1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

「セクハラやじ」に思う

 
6月の東京都議会で、塩村あやか都議の一般質問中に「早く結婚した方がいい」「産めないのか」などの野次。
そして、国会の衆議院総務委員会でも、4月に、上西小百合議員の質問中「早く結婚して子どもを産まないと駄目だぞ」との野次があったことがわかった。
野次を飛ばしたのは、いずれも自民党議員。
 
日本の政治の舵取りを行う議場で、全く人権感覚を疑うようなこれらの発言に、国外からも批判されるのは当たり前。
 
実は、司法試験に合格した未来の法律家を養成する司法研修所でも、かつて、女性修習生が教官(職業は裁判官)からセクハラ発言を言われ、マスコミでも大きくとりあげられ、国会でも問題となったことがあった。
1976(昭和51)年4月から6月にかけて。第30期司法修習生の時だ。
「男が生命をかける司法界に女の進出を許してはなるものかというのが自分の信念だ」
「勉強好きの女性は好きではない。勉強好きの女性は議論好きで理屈っぽいので嫌いだ」
「女子修習生は研修所が終わったら、家庭に入って2年間で得た能力をくさらせるのが女として最も幸福だ。2年間終わったら、結婚して家庭に入ってしまいなさい」
「女性が裁判官になることは、生理休暇などで周囲に迷惑をかけることになるので好ましくない。弁護士になるとしても迷惑をかけることは同じだ」などなど。
 
あれから40年近くたち、セクハラ禁止も法律に定められた。
ところが、国会や地方議会で、女性議員に対し「早く結婚しろ」「子どもを産め」などの野次が飛び出す始末。
その上、野次を飛ばした一部議員が名乗り出て幕引きの気配・・・
 
安倍首相の「女性起用」だって、所詮、女性を安く使える労働力としか考えておらず、「少子化」「少産化」の本当の解決にはならない。
女性を一人の人間として扱う視点が感じられない。
 
「セクハラやじ」問題については、都議会としては、きちんと責任の所在を解明し、今後の対策をとるべきだと思う。

コムシェミッシェルで懇親会

 
昨夜は、コムシェミッシェルというフレンチ料理の店(柳馬場御池下る)で事務所の懇親会をしました。
 
初めて伺った店でした。
こじんまりとしていて、家庭的な雰囲気がありました。
 
皆でコース料理を注文しましたが、前菜やメイン、デザートなど、それぞれ何種類もある中から自分の好きなメニューを選ぶことができました。
 
私が選んだ前菜で、ホタテ貝のアンチョビーソースです。
 

 
メインは、国産和牛バラ肉の赤ワイン煮です。
フォアグラがちょっとついています。
 

 
デザートは、クレームブリュレとアイスクリームです。
 

どの料理もとてもおいしく、値段もリーズナブルでした。
 
 

 
やっと、「アナと雪の女王」(日本語吹替版)を、友達二人と一緒に観て来た。
既に3月から公開されているせいか、映画館はガラガラ。
 
ディズニー映画は、子どもの頃観ただけで、本当に久しぶりだったが、アニメとは思えないほど映像が美しく、最近の技術の進歩にはとても感激した。
その美しさと言い、迫力と言い、映画館の大画面で観て良かった。
 
そして、松たか子も神田沙也加も歌うまいね。
 
ストーリーの感想も、もう言い尽くされていることだけど、
氷に閉ざされた国を救ったのは、王子様じゃなく、勇敢な妹と姉との姉妹愛だったというのも素敵だった。
 
おとなでも十分楽しめた。
なんか、「女性よ、がんばれ!」ってエールを送られているような感じがした。
 
 
 
 

 
このごろは、日本中がサッカーワールドカップに沸いているが、私自身は、サッカーにはトンと興味関心がなく、マスコミの加熱報道にやや嫌気がさしている。
 
日本の初戦で対戦したのはコートジボアール。
サッカーに無知な私でも、ドログバという選手が後半戦に投入されて、流れは一気にコートジボアールに向かったことだけはニュースを観ていてわかった。
 
このドログバ選手は、実は、サッカーを超えた国民的ヒーローであることを、つい最近知った。
彼は、「コートジボアールの内戦を止めさせた男」だった。
 
コートジボアールでは、2002年に内戦が勃発した。
ドログバ選手は、2005年10月に、2006年ドイツ大会への進出を決めた後、マイクを手にして、生中継のテレビカメラに向かってひざまずき、内戦をやめるよう訴えたという。
「コートジボアールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすれば全てが良くなります」と訴えたのだ。
そして、これが大きなきっかけとなって、1週間以内に戦闘が止まった。
 
サッカー報道によって、安倍首相が着々と狙っている集団的自衛権容認への解釈変更の報道が少なくなっている。
 
平和でなければサッカーも楽しめない。
今の日常を大切にするためにも、戦争への道を絶対に許してはいけない。
 
 

武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰縦走

 
久しぶりにハードな山歩きとなった。
 
近畿は、梅雨入り後、夕立はあっても、あまり梅雨らしい雨は降っていない。
週末も晴天予報だったので、武奈ヶ岳(ぶながたけ)から蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね)までの縦走登山にでかけた。
 
坊村(標高305M)を午前7時にスタート。
既に何人かの登山者が登っている。
急坂を登っていくうちに、汗がダラダラと流れてくる。
 
午前9時25分、武奈ヶ岳(1214M)着。
晴れて日差しはきついが、目指す蛇谷ヶ峰は雲の中。
 
山頂で写真を撮って、先に進む。
すぐにストックが使えないほどの急坂を下る。
樹林帯に入ると、涼しさが心地よい。
 
釣瓶岳(つるべだけ。1098M)で昼食。
定番メニューとなった、焼き肉と焼きそばを作って食べる。
 
釣瓶岳からは、更に下る、下る・・・あとの登り返しが心配・・・
 
790Mくらいまで下った後、緩い登りとなる。
そして蛇谷ヶ峰への最後の約100Mは、急登。
蛇谷ヶ峰(901.7M)の頂上は、かなり広く、展望も良い。
歩いてきた武奈ヶ岳や釣瓶岳が良く見えた。
 
頂上からは、朽木温泉に向かって下山。
階段上の登山道は、段の高さが高く、歩き疲れた足にかなりこたえた。
 
午後3時半、朽木温泉着。
昼食休憩を除くと、約7時間半の歩行となり、久しぶりのロングコースに足はもうガタガタとなった。
 
 
 

 
1度、行ってみたかった、豆とスパイスの店「楽天堂」さんに、今日午後、やっと行ってきた。
 
「楽天堂」は、昨年12月に、I保母雇い止め裁判弁護団の女子同窓会をやった時、IさんとKさんから教えてもらった豆の専門店。
ここでは、世界の豆やスパイスなどが販売されており、また、豆料理キット(豆とスパイスとレシピがセットになったもの)というものもあって、豆料理初心者でも簡単に作ることができる。
 
女子会直後に、Iさんから、「レンズ豆のスープ」と「ムング豆のカレー」のキットをいただいたので、また別の豆料理キットがほしかった。
 
「楽天堂」は、京都市下京区下立売七本松西入にある。
中京区からは、ちょっと遠い上に、日曜が定休日なので、これまでなかなか行くことができなかった。
そこで、今日は楽天堂をめざして下立売通りをひたすら西へRUNすることにした。
 
店は、住宅街の中にあるが、すぐに見つかった。
お店のドアには、「集団的自衛権いりません、憲法解釈変更とんでもない」と手書きで書かれた紙が貼ってあった(拍手!)。
そんなに広い店ではないが、中に入ると、たくさんの豆料理キットや豆やスパイスその他の商品が置いてあった。
 
「ベイカンバラダ(焼きなすのカレー)」「ココナツ入りキャベツ炒め」「かぼちゃのサブジ」という3つのキットを選んだ。
 
色んな意味で味のあるお店である。
また行ってみよう。
 

あじさいの花が咲きました

 
近畿も今日から梅雨入りです。
そして、事務所の庭に植えていたあじさいの花が咲きました!
 
2年前の今頃に買った鉢植えのあじさいを、花が終わった頃に、事務所の庭に植えました。
その後、どんどん成長していったのですが、昨年は葉をたくさんつけただけで、花は咲きませんでした。
事務所の庭は陽当たりが悪いから咲かないのかなと思っていたら、今年は3輪だけ花がつきました。
 
早速、事務所の相談室の廊下に飾りました。
 

 
その横には、コルクで作ったカタツムリもいます。
 

 
 
 

能郷白山へ

 
近畿も、明日か明後日には、梅雨入りする予報である。
でも、先週末は、京都市内は36度という猛暑を記録するほどの晴天と暑さとなった。
私は、岐阜県と福井県にまたがる山、能郷白山(1674M)に登って来た。
 
県境にある温見峠(ぬくみとうげ)登山口から登り始めた。
最初は緩やかな登りだったが、すぐに所々にロープもある急登となった。
とにかく暑かった。
足が重く、何度も立ち止まった。
 
やっとのことで尾根に出ると、尾根には強い風が吹いており、心地よい歩行となった。
花はあまり期待していなかったが、サンカヨウ(山荷葉)の群生地が3カ所ほどあった。
サンカヨウがこんなに群生しているの見たのは初めて。
サンカヨウは、雨に濡れると、花びらが透明になる不思議な花だが、今日は天気も良く、真っ白な花をつけていた。
 

頂上付近には、まだ雪渓が残っている所もあった。
 

 
山頂近くの祠の裏で風をよけながら、焼きそばを作っていると、若者の登山者が一人登って来て、同じく風をよけようと、隣でご飯を炊き始めた。
聞くと、ご飯にかに缶とワカメ入りふりかけを入れて炊いているとのこと。
色々試したけど、「これが一番おいしい」と言っていた。
 
下山は、登って来た急登を下り、足も結構疲れた。
梅雨に入ったら、しばらく登山はおあずけ(?)ね。
 

 
山好きには、たまらないテレビ番組が始まった。
私も昨年7月30日、日本百名山を完登したが(2013年8月2日付け当ブログ)、その百名山を交通機関を一切使わず、自分の脚とカヤックだけで7ヶ月かけて挑むという企画だ。
 
山の魅力だけでなく、そこで出会った登山者や地元の人々、食や風景も紹介することで、あらためて山国日本の豊かな自然と四季を見つめなおす試みとのこと。
 
主人公は、30歳のアドベンチャーレーサー田中陽希氏。
 
第1回は、5月24日放映された。
屋久島の宮之浦岳から九州、大山、四国まで。
宮之浦岳を海抜0Mから登り、その後、自分でカヤックを漕いで九州まで渡る。
地道も歩いたり走ったり・・・
人間の力ってすごい!
 
阿蘇の高岳山頂では、この企画を知った長崎県の女性登山者が待っていた。
あ~、私も時間が合えば、追っかけしたい!

取立山(福井県)のミズバショウ

 
ミズバショウと言うと、「夏の思い出」という歌がすぐ思い浮かぶ。
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空・・・ ミズバショウの花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」
 
でも、夏の尾瀬に行っても、ミズバショウの花を見ることはできない。
実は、尾瀬のミズバショウは、雪が消える5月下旬が一番の見頃なのだ。
これまで何回か尾瀬に行ったことはあるが、いつも夏ばかりなので、花を見たことはなかった。
 
そんなミズバショウの花を福井県で見られることを知った。
石川県白山市と福井県勝山市にまたがる取立山(とりたてやま、1307M)の山頂近くにミズバショウの群生地がある。
標高は高いが、870Mの所に駐車場があるので、軽い登山で見ることができる。
 
週末は大変混雑すると聞いていたので、早朝、登山口に着いた。
駐車場には、まだ10台ほどしか車は止まっていない。
 
大滝コースを登り、約1時間20分でコツブリ山(1264M)に到着。
残雪が残る白山が真正面に見える。
そのコツブリ山から急坂を少し下った所にミズバショウの群生地はあった。
時間が早いせいか、まだ人もまばら。
ゆっくりカメラで写すことができた。
 

登山道に近い方は、もう満開を過ぎていたが、奥の方に進むと、満開のミズバショウが現れた。
まさに「湿原の貴婦人」。感動!
 
ミズバショウは、白い花びらのように見えるものは、葉が変形したもので、中央の円柱状に密集するのが花だ。
 

ミズバショウを堪能した後は、取立山の山頂へ。
ここからも白山が更に一層大きく見える。
あまり広くない山頂は、登山者であふれていた。
 
下山は、取立山コースを下る。
下山中も、多くの登山者とすれ違った。
早く来て良かった・・・
 
午後2時には京都に戻った。
 
 
 
 
 
 

大御影山(滋賀県)の春の花

 
GW後半、全国各地で海や山で事故が起こっているようで、心が痛い。
 
今年のGWは遠出せず、5月3日は大御影山(おおみかげやま)、5月4日は4月27日の続きということで、黒河峠~三国山~赤坂山~寒風~マキノスキー場を歩いた。
いずれも滋賀県の高島トレイルの一部だ。
 
いずれの山も春の花が群生して咲いており、ゆっくり登山を楽しむことができた。
とりわけ大御影山(950.1m)は、登山者も少なく、花の宝庫だった。
 
大御影山へは、ビラデスト今津の駐車場から出発。
近江坂という福井県若狭町まで続く古道が登山道だ。
 
登山道を入ってすぐに、オオイワカガミが群生。
こんなにたくさんのオオイワカガミは見たことがない。
 

 
また、登山道がややなだらかになった頃には、思いがけず、満開のしゃくなげが、枝もたわわに花開いていた。
 

シャクナゲは年によっては、花が咲かないこともあり、今年は当たり年かなあと思った。
 
大御影山は、登り始めが少し急坂だが、その後は、距離は長いがずっとなだらかな登山道となっており、歩きやすかった。
 
他にも、カタクリ、トクワカソウ、スミレなどが登山道の両脇にずっと咲いており、春の山を満喫した。
 
 

乗鞍岳(滋賀県)のカタクリの花

 
春の山の見所は、何と言っても、咲き始めたたくさんの春の花に会えることだ。
中でも、可憐ではあるが凛としたカタクリの花は、春の花の代表じゃないかと思っている。
 
そのカタクリの花がたくさん咲く、滋賀県の高島トレイルの一部にある乗鞍岳(643.5m)に、4月27日、登って来た。
コースは、国境スキー場から乗鞍岳を経て黒河峠まで。
 
国境スキー場のゲレンデを直登し、ゲレンデを登り切った所から登山道が始まる。
そして主稜尾根に出ると、そこから、チラホラとカタクリが咲いている。
 

なだらかな登山道を進んでいくと、あちこちにカタクリが!
乗鞍岳を超えても、まだしばらくはカタクリが咲いていた。
 

 
今年は、この辺りの山は雪が少なかったせいか、登山道に雪は全く残っていなかった。
カタクリの花も鹿が食べたのかもしれないが、やや少ないと思った。
なんのことはない低い段差で右足をくじいてしまうというアクシデントがあったが、楽しい春の山だった。
 
 
 
 
 
 
 

都忘れの花

 
うちの事務所には、小さな庭がある。
東側だが、高い塀があるので、陽はあまりあたらない。
 
そこに、昨年夏、都忘れの花の苗を植えた。
これは、昨年、岐阜の実家を売却したので、実家の庭から持って来たものである。
母が亡くなって十年余りの間、時々草取りに帰省していたものの、日常的に庭の手入れなどする人もなかったが、この花は枯れることなく、たくましく育っていた。
 
そして、今年、最近やっと花をつけた。
 

都忘れの花は、小さくて可憐で好きだ。
花言葉は「しばしの別れ」。
鎌倉時代に承久の変で北条氏に破れ佐渡に流罪となった順徳天皇が、ある日、庭の片隅に咲いているこの花を見つけ、「この花を見ていると、少しの間でも都を忘れることができる」と言ったことから、この名で呼ばれるようになったらしい。
 

たけのこのゆで方

 
春は、たけのこのおいしい季節。
大好物ではないが、やはり春には、若竹煮やたけのこご飯が食べたくなる。
ゆでるのが面倒なので、普段は、専ら、パックに入った「水煮」を買って料理する。
 
ずいぶん以前になるが、皮付きたけのこをいただき、料理本を読みながら、大量の水にぬかを入れ、悪戦苦闘して湯がいたことがあった。
でも、悪戦苦闘したわりには、あくが抜けきらず、ちょっと苦かったりした。
 
そして、先日、久々に皮付きたけのこをいただいた。
私は、この日のために、ナチュナルライフ研究家佐光紀子さんが2009年4月24日付け日経新聞夕刊で書かれていた「温故知新のエコライフ」というコラム記事を大事に保管していた。
その記事の中で、佐光さんが、たけのこ湯がきの欲求不満を解消する魔法の粉として紹介されていたのは、なんと重曹だった。
重曹とは、さすが佐光さん!
近所の八百屋さんに教えてもらったというその方法は、グラグラ煮立った鍋に重曹少々と皮をむいたたけのこを入れると、20分くらいでおいしくゆであがるとのこと。
これだ!
 
重曹は家にあるが、袋には料理には使用していけないと書いてあった。
それで、スーパーで料理用の重曹を買い求めた。
また、佐光さんの記事には、水と重曹の分量が書いてなかったので、インターネットで調べると、ちゃんと重曹で湯がく方法が紹介され、そこに分量も書いてあった。
水1リットルに、重曹小さじ半分から1杯。
重曹を入れすぎると、たけのこが黒ずんでしまうと説明されていた。
 
見事、簡単においしいたけのこがゆで上がった。
メニューは、もちろん若竹煮とたけのこご飯。
 
 

ポルチーニのクリームパスタを作ってみました

 
ポルチーニはキノコの一種で、主にはイタリア料理に使われており、時々、料理店で口にしたことがあった。
でも、なかなか、この辺のスーパーでは見かけない。
 
そんなポルチーニの乾燥したものをゲットしたので、パスタを作ってみた。
 

 
レシピは、クックパッドで一番シンプルなものを選んだ。
パスタの具材はポルチーニだけで、あとは、生クリームをたっぷり使ったクリームパスタ。
乾燥ポルチーニ15グラムを水でもどし、その戻し汁も使って炒めるだけ。
 

 
かなり上出来な仕上がりになった。
おいしかった!
 
 
 

 
茨城県に住む友人から、神奈川県の女性が昨年1月インターネットで呼びかけた「憲法9条にノーベル賞を」という運動にいたく感激して、友人知人に署名等を広めているというメールをもらった。
 
改憲に反対し憲法9条を守る運動にこんな形もあるんだと思った。
この運動に賛同する人は全国に広がり、推薦する人も学者ら43人にのぼるとのこと。
ノーベル賞は、個人か団体に限り、憲法は受賞できないが、憲法9条を保持し続けた「日本国民」を受賞者と提案した。
 
そんな折り、ノーベル委員会はこの提案を受け取り、今年のノーベル平和賞の候補の1つにしたとのメールが、4月9日、実行委員会事務局に届いたという報道があった(2014年4月12日付け京都新聞朝刊)。
 
私の友人は、もし受賞できて、安倍首相が授賞式に出席するようなことになれば、これは「ブラックユーモア」かも(!?)って言っていたが・・・
 
でも、安倍首相は、現行憲法9条のままで、解釈によって集団的自衛権を認めようとしているのだから、もし私たち国民がそれを許すのであれば、憲法9条にノーベル平和賞の資格なんてない。
 
本当にノーベル平和賞の名にふさわしい憲法9条として、国民がしっかり守っていかなければならないと思う。
この運動が、憲法9条を守るという意味で大きく広がることを期待している。
 
 
 

 
4月5日(土)午前11時から放映されたテレビ朝日系「LIFE~夢のカタチ~」。
京都のパティスリが取り上げられると予告編で観ていたので録画しておいたところ、なんとご近所にあるケーキ屋さん「アグレアーブル」だった。ビックリ!
 
このブログの「事務所界隈(その1)」で書いた家具屋さん「宮崎」の建物は、解体され、今はマンション建築中だ。
その「宮崎」の西側に昨年4月にできたのが「アグレアーブル」。
住所は、堺町夷川西入。
 
「アグレアーブル」というのは、快適なとか心地よいという意味。
店主の加藤さんは、京都の和菓子屋さんに生まれながら、長男でなかったため、好きな洋菓子の方へ進み、フランスで修行された方。
テレビでは、フルーツなどは旬の食材しか使わないと語っていた。
 
早速、行ってみた。
今回買ったのは、店の名前にもなっている「アグレアーブル」というチョコレートケーキとブラッドオレンジのコンフィチュール。
 
スイーツの味には全く精通していないが、「アグレアーブル」というケーキは、はちみつ風味のキャラメルと紅茶風味のショコラのムースが絶妙にマッチしていた。
次は、イチゴ系かなあ・・・
 

 
 

健康診断の「基準」緩めます

 
やっと、健康診断の「基準」が変わりそうです。
 
日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、4月4日、血圧や肥満度などについて、健康診断や人間ドックで「異常なし」とする値を緩めると発表しました(2014年4月5日付け朝日新聞朝刊)。
 
国内で人間ドックを受けた人の値を調べたところ、血圧やコレステロールの値がこれまでの基準より高くても「健康」な人が多数いたからです。
 
新たな「正常値」は、例えば、
血圧は、これまでの「上129~下84」が「上147~下94」、
総コレステロールは、これまでの「199まで」が、男性は「254まで」。
女性は、30~44歳は「238まで」、45~64歳は「273まで」、65~80歳は「280まで」。
 
今まで、諸外国や日本の他の学会から、健康診断の基準値がきびし過ぎるという意見や研究結果が何度も発表されていたので、私は、ずっと健康診断の「基準」には疑問を持っていました。
健康「基準」を低めに設定すれば、降圧剤や抗コレステロール剤が年間数千億円規模で売れるため、こんな「基準」にしてるんだろうと思っていました。
 
私も、コレステロール値が、40代までは正常値でしたが、50代になると、毎年、正常値を超えるようになり、再検査を指示されていました。
でも、新聞で、更年期の女性は、女性ホルモンが減少するため総コレステロール値が高くなると読んでいたので、再検査も行かず、無視してきました。
 
また、基準の変更は、今後の裁判にも大きな影響があると思います。
脳疾患などによる過労死裁判等では、発症前の血圧が基準を超える「高血圧」だったのか「異常なし」だったのかは、とても大きく関係してくるからです。
 
なお、学会は、新基準を6月に正式に決め、来年4月から運用する予定だそうです。

今年の「初」登山(大文字山)と桜

 
桜は満開と言うのに、先週末は、天気が不安定で寒かった。
天気予報では、5日土曜の夕方から雨になるかも、とのこと。
そこで、5日は朝早く起き、天気が良いうちに、今年初めての山歩きとお花見をすることにした。
 
いつものように、自宅から哲学の道まで歩く。
哲学の道の桜は満開。

哲学の道の桜の下を歩いて、鹿ヶ谷の登山口から大文字山の火床へ向かう。
寒かったので厚着してきたが、急登なので、どんどん暑くなる。
しかし、火床周辺は、やはり寒い。風がないだけマシだった。
 
火床で少し休んだ後、山頂へ向かう。
山頂で、木に取り付けられた温度計を見ると、4度。
じっとしていると、寒い。
 
山頂から山科へ下山する。
昨年の台風のせいだろうか、登山道脇にはたくさんの倒木があった。
山科側の登山口である毘沙門堂の桜も満開。
たくさんの人でにぎわっていた。
 
疎水まで歩く。疎水の桜も満開。
桜のピンクと菜の花の黄色とのコラボが見事!

ベンチで、焼きそばを作って食べていると、山口県から夜行バスで来たというおじさんから話しかけられた。
おじさんは、哲学の道の桜より山科の疎水の桜の方が好きなので、今年も京都に来たと言っていた。
私は、歩いて、こんな美しい桜を見られることに感謝!
 
帰りは、疎水をずっと歩き、御陵駅から地下鉄に乗り、正午すぎには帰り着いた。
 
 
 
 
 
 
 
 

新年度を迎えて

 
4月から、また新しい年度が始まった。
弁護士会も4月から会長などの役員が入れ代わり、各種委員会のメンバーも代わって、新年度がスタートした。
 
テレビや新聞などのマスコミは、4月1日から17年ぶりに消費税が5%から8%に上がったことへの様子を連日のように報道している。
家計に直撃していることは事実なので「節約策」も良いが、消費税が本当に社会保障に使用されるのかどうか、税金の使い途をもっと監視していかないと、復興税と同じ道をたどるのではないかと思ってしまう。
「節約」が趣味のような私は、「もうこれ以上、節約するところがない」と思いつつ、時々野菜を冷蔵庫に入れたまま腐らせてしまうのはやめておこうとかすかな決意をしている。
 
4月1日は、いとこの娘の大学入学式だった。
滋賀県の大学なので、午後から始まる入学式の前に待ち合わせて、少しおしゃべりをした。
久しぶりに会った彼女は、もうすっかり大人の女性になっており、私に手を振ってくれなければ、気が付かなかったかもしれない。
黒のスーツ姿は輝いていた。
土日はアルバイトをしているという彼女に「ブラック企業じゃない?」と聞いた。
そんな心配や4年後の就職の心配を今からしてしまうほど、今の若者を取り巻く社会状況は厳しい。
 
「大きな目を開いて、社会を見つめてほしい。
大きな目を開いて、自分の人生を見つめてほしい。」
それが私の贈る言葉。

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