でも、熱々の白ご飯にのせて食べると、それはそれは美味。
 
1度、ご賞味ください。
 
 
 
 

一年ぶりの「kinco-ya」さん

今日も、京田辺市の女性法律相談の担当日だったので、京田辺市まで出掛けた。

昨年7月に依頼者Mさんが連れて行ってくれたカフェ「kinco-ya」(きんこや)さんに、1年ぶりにまたMさんと行くことにした。
きんこさんは、元中学校の先生で、退職後、このカフェを始めた。御年70代?
1年前は、法律相談が終了してからだったので、夕方の訪問だったが、今日は、ランチを目的に午前中から訪問した。
午前11時入店。

店主のきんこさんが「きんこのブログ」を毎日書いているので、1年ぶりに訪問しても、なんだか久しぶりのような気がしない。

いつも、きんこさんのブログに登場する、美人のお友達が先客として来ておられたので、ご挨拶。
生の姿もやはり美人。あのように年齢を重ねたいと思うような方。

ランチは、生姜焼きをいただいた。

ボリュームあって、ご飯はおかわり自由。
Mさんは、人気NO1のハンバーグ。

がっつり食べたのに、二人とも、食後のデザートとして、更に、手作りケーキを注文(写真は撮り忘れました)。

今日は平日のせいか、ランチの時間もあまり混雑はなく、おしゃべりに花が咲く。
そして、後ろ髪をひかれながらも、私は法律相談へ。お仕事、お仕事。

「kinko-ya」さんから歩いて20分位の所に「甘南備山」(かんなびやま)という標高200m位の山があるので、もう少し気候が良くなったら、是非、登りに行こうと思う。

また、カフェにも寄らせてもらいますぅ~

レジ袋有料化と「プラスチック・フリー生活」

 
2020年7月1日から全国でレジ袋の有料化の義務付けが始まった。
 
しかし、国内で廃棄されるプラごみの中でレジ袋が占める割合が2%程度にすぎないことや、「バイオプラスチック」の袋など有料化を免れる「抜け道」があり、海外のように、レジ袋自体の使用禁止をしないところに、日本の環境問題に対する取り組みの遅れが指摘されても仕方がない。
 
少し前に、「プラスチック・フリー生活」(シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ著、服部雄一郞訳)という本を読んだ。
 
この本を読んで、あらためて、私たちの日常には、プラスチックがあふれていること思い知らされた。「こんなものまで?」と思うような物もある。
例えば、牛乳パック、紅茶のティーバッグ、フリース、タイツ、靴下、缶詰の内側のコーティング、歯科治療の詰め物などなど、プラスチック以外の物を見つける方が難しいくらい。
 
そして、世界中で途方もない量のプラスチックが、エベレストの高みから深海の果てに至るまで堆積する。
空気中にも広がっていることはもとより、鳥や魚がエサと間違えて食べてしまうことにより、毒素はいずれ人間の口にもたどり着くのである。
恐ろしい話である。
 
では、私たちはどうすれば良いのか?
 
「プラスチック・ゼロ」にするのは難しいかもしれないが、身の回りのプラスチックを意識し、その依存度を減らしていくことである。
この本には、その方策が、詳しく説明されている。
 
気が遠くなるようなことではあるが、一人一人が意識を持って実践していき、世界を変化させようとする様々な運動につながっていくことが大切なことだと思う。
 
 
 
 

ランチ会と誕生パーティー

 
休日に、たまに、元フラメンコ仲間と開くランチ会。
それぞれが手作りの料理を持ち寄って、ランチをしながら、おしゃべり。
 
2020年6月28日(日)のメニュー。
 

 
なかなか豪華でしょ!?
皆、料理がうまいわ。味も美味しい!料理が残ったら、お土産付きとなる。
 
この日は、6月が誕生日のNさんと7月が誕生日のKさんの合同誕生パーティーも兼ねた。
 
Tさんの妹がパティシエなので、バースデーケーキは妹さんの手作りのチーズケーキ。
 

 
NさんとKさんの年齢を足すと100歳を超えてしまうので、ローソクは年の数ではなく、「HAPPY BIRTHDAY」の文字ローソクで。
 
Tさんの美声で、バースデーソング。
 
なんと、夕方まで、おしゃべり。
楽しいひとときでした。

 
2020年6月27日(土)。
休日の土曜日は、特に予定がない限り、昼食は自宅で作って食べる。
でも、思い立って、M弁護士のブログで「美味しい」と紹介されていた、夷川通りにある「夷川なかじま」という餃子専門店に行ってみることにした。
この店の近所に職場がある友人が「いつも行列ができている」と言っていたので、午前11時半の開店と同時で、しかも土曜であれば、あまり混んでいないかもと思い、ブラブラ歩いて行ってみた。
 
案の定、客はまだ誰もおらず、これもM弁護士のブログで紹介されていた「なかじまスペシャル」という定食を注文した。
 
「なまじまスペシャル」は、ねぎ塩鶏、チャーシュー、ポテサラなど前菜5品とメインの餃子一皿がついて990円。
 

 
ボリュームたっぷりで、どれも美味しく、これで990円とは大満足であった。
 
私が入店後、次々と客が入って来たが、皆、餃子と昼間からビールを注文していた。
「餃子なんて、ビールなしでは食べられない」という誰かさんの声を聞こえてきそうだ。
 
店を出て、そのまま買い物に行って、帰宅しようと思ったが、烏丸御池に向かって歩いていると、私は、2006年に出来た「京都国際マンガミュージアム」に今まで1度も来たことがないことに気がつき、入ってみることにした。
 
京都国際マンガミュージアムは、京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガ資料の収集・保管・公開とマンガ文化に関する調査研究、これらの資料と調査研究にもとづくイベント等の事業を行うことを目的に設立された。
 

建物は、元・龍池小学校の校舎が活用されている。
 

 
2階のメインフロアーには、1945年頃から現在までの単行本が保管されており、どのマンガ本も自由に読むことができる(全館の単行本が自由に読める)。
 
最近は、マンガを読むことが滅多になく、流行のマンガ作品も全く知らない。
私の記憶では、小学校低学年の頃、「マーガレット」という少女向け週刊漫画が発刊され、それを毎週買ってもらい読んでいた。そして小学校高学年になると、「りぼん」とか「なかよし」という月間漫画雑誌を購入していた。
また、ピアノのレッスンに行くと、なぜか「少年サンデー」が置いてあり、レッスンの順番を待つ間、「おそ松くん」を愛読していた。
 
そして、修習生時代や弁護士になった20~30代の頃は、ビッグコミックオリジナルや柴門ふみ原作のマンガ、O弁護士が愛読していた「ガラスの仮面」「おいしんぼ」を借りて読んだりしていたが、次第にマンガは読まなくなっていった。
 
本当は、創刊当時の「マーガレット」なんかを読みたかったが、雑誌は、調査研究目的でないと読めないらしい。残念。
 
そのため、弘兼憲史の「人間交差点」を1冊だけゆっくり読んで、退館した。
 

自宅で最高コーヒー!

 
コーヒーの味が入れ方1つでこんなに変わるものなのかと感動した。
 
2020年6月15日放映のNHK「逆転人生」は、2014年ワールド・バリスタ・チャンピオンシップでアジア人初、日本人初の優勝を果たした井崎英典さん(1990年生)。
井崎さんは、高校中退後ひきこもり。
しかし、その後、コーヒーの修行をして、ついに、アジア人初のバリスタ・チャンピオンとなる。
これが逆転人生。
 
その井崎さんが、自宅でのコーヒーの入れ方をテレビを通じて伝授。
私は、これまでも豆のまま購入し、飲む都度、挽いているので、これは正解。
そして、いつもどおりのペーパーフィルターによる入れ方だが、ちょっとした一手間がおいしさを引き立てるとのこと。
その一手間が、みそ!
井崎さんの伝授どおりに入れてみると、同じコーヒー豆なのに、コーヒーの味がいつもより深くて濃い。
 
自宅でコーヒーをゆっくり飲むのがますます楽しみになる。
 

佰食屋さんに行って来ました

 
もうすっかり全国的に有名になった、京都の「佰食屋」(ひゃくしょくや)さん。
 
佰食屋は、長時間労働を改善することを目的とした1日ランチ100食限定の飲食店である。
ディナー営業がないため、全従業員が残業なしで夕方6時までに帰宅するという。
安心・安全をモットーに、無添加・無化学調味料の食材を使用。
京都市内にいくつか種類の異なった店舗展開をされているが、西院にある「国産牛ステーキ丼専門店佰食屋」が本店的な店だと思う。
 
行列解消のため、毎日午前9時半から整理券が配布される。
開店は午前11時。営業は午後2時半まで。
ずっと以前から1度行ってみたいと思っていたが、朝の9時半に整理券をもらいに西院まで行き、また昼頃に西院に食べに出掛けることなど、考えただけでも面倒で、行動にうつすことができなかった。
 
京都市ごみ減量推進会議の主催で佰食屋のオーナーの中村朱美さんの講演会が6月に開催されることを知り、参加を申し込み、楽しみにしていたが、コロナのため中止に。
つくづく縁がないと思った。
 
それが、6月22日、たまたま、仕事で午後、西院に行くことになった。
ふと佰食屋のことを思い出した。
西院へ午前と午後2回行くことは今だってできない。
でも、コロナの影響で、外国人観光客はもとより他府県から京都に観光客があまり来ていないので、もしかしたら、開店と同時であれば、食べられるかもしれないと考えた。
 
店は、四条通りから春日通りを下がった所のマンションの1階にあった。
こじんまりした店である。
 

 
午前11時少し過ぎた時間に店に行くと、既に、店内には、多くの客がいたが、まだ数席空きがあり、整理券なしで席を確保することができた。
やったー!来た甲斐があった。
メニューは3つしかない。ステーキ丼、ポン酢ステーキ定食、ハンバーグ定食。
オーナーの中村さんも忙しいそうに働いておられた。
 
ステーキ丼を注文する。
 

肉も柔らかく美味しかった!
 
以前、京都新聞に、中村さんが、佰食屋の「佰」の「にんべん」には、「人を大切にする飲食店でありたい」という思いがあると書かれていた。
この「人」とは、客だけでなく、「従業員」「仕入れ業者」「世界中の人(環境)」「会社(法人)」と、関わるすべての人を指すとのこと。
言葉だけで「頑張れ」なんて伝わらない。「会社の仕組みを変えていく、仕組みで人を幸せに」が中村さんのモットーである。
 
是非、中村さんの講演も聴いてみたいと、あらためて思った。
 
 
 
 
 

交通事故直後

 
昨日(6月21日)、夕食を食べた後、まだ外が明るかったので、ブラブラと散歩に出掛けた。
外は、何やらサイレンが騒々しい。
 
歩いて行くと、鴨川の二条通りの橋の東詰め(川端通二条の交差点)にパトカーが何台も停まり、人だかり。
何かあったんかな?
事故や!!
近づくと、たくさんの警察官と救急車。そして人、人、人。新聞記者もいる。
 
ヤサカタクシーや!・・・・最初は、タクシーが自転車を巻き込んだ事故かと思った。
 

 
でも、その前方の道路上には、車が1台横転していた。
車が横転するなんて、いったい、どんな事故やったんやろう。
 

 
空には、ヘリコプターも飛んできた。
 
今日の京都新聞朝刊によると、6月21日午後6時半頃、パトカーに追跡されていたワゴン車がタクシーに衝突し、弾みで自転車にぶつかった。ワゴン車は衝突の衝撃で横転した。4人重軽傷。
 
こんな事故直後に出くわすなんて初めての経験でした。
 
 
 
 
 
 
 

横田早紀江さんと京都

 
横田早紀江さん(84歳)・・・言わずと知れた、北朝鮮拉致被害者横田めぐみさんの母親だ。
 
早紀江さんと先日亡くなられた滋さん夫妻を見ていると、親の愛というのは、これほどまでに深いものかと感動する。
それだけに、眼鏡をかけた優しい顔の皺がだんだん深くなっておられるのが切ない。
 
恥ずかしながら、その早紀江さんが、京都市中京区の出身であることを、今朝の京都新聞朝刊の「読者の声」欄の投稿を読んで初めて知った。
神泉苑が子どもの頃の遊び場だったようなので、三条通付近に住んでおられたのだろうか。
そして、堀川高校出身とも。
 
なんだか、早紀江さんのことが身近に感じられる。
なんとか生きておられるうちに、めぐみさんに会わせてあげたいものだ。
 
 
 
 
 

 
6月17日から日テレで始まった「ハケンの品格」の第1回を観た。
2007年に放映されたドラマの続編である。
面白かった!!
 
主人公の大前春子は、契約延長しない・担当セクション以外の仕事はしない・残業も休日労働もしない。
「ドクターX」の大門未知子ばりのハケン社員なのである。
それもそのはず、脚本は、ドクターXと同じく中園ミホ。
 
こんなハケン社員はおらんやろ~!と突っ込みたくなるが、大前春子は、世の中のハケン社員が言いたくても我慢して言えないことを代弁してくれるから痛快だ。
また、桜を見る会、セクハラ・パワハラ、テイクアウト弁当(消費税8%)は店内では飲食禁止、などの時事ネタも盛り込んである。
 
第1回の内容で特に印象に残ったのが、30代の女性ハケン社員に対するセクハラの社内調査の場面である。
 
目撃した別の20代のハケン社員が「セクハラを見た」と訴えると、人事部の正社員たちは、被害者女性が翌日、加害者の正社員にお礼のメールを送っていることを指摘し、本当にセクハラに遭ったなら、こんなメールは送らないでしょうとセクハラを否定する。
 
実は、私が以前に関わったセクハラ事件でも同じような場面があった。
この事件は、日本銀行京都支店長が部下の女性社員にセクハラをしたという訴訟事件で、当時は週刊誌にも載り、被害女性社員の全面勝訴となった判決は判例雑誌にも掲載され、かなり有名なセクハラ事件となった。
 
事案は、ホテルのVIPルームに誘われ、その部屋でセクハラ行為をされそうになったが、逃げて難を逃れたというもの。
その訴訟の中で、加害者側は、被害女性が翌日、支店長に「自責の念にかられている」というメールを送っていること等から、被害女性も好意を持っていたなどと主張した。
 
しかし、部下がセクハラをされても、上司の機嫌を損ねたくない・怒らせたくない、どんな嫌がらせをされるかわからないことなどを恐れ、このようなメールを返すことは不自然でも何でもないのである。
 
セクハラ事件の特徴もよく描かれていた第1回だった。
 
 
 
 
 

6月の日曜日

 
近畿は、6月10日梅雨入り。
ずっと雨続きでうっとうしい日が続く。13日(土)はかなり激しい雨だった。
14日(日)は、お昼頃から雨はやんだ。
 
人も車もコロナ自粛前の状態に戻っているような感じ。
街中を歩くと、マスクをつけていない男性が目立つ。
 
大津市の友人宅でランチするため外出。
最近は、「三密」を避けるため、たまに友人と食事をする場合でも、外食ではなく、食べ物を持ち寄って集まることが多い。
女性ならでは、できること?
友人は、お好み焼きと焼きそばを作ってくれた。
ボリュームあって、結構、本格的。
 
 

 
 
私は、なすとにしんの含め煮(右)と枝豆のヴィシソワーズ(中央)を持参。
 

 
おなか一杯!
楽しいひとときでした。

アベノマスク

 
役立たずのアベノマスクが、コロナ緊急事態宣言解除後の6月1日にようやく我が家に届いた。
と、思ったら、翌日、事務所のポストにも投函されていたので、人が居住していなくても、ポストがある所には、どこにでも配られることがわかった。
きっと空き屋にも投函されるんだろうな。
これに私たちの税金が何百億円も投入されたかと思うと、本当に腹立たしい。
 
布製マスクを作ってくれている友人が、アベノマスクをアレンジして改良してくれるとは言っていたが、京都市も回収していることを知ったので、京都市に提供しようかなと考えていた。
 
でも、生活保護を受けている依頼者の方に「要りますか?」と尋ねると、「欲しい」とのことだったので、差し上げた。
役立たずのアベノマスクでも無駄にはしないぞ。
 
 
 

ブログを再開します。

 
今年2月11日を最後に4ヶ月間ブログは止まったままとなっていました。
世間では、コロナ禍が始まりつつあった時期でもあり、その後は、想定を超える社会状況となりました。
そして、私自身をめぐる状況も色々なことが起こり、毎日事務所に来て仕事は続けていましたが、ブログだけは書くことができなくなっていました。
 
コロナの緊急事態宣言解除の動きと並行するように、私自身も周囲の環境も少しずつ落ち着き始め、やっとブログを書こうかなと思うようになってきました。
多かれ少なかれ誰もが感じていることだろうと思いますが、本当に周囲の人たちの支えがあって、私たちは生きているということを実感しています。
 
少しずつ前を向いて歩んでいこうと思っています。

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