1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

桜・2017~若王子神社の裏山の陽光桜~

 
今年は3月末まで寒い日が続き、4月に入って、京都の桜もようやく開花し始めた。
それなのに、今週末は、ずっと雨予報。
散ってしまわないことを願うばかり・・・
 
昨年のブログでも紹介した「陽光桜」。
この陽光桜は、戦時中に教師として軍国主義教育を行い、多くの教え子を戦争で死なせてしまったという鎮魂の思いと平和への願いを込めて、愛媛県の高岡さんが開発した品種である。
早咲きの桜で、色はとても濃いピンク、枝が上方に向かって伸びているのが特徴。
 
昨年、若王子神社の裏山に、この陽光桜の「穴場」スポットがあることを知り行ってみたが、昨年は4月2日の時点で既に散り始めていた。
今年は、どうだろうか・・・ソメイヨシノはまだ咲き始めだが・・・
 
仕事の合間をみて、4月5日の昼に行ってみた。
若王子神社の裏山を登る。上り7~8分。
 

 
坂道を登りきると、パッと視界が開け、鮮やかなピンク色が目に飛び込んできた。
咲いてる!咲いてる!
ほぼ8分咲き。
 
 

 
花見の人も数人しかいない。
若王子神社付近のたくさんの観光客はいずこへ・・・
 
じっくり陽光桜を楽しむことができたひとときだった。

今年の初登山は比叡山へ

 
4月2日(日)は快晴だったので、今年初めての登山として、比叡山に登ることにした。
全国的に桜の開花は遅く、京都市内もまだほとんど開花していない。
晴れていても、外は寒い。
午前8時過ぎに自宅を出発。
 
上りは、雲母坂(きららざか)登山口から。
 

 
上り始めは、結構、急坂である。
東山トレイルと合流する辺りからは、登山者よりトレランのランナーたちが増えてくる。
必死に登っている私の横をスイスイ追い抜いて行く。
 
ケーブルカー乗り場に到着。
京都市内が一望できる。晴れていて絶景。
 
更に、スキー場跡地を経て、つつじヶ丘へ。
昨年5月に登った時は、つつじが満開だったが、今年は、つつじはもとより、桜もまだ。
花は何も咲いていなかった。
もう1度、5月に登ろうかな。
 
つつじヶ丘から展望できる比良山には、まだ雪が残っていた。
 

 
つつじヶ丘で早めの昼食。
恒例の焼き肉と焼きそばを作って食べる。
ジッとしていると、寒い。
 
下山は、赤山禅院への登山道を下る。
午後1時半には帰宅。
 
今年の初登山としては、マアマアの体調かな。
でも、翌日は、結構、太ももが痛かった。
 
 
 
 
 
 
 

面会交流事件の研修会

 
昨日3月28日、京都弁護士会で、面会交流事件の研修会が開催されました。
 

 
近時、家裁への面会交流の申立は増えており、2013(平成25)年には初めて1万件を超えました。
子どもの数の減少や父親も育児に関わることが増えていることなどから、離婚原因とも絡んで面会交流の紛争が長引くことが多いというのが実感です。
 
今回は、御池心理療法センター代表でNPO法人子どもの心理療法支援会理事長の平井正三先生に講演していただきました。
平井先生は、子どもの心理の専門家で、近畿圏内の家庭裁判所においても研修会講師をされている方です。
 

 
まず、心理療法をどのように進めていくかについて説明され、次に、これまでに実際に扱われたケースをいくつか紹介されながら、子どもが「面会」という事態に直面して、どのような心理状態になるのか等についてわかりやすく解説していただきました。
 
平井先生が強調されたのは、別居親が子どもに会いたいという気持ちはよくわかるが、しかし、何よりも、子どもの気持ちや権利を第1に考えるべきだということでした。
たとえ、子どもが監護親の気持ちを配慮して「会いたくない」と言った場合でも、それも含めて子どもの「判断」なのだから尊重しなければいけないということでした。
子どもが面会交流を楽しむようなものでないと子どもの発達に資することはない、という言葉が印象的でした。
 
今後の仕事に役立てていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

恩師、来京

 
岐阜に住む中学時代の恩師が、3月25日に京都に来られるとの連絡をいただき、お目にかかった。
恩師ももう80歳だが、来月も大阪に旅行へ行かれるとのことで、お元気。
昨年11月の中学の同窓会で久しぶりにお目にかかり、「今度、京都に行くから」と話され、この日を楽しみにしていた。
この日の京都は、晴れてはいたが、まだ冬の寒さが残っていた。
 
ご夫婦で来京され、奥様にお目にかかるのは10数年ぶり。
 
ご夫婦共に高齢となり、恩師は「終活」に関心があるとのこと。
子どもがいないので、ご自分が先に逝った場合の残された奥様の生活が心配とおっしゃる(優しい!)。
でも、私は「先生が一人残った時の方が心配です」と申し上げると、奥様も同感。「なるようになるわよ」とさすが女性はたくましい。
話を聞くと、岐阜を中心に、色々な職業についているたくさんの教え子がいるようなので、安心した。
 
昼食を食べながら、ひとしきり「終活」などの話をした後、相国寺の承天閣美術館へ。
承天閣美術館では、現在、生誕300年記念の伊藤若冲展「後期」が開催されている。
実は、奥様は、日本画や水墨画を教えられているほどの方なので、是非、ご案内しようと思っていた。
伊藤若冲は、生誕300年ということで、テレビで何度も取り上げられ、今、ちょっとしたブームだが、承天閣美術館は、あまり混み合っておらず、ゆっくり作品を見ることができた。
何度見ても、その筆使いの技や生き物たちの生き生きとした動きの描き方は、感動的だ。
 
その後は、京都御所へ。
 
たくさん歩かせてしまって、さぞかしお疲れになっただろう。
でも、楽しいひとときだった。
 
 

 
この連休は、今冬最後のスキーをしに、岐阜県郡上市へ行って来た。
 
3月18日(土)と19日(日)は、ダイナランドと高鷲スノーパークで滑る。
このスキー場は、オリンピック選手がスノーボードの練習をしていたゲレンデとして有名で、圧倒的にボーダーが多い。
しかも、早朝午前5時からオープンするので、ホテルで朝食を食べ終えて午前9時半頃にゲレンデに出かけても、鏡のような斜面は全く期待できない。
 
3月20日(月・祝)は、朝、ウイングヒルズ白鳥スキー場へ移動。
その途中、ひるがの高原の「分水嶺」の前にある「ハム・ベーコン小舎グリュン」に立ち寄る。
 
実は、友人のMさんに岐阜にスキーに行くと話したところ、Mさんの親戚がひるがので無添加の手作りハム・ベーコンの店をしており、時々テレビでも取り上げられると教えてくれたので、今回、是非、立ち寄ってみようと思っていた。
 
「分水嶺」は、以前に大日岳に登りに来た時に見たが、今回は、すっかり雪の中に埋もれていた。
でも、グリュンはすぐに見つかった。
 

 

 
店主は、長年ハムの会社に勤められた後、退職後、ハム屋の原点に返り本物のハム作りを目指して、2011年からグリュンの店を作り、人生の再スタートをされたとのこと。
なんでも、スキーの元国体選手という経歴もお持ちとか。
 
「スキーはされてるんですか?」「今年は、半日しか滑ってないなあ」などとおしゃべりして、塩だけのロースハムとベーコンを購入する。
 
そして、ウイングヒルズ白鳥スキー場へ。
ここは、夏スキーも出来るスキー場で、大日岳への登山口の1つでもある。
 
以前、夏に大日岳に登った時に撮影した夏のスキー場。
スキー部の学生さんたちが練習していた。
 

 
冬のスキー場(普通です)
 

 
今冬は、昨年のようにケガをすることなく、無事にスキーの季節は終了した。
 

もう3月中旬なのに・・・園部は雪でした

 
昨日午前は、京都家裁園部支部で離婚の裁判。
天気予報では、日本海側は雪が降る可能性もあるとのことだったので、3月中旬であるにもかかわらず、真冬のような服装で出かけた。
 
京都市内は、小雨。
京都駅からJR山陰線に乗って園部駅まで。
亀岡辺りまでは、雪は降っていなかったが、園部に近づくにつれ、雪。
園部駅まで迎えに来てくれた依頼者の車にも雪がうっすら積もっていた。
 
ずっと雪が降りしきるというような天候ではなかったが、裁判所に着いてからも、降ったりやんだり。
 
午後、京都市内に戻ると、雨はやんでいたが、風が強く吹いて、とても寒かった。
 
この寒さも今週までかしら・・・・
 
 

青森の米「青天の霹靂」をゲットしました。

 
2015年8月11日付け当ブログで紹介した、青森県の田舎館村(いなかだてむら)の田んぼアート。
私が訪れたその年の第1田んぼアートの絵柄は「風と共に去りぬ」、そして「青天の霹靂」という文字。
 

 
最初に見た時、「青天の霹靂」って何のこっちゃ?と思ったが、それが、青森県が長年開発を続けた米の名前であることを知った。
 
東北地方は、米どころと言われるが、実は、青森県には特Aランクの銘柄の米がなかった。
そこで、青森県は10年の歳月をかけて開発し、この「青天の霹靂」がついに2014年産米の食味試験において、特Aと評価されたのである。
「青天の霹靂」という名前は、「青」は青森の青、「天」は遙かに広がる北の空、「霹靂」は稲妻。
稲に寄り添い、米を実らせ、晴れ渡った空に突如現れる稲妻のような鮮烈な存在になりたいとの思いが込められているそうだ。
 
私は、夜はほとんど米飯を食べないので、米の消費量は少ない。
いつもは、山形県産の「つや姫」を購入している。
「青天の霹靂」も食べてみたいと思っていたが、これまで京都のスーパーや米屋では見かけたことがなかった。
それが、最近、生協の共同購入のチラシで扱われていたので、買ってみることにした。
 

 
ブルーの袋も青森らしく、しかもなかなかお洒落なデザイン。
 
早く食べてみたい!
 
 
 
 
 

 
医師の早川一光(かずてる)先生は、大正13年生まれ。
長い間、京都の堀川病院で医師として活動され、その後も地域医療に携わり、「わらじ医者」と慕われている。
また、最近まで、KBS京都で毎週土曜の朝6時半からのラジオ番組「早川一光のばんざい人間」のパーソナリティーもされてきた。
歯に衣を着せない軽妙なトークは、人気だった。
 
現在は、ガン闘病中のため自宅で療養されているようだが、京都新聞朝刊に「早川一光 聞き書き こんなはずじゃなかった」という連載が掲載されている。
早川先生の話をフリーライターが「聞き取って書く」という方法で掲載されているようだが、その内容が毎回とても興味深い。
 
早川先生は、医師として、多くの人をみとり、老いや死について語ってきたはずだった。
しかし、自身が患者となり病に向き合うと一変、心が千々に乱れた。
「俺がこんな弱い人間とは思わなかった」・・・「こんなはずじゃなかった」
 
「夜が怖い」「死が怖い」
そんな本音が語られる中に、変わらない人間に対する優しさや医療への思いがあふれている。
 
2017年3月9日付け京都新聞の連載のタイトルは「熟すように老いたい」。
「さみしい。病気をしてから、僕の胸を何度もよぎる感情です。」
と書き出しは始まる。
そして、早川先生が講演でよく話されていたというネタ「知らん間に後ろから忍び寄ってきて、いきなり『おい』と肩をたたく。それが『老い』です」を「ほんまにその通りだった」と続ける。
更に、早川先生は、今までと違う角度から、老いを眺めることにした、と語る。
「しぼんでいくと思ったらあかん。枯れていくんやない。熟れていくんや。」
結びは、「できるだけ熟していきたい。常に頭を軟らかくし、たくさんの人にくらいついてもらいたい」
 
早川先生の1つ1つの言葉が深い。
私も熟女まっしぐらや!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
2016年9月20日付けの当ブログで紹介した本「下流老人」(藤田孝典著)。
その藤田さんの講演が、昨日3月1日夜、京都弁護士会主催で開催された。
 

 
開会の5分前には、会場は超満員。約200人を超える参加者と思われた。
藤田さんは、著書「下流老人」がベストセラーとなり、テレビへの出演や国会で参考人として発言するなど有名で、私も著書を読んで以来、是非、生の話を聞きたいと思い、参加した。
 

 
藤田さんは、「自分は暗い話しかしない」と言いつつ、NPO法人ほっとプラスに年間約500件も寄せられる相談など、現在、高齢者が置かれている生の現実をも交えて軽妙に語ってくれた。
 
日本の65歳以上の高齢者の5人に1人は貧困で、更に、単身高齢男性は38.3%、単身高齢女性は52.3%が貧困とのこと。
その意味では、高齢期は誰もが貧困に陥る可能性がある。
例えば、夫婦二人で年金月20万円で生活できていても、娘が離婚して孫2人連れて実家に戻ってきたら、一家5人での月20万円生活は一変に破綻してしまう。
 
しかし、日本の年金制度は、改悪される一方で、給付水準はどんどん下がっている。
 
従って、日本の高齢者は、年金だけでは生活できず、生き甲斐や楽しみのために働くのではなく、「お金」のために働かざるを得ない。
しかし、労働環境は過酷で、事故を起こしたり、労働災害にあう高齢者が増加する可能性が大きい。
藤田さんは、それを「過労老人」と呼んでいた。
 
では、下流老人問題を解決するには、どうすればよいか。
自助努力だけでは限界があり、社会を変えていかなければ本当の意味での貧困は解決しない。
あと、個人としてできることは、生活保護を受けることを自ら否定せず、また、様々な社会福祉制度を活用すること。
また、地域社会へ積極的に参加し、地域との関係性をつくることが大切。
 
今後も自分自身の問題として考えて取り組んでいきたい。
 
 

 
ここ数年、冬になると、肌の乾燥のせいか、特に腹部や背中などがとてもかゆくなっていた。
保湿クリームや何か薬剤などを塗らないといけないかなあと悩んでいたところ、テレビの健康番組で、入浴の時、お風呂にビタミンCの粉末を入れると効果があると言っていた。
 
そこで、まず、昨年12月6日付けのブログでも書いたが、ゆずをたくさんいただいたこともあり、何日か「ゆず風呂」に入ってみた。
あれ? かゆくなくなった・・・
 
その後、ゆずが無くなってしまったので、薬局へ「ビタミンC」を買いに行った。
正式には、アスコルビン酸の原末と言うらしい。
1ビン1000円以上したが、1回の入浴で、専用のさじ(耳かき程度)2杯位の量で良いらしいので、これは1年位使えるかも。
 
引き続き、かゆくない!効果あり!
 
ネットで調べると、体質にもよるらしいが、お風呂にアスコルビン酸を入れると、水道水の塩素が中和(除去)されるため、かゆくなくなるとのこと。
 
自分で体験してみて効果があったので、紹介しました。
 

24時間営業 中止広がる

 
ファミリーレストランなどの外食チェーンで、24時間営業をやめるなど深夜営業を見直す動きが広がっている(2017年2月11日付け読売新聞朝刊)。
 
深夜営業の店が増えてきたのは、いつ頃からだっただろうか。
おそらく1980年代頃からだったような気がする。
私自身は、コンビニも含めて深夜に店に行くことはほとんどないが、残業で夜遅くまで働いている人や不規則勤務・交代制勤務の人などにとっては、深夜に店が開いていることは便利なことだろうと思う。
でも、そうやって深夜営業の店を利用する人も、またその深夜営業の店で働いている人も、人間の生理学的観点からすると、不健康な働き方をしていることを忘れてはいけない。
 
そんな中、全国に約220店舗を展開するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」では、今月から24時間営業の店がなくなったとのこと。
同様の動きは、「ガスト」「バーミヤン」「日本マクドナルド」にもある。
 
背景にあるのは、深夜帯の客の減少や従業員の確保が困難なこと。
私たち自身も自分たちの生活や働き方をもう1度見直してみる必要がある。
 
人間らしく生きたいものだ。

過酷な販売、恵方巻きのノルマで悲鳴

 
節分に恵方を向いて巻き寿司を食べるという「恵方巻き」の習慣は、もともとは大阪を中心した関西が発祥らしいが、大手コンビニが全国に広めたことによって、今や、節分の全国的な習慣になっている。
 
2月3日、いつも行く生鮮食料品店には、お刺身などの魚用のショーケースの中に、所狭しと恵方巻きが置かれていて驚いた。
 
でも、それにも増して驚いたのは、2月2日夜9時からのNHKニュースで報道された、大手コンビニの恵方巻き販売ノルマの実態だ。
 
NHKの取材に対して、ある女子高生は「50本売るように指示され、30本は友人に売ることができたが、残り20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えたという。
 
コンビニのオーナーによると、恵方巻きのシーズンを前に、本部の社員から「販売目標」が示され、本部の目標は絶対だという。
コンビニ各社は、「強制ではない」と従来どおりのコメント。
しかし、実際には、販売ノルマが課され、それを従業員に割り振ったり、あるいは大量の売れ残りが出て廃棄したり・・・
 
フランチャイズ契約のあり方、従業員の働かせ方、そして食品ロス・・・いくつもの問題が海苔巻きをみるたびに私の頭の中をよぎってくる。
 
ちなみに、恵方巻きは食べませんでした。
 
 
 
 

BS朝日放映、ランプの山小屋「船窪小屋」

 
1月31日夜、BS朝日で、長野朝日放送25周年特別番組「北アルプス稜線のふるさと ランプの山小屋たより」というタイトルの番組が放映された。
 
舞台は、北アルプスにある船窪小屋、そしてそこの小屋主である松澤さん夫婦(80歳)。
 
船窪小屋は、心温まるランプの小屋として有名で、私も、2012年8月、おかあさん松澤寿子さんに会いたくて、船窪小屋を訪れた(その時のブログは、右の検索欄に「船窪小屋」と入力してご覧ください)。
到着した登山者には、暖かいお茶でもてなし、夜は皆で輪になって団らん、出発時は鐘を鳴らして見送ってくれた。
 
テレビでは、船窪小屋を取り巻く北アルプスの美しくかつダイナミックな風景とともに、小屋明けから小屋仕舞いまでの、松澤さん夫婦とそれを支えるボランティアの方たちの姿、そして松澤さんに会いたい一心で厳しい登山道を登って来る登山者たちを映し出していた。
 
80歳を区切りに辞めるという寿子さんの固い決意。
合間を見ては、引継のため、ノートに夕食の手作りレシピを書き込む寿子さん。
ボリューム満点でおいしいかったな・・・
 
今後は、息子さんが経営を引き継がれるとのこと。
 
もう船窪小屋へ行っても寿子さんに会えないかと思うと、ちょっぴり淋しい気もするが、いつまでもお元気で。
 
 

高齢者住宅に住むMさんに会いに

 
2013年4月13日のブログで書いた元依頼者のMさん。現在、82歳。
難病を抱えながら、京都地裁近くのアパートで一人で車イス生活をしておられたが、一人での生活が難しくなり、2013年4月左京区北部にある高齢者住宅に移られた。
 
そのMさんから、今週、久しぶりに電話があった。
体調がおもわしくなく、もう長くないと思うから会いに来てほしいという内容だった。
電話に出た事務局の話によると、会話は弱々しかったとのこと。
心配になった。
 
そこで、1月18日、時間をやりくりしてMさんに会いに行った。
今週初めに降った大雪も、事務所周辺はもうすっかり溶けてなくなったが、Mさんの住宅の周辺は、まだたくさんの雪が残っていた。
 
久しぶりに会ったMさんは、かなり体力が弱っているように見えた。
それでも、私に伝えたい内容は、時間はかかったが、きちんと話をされた。
高齢者住宅の処遇というのは色々だと思うが、本人の歩行が困難になると、簡単なことでも、本人の希望どおりには援助してもらえないこともたくさんあると実感した。
 
また、来週も伺うことにした。
私が伺う時、あるいは在室している時間の中で、私ができることは、何でもしてさしあげようと思っている。
 
 
 
 
 
 

初春の花の香り

 
友人Iさんが、庭に咲いた花を、わざわざ事務所まで持って来てくれた。
Iさんとは、もうずいぶん前に、フラワーアレンジメント教室で知り合い、二人とも花が大好きで、花の話題だけで話がはずむ仲。
 
スイセンとロウバイ。
事務所内一杯に、初春の香りが広がった。
 

 

 
スイセンもロウバイも、まだまだ寒さが厳しい時期に咲いて、私たちをなごませてくれる花だ。
 
 

 
一昨年から昨年にかけて、歯周病による歯ぐきの痛みに苦しんだ。
2015年6~7月に治療を受けたが、その後も、時々、痛みや腫れが続いた。
でも、その痛みも昨年12月からは、なぜか、全くと言っていいほど無くなった。
 
歯のケア方法としては、歯周病とわかるまでは、朝食後の歯みがき、寝る前には歯みがきとデンタルフロスをしていた。
その後、テレビのある番組を観て、実は、朝起きた時に、口中には細菌がたくさんいるということを知り、それからは、朝、起きた直後の歯みがきも加えた。だから、朝は2度歯をみがく。
痛みがなくなったのは、一時的なものなのか、または、起床時の歯みがきが効を奏しているのかは全くわからない。
 
そんな中、たまたま、書店で「歯はみがいてはいけない」というこれまでの常識を覆すような本に出会った。
 
著者である森医師は、「日本式の1日3回の歯みがき」が、歯や歯ぐきにダメージを与え続け、歯周病を引き起こし、歯の喪失はもとより、口臭や全身病の原因となっていると言う。
食後すぐに歯みがきをするデメリットは2つあるという。
1つ目は、歯が削れてしまうこと。歯は飲食直後は軟らかくなるため、歯ブラシの毛先によって歯が削れてしまう。
2つ目は、唾液の恩恵を受けられないこと。食事直後の唾液は、軟らかくなった歯を元の硬さに戻す役割を果たしていたのだが、唾液が歯みがき剤と一緒に口の外に流れ出てしまう。
 
じゃあ、どうすればいいのか?
大切なのは、プラークコントロール(歯垢除去)。
だから、夜寝る前と朝起きたときに歯間ブラシやデンタルフロスでプラークコントロールをするのが良い。
それでも、すべての歯垢を除去することはできないため、3~4ヶ月に1度歯医者で歯垢ケアを受けるといいとのこと。
 
最近、一般向けの腸や目の本は、書店でたくさん見かけるが、歯に関する本は珍しく、興味深く読むことができた。
 
 
 
 
 

高齢者の定義を変える?!

 
2017年1月5日、日本老年学会などは、現在は65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上に見直し、前期高齢者の65~74歳は「准高齢者」として社会の支え手と捉え直すよう求める提言を発表した(2017年1月6日付け京都新聞朝刊)。
准高齢者は、仕事やボランティアなど社会に参加することを期待されている。
背景には、医療の進歩や生活環境の改善により、10年前に比べ、身体の働きや知的能力が5~10歳は若返っていると判断されたことがあるよう。
 
確かに、私のまわりにも、元気な65歳以上の方々がたくさんいる。
でも、この報道に接した時、「エッ!なんで?」と手放しに喜べなかった私って、ひねくれ者?
 
高齢者の再雇用が進んでいるが、賃金は、大幅に減額される。
公的年金の支給開始年齢も段階的に引き上げられていく。
日本老年学会などは「提言は医学的なもの」と強調するが、そんな動きに拍車がかかるのでは・・・と心配になる。
 
呼び名がどうであろうと、何より、年を重ねても、安心して生き生きと生活できる社会になっていかないとね。
 
 
 
 
 

明けましておめでとうございます

 
明けましておめでとうございます。
本日から、事務所での新年の仕事がスタートです。
 
年末年始、食べ過ぎたため、昨日は、少しだけRUNをしながら錦市場まで行き、正月の雰囲気を味わってきました。
その後、事務所で仕事。
また、日常が戻ってきました。
 
今年もよろしくお願い申し上げます。
 

 
友人Aさんからいただいた鶏の置物です。カワイイ!
「大笑い」できる年になると良いですね。
 
 
 

2016年を振り返って

 
今年も今日を含めてあと3日を残すところとなった。
 
対外的な事務所業務は、昨日の正午で終了したが、午後は、事務員さんと一緒に事務所内の掃除。
夜は、私の友人の紹介の方の法律相談を受けた。
今日も、遠方に住む依頼者が京都に来られることがわかり、午後から打ち合わせの予定。
なんか最後までバタバタ。
よって、自宅内は、全く片付いていない。トホホ・・・
 
今年1年を振り返ると・・・
 
仕事については、丁寧にすること、そして依頼者とのコミュニケーションを大切にすることを心がけた。
高齢の依頼者の方の場合には、ご自宅に伺うことも何度かあった。
 
健康については、この1年、大きな病気はしなかったが、2月に膝を負傷するというアクシデントに遭い、「歩けない」というつらさを味わった。幸い、今は、登山もスキーもできるようになった。
また、歯周病にもかかったため、以前よりも、毎日、丁寧な歯のケアを行うようになった。
 
生活面では、「ミニマリスト」を知ったことが、私の日常に少し変化を与えてくれている。
なかなか思い切って物を減らすことはできていないが、掃除が苦手な私が日々のチョコチョコ掃除を行うようになったので、掃除が少し楽になった。
そして、何より、物よりも大切なもの・・・自分の時間、人との時間、自然、健康、心などへの比重がより高まっていった。
今年亡くなった登山家田部井淳子さんが、生前、病におかされながらも、福島の高校生たちに登山を通じて「あきらめない」という気持ちを伝えていったように、目に見えない何かを伝えられるような生き方がしたいと思った。
 
4月から通い始めた、Aちゃんの料理教室では、食に対する考え方等とても勉強になっている。また若い生徒さんとの交流も楽しい。
 
いくつになっても、新しいことに挑戦する気持ちを忘れないでいたい。
さて、来年は、どんな出会いがありますやら。
 
 
 
 

手作りのフォーク

 
友人のCさんから、彼女のパートナーさんが手作りされたフォークをいただいた。
何と、名前入り。
 

 
嬉しい。大切に使わせてもらおう。
 

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