これは、今朝の京都新聞朝刊に掲載された佐藤卓己京都大学教授の「論考2017」の見出しである。
「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください」・・・だが、大地震などに比べると、その対応策はリアリティーに乏しい。
そんな書き出しから、この論考は始まる。
私も、いつぞや、北朝鮮がミサイルを発射した際のテレビニュースで、上記のようなアナウンスを耳にした。
確かに、内閣官房の「国民保護ポータルサイト」にもそのような文が書かれてある。
でも、違和感を覚えた。
外に出ても、誰も不安がったり、もしミサイルが飛んで来たらどこに避難しようというような会話すら聞かれない。
第一、北朝鮮のミサイルというのは、建物や地下に避難すれば助かる程度の威力しかないのだろうか・・・
以前から気になっていたのは、安保関連法案などの戦争法や自衛隊の海外派兵などが国会などで取り上げられるのを軌を一にしたように、テレビニュースやワイドショーなどで北朝鮮ミサイル報道がなされることだ。
まるで、日本も軍隊を持たなければ国を守れないかのごとく、国民を煽っているような気がしてならない。
佐藤教授によると、北朝鮮と戦争になれば、より深刻な事態に陥る隣国の中国や韓国では、これほどの過熱したミサイル報道は見られないという。
そもそも北朝鮮にとって、核兵器も弾道ミサイルも、使ったら最後、自らの体制崩壊を招く「終末兵器」であるので、これらは対外的には「顕示的(ひけらかし)兵器」であり、対内的には「心理戦兵器」でもある。
日本メディアの過熱報道は、北朝鮮の国策プロパガンダに無料で放送枠を提供しているに等しい。
それに対抗するには、まず相手の期待通りには映像を流さないことが重要であるにもかかわらず、映像を垂れ流す日本メディアの意図は何か。
佐藤教授は、北朝鮮の脅威は、安倍政権が進める安全保障政策の追い風となると見越して、あえて日本政府との「共犯関係」を維持しているという見立てをされている。・・・納得!
しかし、更に、佐藤教授は、「警報」の訓練の前に必要なのは、情報の意図を見抜くわれわれ受け手のリテラシーの向上だと結ばれている。
テレビや新聞だけでなく、SNSの発達によって、世の中には様々な情報があふれている。
どういう意図で情報が流されているのか、何が真実なのか、しっかり見抜くリテラシーを身につけるよう、私たちは日々努力する必要がある。
ブログ マチベンの日々
6月11日が高校の同窓会だったので、前日10日、久しぶりに郷里の岐阜へ出かけた。
前日に行ったのは、小学校時代の恩師T先生と会うため。
T先生は、小学校時代、担任ではなかったが、好きな先生の一人だった。
小学校卒業後は、年賀状を交換するだけだったが、T先生は、退職後の64歳の時、京都造形大学の学生として陶芸の勉強に京都に来られ、そのことを取り上げた記事を新聞で読んだことをきっかけに、小学校卒業以来初めてお目にかかり、以来、交流が続いていた。
今年2月、T先生からお手紙をいただき、87歳であること、3年前に心筋梗塞で入院されたり腸捻転の手術をされたこと、そして昨年、悪性の癌が発見され、2回も手術を受けられたことなどを知った。
早く会いに行きたいと思いつつ、ズルズルと時間だけが経過し、やっと6月10日再会の運びとなった。
T先生は、想像していたよりはお元気そうで、その日も、所属されている団体の会合に出席されていたとのことだった。
奥様も病気なので、T先生が食事などは作られているようで、知らなければ、そんな重篤な病を抱えておられるようには見えない。
「自分が老老介護となるとは思ってもみなかった」と言われたが、二人の子どもさんが、岐阜や愛知におられると聞いて安心した。
互いの近況や京都の話、小学校時代の話などで、話題はつきなかった。
1日も長く元気でいてほしい、また米寿のお祝いもしたい、そんな思いで別れた。
2015年5月28日付けブログで「ピースサインと平和運動の歩み」について書いた。
その際、引用した京都新聞の記事により、第2次世界大戦中、反ナチスの象徴として勝利のビクトリーを意味するVサインが欧州で広まり、これを60年代後半のアメリカで平和の象徴としての「ピース」に変え、日本に伝わったことを紹介した。
私も写真を撮られる時には、ほとんどいつもVサイン(ピースサイン)を出してしまう。
でも、今、このVサインに「待った!」がかかっている。
それが、2017年6月7日付け京都新聞夕刊の記事。
それは、インターネットに「Vサイン」をした写真を掲載すると、「指紋が盗まれる」かもしれない、という驚くべき内容。
デジタルカメラなどの進歩で、指の写真から指紋を読み取ることができるようになったためだ。
最近、オフィスへの入退室やコンピューターの利用許可などさまざまな用途のために、本人確認をする生体認証として、指紋はよく使われる情報である。
しかし、その指紋がデジカメで撮影された写真から読み取られてしまう。
確かに、デジカメで遠目に撮影された写真でも、拡大すると、顔のシワがくっきりと見えてしまうことからも、さもありなん。
盗んだ指紋を悪用した成り済ましが出てくると、深刻な事態につながりかねない。
これに対し、国立情報学研究所のチームは、盗難を防ぐ方法の開発を進めており、「1,2年後には実用化したい」としている。
Vサインにこんな落とし穴があったなんて、ビックリ!
6月4日は、虫歯予防デー。
友人Iさんが、私がブログで「歯周病になった」と書いたのを読んで、「是非、使ってみて」と勧めてくれたのが、ジェットウオッシャーと呼ばれる口の中の洗浄器。
水のジェット噴射で掃除をする機械があるが、あれのミニ版みたいなもの。
Iさんは、もう20年以上前から使用しているようで、歯はとても健康で、手放せないとのことだった。
そんな物があるとは知らなかった。
早速、ヨドバシまで行ってみた。いくつかの会社から製品が出ている。
色んな人のブログを読んで、パナソニックのドルツの新製品を買おうと決めていた。
ところが、値段が1万円以上もする。躊躇・・・
帰宅してネット(楽天)で探す。
約8000円で楽天ポイントが1000点つくのがあったので、ネットで購入することに決めた。
先週から早速使い始めている。
洗面所で口を下にして、ノズルを口にの中に入れて、歯と歯の間、歯の表面、歯茎に水をジェット噴射する。
私は、歯を磨いた後にフロスをしてから、ジェットウオッシャーを使用するので、それほど汚れは出て来ないが、それでも、たまにフロスで取りきれなかった汚れが落ちてくる。
そして、使い終わった後は、口の中がなんとも言えずとても爽快。
オススメ!
昨日6月1日付け京都新聞朝刊に、木内現会長をはじめとする歴代会長その他の京都弁護士会の賛同会員で、「テロ等準備罪(共謀罪)はいらない!」という意見広告を出しました。
当事務所の村井弁護士は賛同元会長として、私は賛同会員として、名を連ねました。
以下は、意見広告の内容です。
私たち市民は、いつでも、どこでも、誰とでも、自由にものごとを考え、集まり、話をすることができる社会に生きています。これが日本国憲法の保障する、思想・信条の自由であり、集会・結社・言論の自由です。
かつて、私たちの国には、こういった自由が保障されない時代がありました。そして、今、国会に提出されている法案により共謀罪が新設されれば、私たちの社会から、再びこの自由が奪われることになりかねません。
政府は、過去3度廃案になった共謀罪を「テロ等準備罪」と言い換え、テロ対策の名目を持ち出して法案を成立させようとしています。しかし、法案の本質は何も変わっていません。テロリズムという言葉を入れても対象となる集団はなんら限定されず、対象となる犯罪も、テロと無関係な行為を広く含んでいます。そして何より、これまで処罰の対象とされていた行為や結果ではなく、その計画の段階を犯罪とするこの法案は、人の内心やコミュニケーションを処罰するものに他なりません。犯罪となる範囲を飛躍的に拡大し、曖昧にすることこそが法案の本質です。共謀罪が成立すれば、誰にでも、いつでも、犯罪を計画しているという疑いをかけ、捜査の対象とすることができるようになります。共謀罪は、権力による市民の監視を容易にし、市民による権力の監視を困難にするものです。
私たちは、これからも、自由に考え、集まり、話ができる社会に生きたいと強く願っています。私たちの社会に共謀罪は要りません。今国会において、テロ等準備罪という名の共謀罪に新設する法案を廃案とするよう強く求めます。
2017年5月26日金曜日の夜、私が所属する法律家団体が「『子ども食堂』を考えよう」という例会を企画してくれたので、参加した。
場所は、京都市左京区にある「こども食堂のようなファミごはん」改め「あまなつだれでも食堂」。
毎週、金曜日夜、食堂が開かれている。
この食堂は、昨年、子ども食堂のシンポジュウムに参加した時に、パネラーの一人であった林葉月さんが運営者の一人となっている食堂で、シンポジュウムで話を聞いて以来、一度、行ってみたいと思っていた。
場所は、左京区浄土寺の住宅街の民家。「甘夏ハウス」という看板が出ている。
午後7時が集合時間だったが、参加者の弁護士以外に、子ども達や親御さん達で、とてもにぎやかな状況だった。
畳敷きの部屋に、何台かテーブルが置かれ、好きな場所に座る。
壁際には、本日のメニューが並べられているので、好きな量だけ食べてよい。
今日は、ミートスパゲティーと豆腐サラダそしてスープ。
暖かいし、美味しい。
(料理の写真を撮り忘れてしまった・・・)
忙しい合間をぬって、運営者のお一人から、簡単に報告をいただく。
・開始は、2016年2月26日から。毎週金曜日。
・高放射線量地域で暮らす子どもらのための保養合宿で調理を担当されてきた3人で始める。
・食堂の名前を今年4月から変えたのは、「ファミ」が「家族」を連想させること、「こども」だけでなく、幅広い年齢層の人に来てもらいたいから。
・現在は、子どもとその親の来訪が中心。1回に20人から30人が参加。
・食事代は、18歳以下の子どもは無料。おとなは、基本は500円だが、いくら払ってもよい。
・行政にはモノを言いたいから、お金はもらっていない。
・会計は、カンパなどでまかなわれている。
・宣伝方法は、近隣の小学校にちらしを持って行ったりしている。
・経済的貧困だけでなく、「つながりの貧困」もあるのでは。地域の中で夏祭りのようなものも開催していきたい。
「無理しないこと」「続けること」を念頭にされてきたということだが、食材にも良質なものを使用されており、アレルギーへの配慮もある。
利害関係のない関わりやしがらみなく行ける場所が継続的にあることによって、予防的な意味での貧困対策になるのではないかと考え、生きる上でとても大切な「ごはんがおいしく食べられる」場所を提供する。
気負いのない、素晴らしい活動だ。
これからもこのような活動を応援していきたい。
これまで気になっていた品を見つけた時は、なんとなく嬉しいものである。
ゼスト御池に買い物に行き、たまたま見つけた。
それは、FLOAT LEMON TEA
レモンと紅茶のティーパックをセットした新しい形のレモンティー。
以前、料理教室「Angel Kitchen」のブログでAちゃん先生が書かれていて、1度、飲んでみたいと思っていた。
レモンティーは、時々、飲みたくなるが、そのためにレモンを1個買うと使い切れない。
しかし、このフロート・レモン・ティーは、国産のレモンをそのまま輪切りにして乾燥させたものと無農薬・化学肥料なしの国産紅茶のティーパックとがセットされている。
久しぶりのレモンティー・・・
満足、満足
GWが終わって、まだ2週間余りが経過しただけなのに、このところ真夏のような暑さで、身体がついていかない。
もはや少し古い話題になってしまったが、GWは、富士山が見える山梨県の山2座に登った。
山梨県には、富士山が眼前にそびえる見晴らしの良い山が多い。
目の前にドーンと現れる雄大な富士山の姿は、本当に絶景だ。
GWは晴天に恵まれ、2座とも、富士山を堪能することができた。
まずは、蛾ヶ岳(ひるがたけ。1297M)。山梨100名山。
丹沢にも蛭ヶ岳があるが、こちらの山は、「蛾」(が)と書いて「ヒル」と読ませている。
標高880Mの所に、四尾蓮湖(しびれこ)という湖があり、そこが登山口となっている。
整備された坂を登って行き、尾根に出ると、そこからは、ほぼ平行歩きが続き、最後だけ15~20分ほどの急登となる。
山頂からの雄大な富士山。素晴らしい!
ヒルが出そうな山ではなかったので、下山後、駐車場のおじさんに「なぜ、蛾ヶ岳と言うの?」と尋ねると、昔、武田信玄の館から正午になると、この山の真上に太陽が来ることから「昼ケ岳」と呼んだことに由来するとのことだった。
翌日は、七面山(しちめんさん。1982M)。山梨百名山でもあり、日本200名山でもある。
そして日蓮宗の聖地として名を馳せる。
標高差が、上り約1500M、下り約1700Mもあり、体力的にはやや不安を感じる。
宗教の山らしい、表参道の入り口。
愛宕山の参道のようなジグザグの道がずっと続く。
途中、下山してくる白装束の信者の集団と何組もすれ違う。
おそらく1710Mの地点にある敬慎院という宿坊から下山してきているのだろう。
皆、「南無妙法蓮華教」と唱和しながら下山されてくる。
中には、高齢の方もおり、支えてもらいながらも、自分の足で歩いている。さすが修行だ。
純粋の登山者は、少ないような気がした。
敬慎院を超え、山頂へ向かう。
途中から見える、山頂付近の大崩壊地・大ガレは迫力満点。
ヘトヘトになって、やっと山頂に到着。
山頂は、木々が立ち並び、展望はないが、広場になっていた。
そして、上りの時には雲に隠れていたが、下りで顔を出してくれた富士山。
下山は、裏参道を下る。
表参道よりは、山道らしい登山道。
標高差約1700Mを下ったのだから、足が棒のようになり、クタクタになったことは言うまでもない。
帰途、前夜に宿泊した「ひのや旅館」に下山の挨拶に行くと、旅館のおばあちゃんからたくさんのナメコをいただき、思わぬご褒美に万歳!
「グルテンフリー」という言葉をご存知だろうか。
私は、世界的なテニスのトッププレーヤーであるノバク・ジョコビッチの著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読んで、初めて「グルテンフリー」という言葉を知った。
両親がピザ屋であったにもかかわらず、ジョコビッチは、小麦と乳製品に対して強い不耐症があった。そのためジョコビッチは食事からグルテンを一切排除し、ついに世界1位のテニスプレーヤーになった。
ジョコビッチにはグルテン不耐症があった。
では、それがない人の健康や体調にとって、小麦などのグルテンはどうなのか?
次に私が読んだ本は「長生きしたけりゃパンは食べるな」(フォーブス弥生著)。
小麦がなぜ健康に悪いのか?
小麦にはグルテンというタンパク質の混合物が含まれている。グルテンは水を吸うと、ネバネバとした粘着性を発揮し、これが腸の表面に薄く付着することで、腸は十分はたらけず、グルテンの消化が進まなくなり炎症が起こる。炎症が長引けば、腸粘膜で構成される腸壁が傷つき、腸に穴があく。
しかも、古代の小麦と比べると、品種改良された現代の小麦は、グルテンが約40倍以上も多くなっており、腸の機能を損なわせる粘着性も高まっているという。
同書には、健康な人でも、とにかく14日間やってみましょう、そして14日後に始める前と今の体調や心の状態を観察してみてください、と書かれてあった。
それで、GWに入る2週間前に小麦抜き生活の「実験」をしてみることにした。
「実験」をしてみてわかったが、小麦抜き生活は、結構、難しい。
朝食は、食パンをやめ、果物やヨーグルトだけで済ませた。
醤油には小麦が入っていることを初めて知ったが、これはどうすることもできず、使用した(小麦のない醤油も売ってはいるが)。
好きなパスタもグルテンフリーパスタに変えたりして、他の食事は、自分で作る限りは、小麦を抜くことはできた。
大好きなカレーも、小麦を入れなくても、スパイスを混ぜ合わせて意外と美味しく作れることもわかった。
でも、外食だと、サラダのドレッシングや料理のとろみに小麦が使ってあるかもしれないという不安は常にあった。
その意味で、「実験」の2週間、完全に小麦を抜けたかどうかは疑問だが、結局、2週間後の私の体調は、別に前と変わることはなかった。
今は、朝食の食パンも再開し、普通の小麦あり生活に戻った。
ただ、できるだけ小麦を避けることを心がけるようになったことは、私の小さな食生活の変化である。
「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」(幻冬舎)の著書で、フレンチシェフの神尾哲夫さんが、2017年5月4日死去された。
この本は、2017年3月に発行され、発売2ヶ月で15万部のベストセラーとなったという。
私もたまたま書店で見つけ、すぐに買って読み、とても刺激になった。
私の日常の食事の中にも、できるところから実践している。
神尾さんは、2003年、51歳の時に、末期ステージⅣの前立腺がんであることが判明し、骨にも転移していた。
医者からは、余命何ヶ月などという次元ではないと言われた。
しかし、神尾さんは、手術後、抗がん剤治療を選択せず、「食」で命のリセットに挑戦しようと決意した。
神尾さんの言葉
「人の体は、その人が食べたものでできています。そして、体の大部分の細胞は、それぞれ一定の期間ごとに新陳代謝を繰り返しています。
ならば、食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たたちを元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないだろうか・・・」
神尾さんは亡くなられてしまったが、この著書は、がん宣告から14年間も生きることができた源があふれている、神尾さんの遺言のようなものとなった。
合掌
裁判所の周辺=うちの事務所の周辺には、高級和食の店が何軒かある。
祇園などで店を出すよりは、家賃が安いからだろうか。
味が良ければ、立地が多少不便でも、客は来るものだ。
2017年4月25日、うちの事務所の隣の部屋(102号室)に、高級和食店がオープンした。
店の名前は「木山」。
今年1月頃から部屋の改装工事が始まり、何ができるのかなあと思っていたら、和食の店と聞いた。結局、工事は開店ギリギリまでされていた。
うちの事務所があるマンションの玄関。
庭をつぶして、店への入り口となった。
店主は、木山義朗さん。
京都「和久傳」で15年研鑽を積まれてきた方とのこと(これはネットの情報ですが)。
お隣さんなので、時々お目にかかって挨拶するが、まだ若そうで感じの良い方。
高級和食店と書いたが、要予約で、昼は1万円、夜は1万5000円と2万円。
お隣さんでも、ちょっと敷居は高いです(笑)。
放射線防護学者で平和活動に取り組む立命館大学名誉教授の安斎育郎先生。
東京大学工学部原子力工学科1期生で、東大時代、原発批判の活動で、アカハラまで体験したという。
福島原発事故後は「福島プロジェクト」を立ち上げ、毎月福島を訪れて被災者を支援されている。
東京大学の奇術愛好会に所属されていたこともあり、手品の腕前はプロ並み。
そんな安斎先生が、喜寿の記念に、絵手紙展を開かれることを知り、行ってみた。
場所は、京都市上京区河原町通今出川下る「京都画廊」。
安斎先生もおられ、訪れた皆さんと歓談されていた。
安斎先生は、77歳になられる現在も、毎月福島に通われるなど、原発反対や平和のためにアクティブに活動されている。
そんなとっても多忙な安斎先生が、マジック以外に、絵手紙まで書かれるとは、実に多才だ。
「皆々さま いやあ困った困った。喜寿の記念に絵手紙展を開くとやら。原発や平和の問題に取り組みながら、折りにふれて書いた絵手紙は千通を越しますが、なにしろ手紙ですから手元にはありません。慌てて貸してもらいました。いろいろあるなあ。酔狂な科学者の古典的通信手段をお楽しみ下さい。もしかすると面白いかも。 2017年陽春 安斎育郎」
安斎先生は、通信手段としてメールを多用される一方、「心模様を伝える方法」としては絵手紙の方が勝ると感じるという。
しかも、今回の絵手紙展で初めて知ったのだが、安斎先生の絵手紙は、絵のみならず「和紙に筆書き」をされており、その文字の形や大きさや傾き具合や濃淡におのずから変化が生じ、そこに強弱や悲喜や好悪などの情感をこめることも出来るとされる。
反原発運動で付き合いのある福島県楢歯町の住職には、福島第1原発事故の被害を心配する言葉に釈迦像の絵が添えられている。
私も10年前までは、時々、絵手紙を描いていたが、最近は、全く絵筆を持っておらず、ホコリをかぶっている。
安斎先生の優しさがここにもにじみ出ているようで、刺激になった。
(女性弁護士の法律コラム NO.236)
妻の妊娠中に不倫が発覚して自民党の宮崎健介衆議院議員(当時)が辞職したのが、2016年2月。
そして、今度は、今週発売の週刊新潮で、妻のガン闘病中に自民党の中川俊直衆議院議員が不貞を行っていたことが発覚した。
しかも、お相手の元愛人とハワイで結婚式まで挙げていたというのであるから、ほとほとあきれてしまう。
蓮ホウ氏が言うとおり、議員としての資格がないことはもとより、人間として失格!
自民党は、いつものとおり「進退については、本人が考えること」と突き放す発言をするのも無責任な話。自民党が推薦した議員ではなかったの?
ところで、この件に関し、「重婚ウエディング」というようなタイトルをつけているマスコミもあるので、「重婚」について若干コメントする。
中川議員の場合は、おそらく法的な意味の「重婚」ではないと思う。
重婚については、民法732条で「配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない」と規定されている。
民法が禁止しているのは法的な意味の「婚姻」なので、妻がいる夫が愛人と一緒に暮らしていても「重婚」にはならない。
もちろん、結婚している男性が他の女性との婚姻届を提出しようとしても、役所は受理するはずがない。
では、どのような場合に「重婚」となるのだろうか。
典型的には、夫が勝手に役所に離婚届を提出した上、愛人との婚姻届を提出し、その後、妻の訴えにより離婚無効が確定した場合である。
役所は、形式さえ整っていれば、離婚届を受理してしまうのである。
しかし、もちろん、夫が勝手に離婚届を提出する行為は、有印私文書偽造罪等の刑法上の犯罪に該当する。
これまでの弁護士生活の中で、夫が離婚届を勝手に出したという事件も、上記のような勝手に離婚届を出した上に愛人との婚姻届まで提出したという事件も、妻側で関わったことがある。
いずれも妻が刑事告訴を行って夫は処罰を受け、民事では離婚を無効とした上で、妻側からあらためて離婚等の請求を行った。
世の中、こんなことをする人間もいるのである。
2017年4月16日(日)は、晴天に恵まれた。
絶好の登山日和、お花見日和である。
でも、午後から、京都市内の円山音楽堂で、京都弁護士会主催の「共謀罪の制定を阻止する市民集会」がある。
それに間に合うべく、午前7時半過ぎに自宅を出発。
大文字山に向かった。
今回は、大文字山を越えて、滋賀県の三井寺まで歩く予定。
三井寺の桜は、きっと満開!
実は、2年前にも同じルートを歩こうとしたが、三井寺の直前で、下山の登山道がわからず、違う場所に下りてしまい、三井寺には行けなかった。
そのため、今回は、ネットの登山ブログを調べて、わかりにくい下山の登山道を確認して出かけた。
銀閣寺の登山口から上り始める。
上から下りて来る人と何人もすれ違う。
みんな、朝早くから登ってるんやなあ・・・
火床を経て、大文字山山頂へ。
晴天なのに、京都市内が霞んで見える。
山頂を経て、四つ辻から、如意ケ岳方面へ。
ほぼ平行移動。
如意ケ岳の山頂には、レーダー施設があって、山頂がどこかはわからない。
そこからは、アスファルト道となる。
三井寺へ下山するための登山口を見落とさないように、注意深く歩く。
ここだ!
よくよく見ると、ガードレールの切れ目に、薄く「三井寺」と矢印が書かれてある。
わかりにく~い!
誰か、標識を付けてよ!
急坂をどんどん下る。
そして、やっと三井寺に到着。
三井寺の桜も散り始めていたが、それはそれで美しい!
桜を堪能した。
今回初めて、大文字山から三井寺まで歩いたが、それほどアップダウンはないものの、距離が長く結構疲れた。
午後の集会のパレードも含め、よく歩いた1日だった。
前日の雨で、2017年4月16日(日)は京都市内の桜も散り始めたが、晴天に恵まれ、絶好のお花見日和となった。
そんなお花見客でにぎわっている円山公園内の音楽堂で、京都弁護士会主催、日本弁護士連合会共催「共謀罪(テロ等準備罪)の制定を阻止する市民集会in京都」が開催された。
私は、午前中、大文字山を登って滋賀県の三井寺まで歩き、三井寺の満開の桜を堪能した後、午後1時半から始まった集会に参加した。
4月14日に衆議院法務委員会で審議入りした「共謀罪」法案。
2人以上が犯罪の計画を相談(共謀)して、その後に準備行為を行うと、計画が実行されなくても、その相談(共謀)自体を罰しようとする法案である。
過去、3度も廃案になった「共謀罪」を「テロ等準備罪」と名前を変えてまた出してきたのである。
集会は、まず、始めに、主催者を代表して、木内哲郎京都弁護士会会長の挨拶。
後方に並ぶのは、歴代の京都弁護士会会長の皆さん。
「廃案になるまでたたかう」との力強い挨拶。
メインの講演は、日弁連共謀罪法案対策本部副本部長の海渡雄一弁護士と、高山佳奈子京都大学教授。
海渡弁護士と高山教授は、共謀罪法案の問題点をわかりやすく解説された。
共謀罪の主体は、「組織的犯罪集団」であり、「一般の人には関係がない」と説明されているが、何が「組織的犯罪集団」にあたるかの具体的な基準はなく、例えば、労働組合、保育所を作れという会や原発反対の会などの市民団体まで、範囲がどんどん広がる可能性がある。
そして犯罪にあたる「準備行為」は、メールやラインなどのSNSや、ATMで出金するようなごく日常的な行為まで該当する可能性もある。
東京五輪のためというのは、全くの口実。
今以上に、国民を監視する社会になってしまう。
そして、最後に、約1700人の参加者が、「共謀罪NO!」の意思を表明。
平和な日本をめざして、共謀罪を廃案にするための「共謀」を大いに行いましょう!
集会終了後、京都市役所前までパレード。
昨年12月のこと。
いつも持参している自宅の鍵がどこにも見あたらない。
その時持っていたバッグの中身をすべて出してもない、着ていた古いスキージャケットのポケットの中にもない。
自分で玄関のドアを開けて中に入ったのだから、どこかにあるはずと思って心当たりを捜したが、捜しても捜しても見あたらない。
消耗・・・・
もしかしたら、鍵でドアを開けた後、玄関前で落としたことに気が付かず、誰かが持って行ってしまったんじゃないかなあ・・・と心配・不安はどんどん膨らんでいった。
結局、捜すのをあきらめた。
年がかわって3月になった。
ある日、古いスキージャケットを着ていると、何か背中にゴソゴソ当たる物がある。
このスキージャケットは背中にフードなどが入れられるようなポケットが付いている。
出てきたのは、鍵!
なあんだ、ジャケットの前のポケットに入れたつもりが、間違えて背中のポケットに入れていたんだ。
この話を友人にすると、「ある、ある」と盛り上がった。
その友人は、鍵の置き場所を決めて、必ずそこに置くようにしているとのこと。
自宅内に家族がいても、必ず自分の鍵で開け閉めするとも。
そして、その友人が「最近こんな物があるんですって」と新聞情報から教えてくれた物は、キーファインダー。
なくしやすい鍵などにキーホルダーのような受信機を取り付け、専用リモコンのボタンを押しながら捜すと、近づくと「ピー」という音で受信機が反応し、見つかるという商品。
基本は家の中で使うタイプが多く、外でなくした場合は見つからない。
でも、認知症の家族がいる場合にも、役立っているらしい。
すごい商品が出ているもんだ。
いずれお世話になるかもね。
思いがけず歯周病になって以来、前よりも、歯のケアを心がけている。
朝起きてすぐ歯を磨く、朝食後にまた磨く、就寝前には、歯みがき以外にフロスも。
半年毎の定期検診にも行っている。
これで「8020」(=80歳になって自分の歯を20本以上保つこと)は実現するだろうか・・・
新聞で「口腔崩壊」という言葉を知った。
10本以上の虫歯や、歯根しか残っていない未処置歯が何本もある状態のことをいう。
最近、子どもや若者に増えているとのこと。
経済的貧困を如実に表す現象の1つに、子どもが虫歯を治療できないことがある。
例えば、2015年度の沖縄県内の市町村立小中学校の歯科検診で、虫歯が10本以上あるとされた児童・生徒がいたのは52%の57校以上に上り、このうち半数以上の35校が貧困の影響を指摘したとのこと。
「片親で生活に余裕がない」
「非正規雇用で生活が不安定なため、子どもの歯医者のために仕事を休めない」
全体的には子どもの歯の健康レベルは上がっており、中には、高額な医療費を出して歯列矯正を行う子どももいる。
要するに、社会の格差が、子どもの口腔内の健康格差につながっているのだ。
北欧では、成人まで健診と治療を無料で行い、予防教育も徹底するなど、口腔内の健康は「国と社会の責任」という考え方が定着している。
国が貧困対策を言うなら、口腔内の健康にも責任を持つべきである。