1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

新年あけましておめでとうございます。

 
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
 
京都市内も1日から3日にかけて大雪が降りました。
市内でなんと20センチも積もったようで、これは61年ぶりなんだそうです。
今日の雨で雪もずいぶん溶けたと思いますが、まだ道のところどころに雪の塊が残っています。
 
仕事は本日1月6日から通常どおり開始しました。
お昼前に花屋さんに行って花を買い、事務所用に正月のアレンジメントを作りました。
 

また、花の横には、亡き母が作った木目込み人形の羊も飾りました。
 

 
花を買いに行く途中で、「燻製」商品を売っている車での移動販売に出会いました。
(実は、昨年から「燻製」作りには密かに関心があり、いつか、このブログでも紹介しようと思っています。)
思わず、卵とカマンベールチーズとベーコンを買ってしまいました。
昼食にその卵を早速食べてみましたが、本当に美味でした。
 
新年早々、食料品がまた値上げされます。
ますます格差社会は広がっていくことでしょう。
相談者や依頼者の方に寄り添い、その権利の実現のため、頑張りたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

今年1年、有り難うございました。

 
事務所の業務は、本日で終了しました。
今年1年、皆様にはお世話になり、本当に有り難うございました。
 
ブログにも書いた親しい女友達は、10月に帰らぬ人となり、とても寂しい思いをしています。
でも、最期まで前を向いた彼女の生き方はとても感動的でした。
そして、その彼女を見守った仲間たちの暖かさも再確認することができました。
 
「平和」が侵されそうな足音が聞こえてきます。
人間としての価値に違いはないのに、ますます格差は広がっています。
微力ではありますが、あと残された人生の中で、自分にできることを精一杯していきたいと思っています。
 
来年もどうかよろしくお願い申しあげます。
 
 
 

眠りについて

 
20代や30代の頃は、本当に良く眠った。
休日になると、お昼近くまで眠り続けたこともあった。
なんとか早く起きられないかしらと、「朝起きられないが治る本」というタイトルの本を買って読んだこともあった。
 
ところがである。
1998年末から翌1999年正月にかけてメキシコ旅行にでかけたのだが、メキシコから帰国して以来、なぜかすっかり早起きとなり、現在に至っている。
「朝起きられないが治る本」を読んでいたのが嘘みたいに治った。
 
最近は、夜は午後11~12時には眠り、夏は外が明るくなる午前5時から6時には目覚め、冬は暗いので午前7時前に目覚める。
 
ところで、健康づくりのために眠りを向上させようと、厚生労働省が策定する睡眠指針が今年、11年ぶりに改定された。
「健康づくりのための睡眠指針2014」
大規模な住民調査により、睡眠時間が6時間未満の短い人や、逆に8時間を超える長い人は糖尿病や高血圧になりやすいことがわかった。
病気になりにくかったのは7時間前後の睡眠の人だったとのこと。
 
私はだいたい7時間くらい眠っているかなあ・・・
でも、最近、睡眠が浅くなっているような気がしていたら、年をとると不眠がちになると書かれてあるものもあった。
そのうち「眠れないが治る本」を読まなくてはならなくなるかしら・・・
 
 

 
テレビ東京系の番組「カンブリア宮殿」。
毎回、今、注目される経営者を取り上げた1時間番組だが、ほとんど観たことはない。
でも12月4日に、高校時代の同級生の「遠藤君」が取り上げられることをメーリングリストで知り、観た。
 
あのカミソリの刃で有名な貝印の社長遠藤宏治さんとは、岐阜高校の時の同級生で、高校1年の時は同じクラスだった。
親しかったわけではないので、当時のエピソードは何も記憶にないが、真面目な好青年だった。
岐阜高校の私たちの学年は、地元の岐阜だけでなく、関西や関東でも頻繁に同窓会を開いているが、卒業以来、遠藤さんとは一緒になったことがない。
テレビで、ン十年ぶりに拝見した容貌は、若い頃の容姿がそのまま年を重ねたという感じだった。
 
でも、成功する経営者というのは、さすが「あきらめない」「実行力」「優しさ」などを兼ね備えているもんだと本当に感心し、また感動した。
 
高校の時から、遠藤さんが貝印の息子であることは知っていたので、将来は、貝印の社長になるんだろうなと思っていた。
でも、当時の貝印(2代目である父親が社長の時代)は、おそらく岐阜県関市で古くから続く一企業にすぎなかった。
 
番組によると、2代目が若くして死去され、30代で社長となった遠藤さんは、バブル経済の崩壊、30億円の在庫などの危機を乗り越え、とうとう現在では、世界的に展開する企業に発展させた。
3代目として順調に発展していったのかなあと思っていたが、大変な荒波を乗り越えて来たことを知った。
そして現在は、カミソリ、包丁はもとより、様々なキッチン用品、そして医療メスなどの分野まで次々とヒット商品を生み出している。
 
遠藤さんは、「刀鍛冶」という関の伝統を守る、そしてそれだけでなく、商品製造を委託することによって地元関の地場産業も守る、と語った。
「人に優しい刃物を作る」とも。
 
「旬」(しゅん)という包丁シリーズが海外でも好評だそうだ。
ほしい!
同級生割引はないかしら?などとセコいことを考えながら、いつか同窓会で会える日を楽しみにしようと思った。
 
 
 
 
 

亡菅原文太さんの平和への思い

 
俳優の高倉健さんに続き、11月28日菅原文太さんが亡くなった。
菅原さんは、東日本大震災をきっかけに脱原発を表明したり、集団的自衛権行使容認にも反対していた。
 
菅原さんは、沖縄県名護市辺野古への新基地建設にも反対を表明し、亡くなる直前の11月1日、沖縄知事選で翁長氏を応援し、集会で次のような発言をしていた(2014年12月4日付けしんぶん赤旗)。
 
「政治の役割は2つあります。
1つは国民を飢えさせないこと。安全な食べ物を食べさせること。
もう1つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと。
・・・
沖縄の風土も、本土の風土も海も山も空気も風も全て国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。辺野古も然り。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。」
 
12月14日、突然、衆議院議員の総選挙投票日となった。
争点は、アベノミクスだけではない。
消費税、原発再稼働の是非、秘密保護法などなど。
 
菅原さんの思いを引き継ぎ、戦争への道をストップさせるために、1票を投じたいと思う。

バター不足

 
ご存知のとおり、最近、スーパーの店頭からバターがほとんど姿を消している。
「お一人様、1個限り」と書いてあるのに、バターそのものが置いてないこともある。
朝は、トーストにバター派の私にとっては、深刻な事態だ。
 
バター不足の原因は、わが国の酪農家の減少で原料となる牛乳の生産量が減っている上に、昨夏の猛暑で牛が疲弊し更に生産量が落ちたということらしい。
 
日本の酪農家の減少は深刻だ。
高齢化や円安による原料費の高騰で、酪農家の廃業は後を絶たない。
酪農家の戸数は、ここ10年で約1万戸減り、約1万9000戸である。
それに伴い、牛乳の生産量も減っている。
そして、鮮度が命でしかも取引価格の高い牛乳(1キログラム当たり115円)が優先され、取引価格が安いバター(1キログラム当たり70円)は、あまった牛乳の調整弁となっているとのこと。
 
でも、安易に外国輸入に道を開けば、日本の農業は滅びてしまう。
何度も今回のような事態が起こらないようにするには、日本の酪農家を保護する政策が不可欠だ。
 
ところで、2012年9月24日付けのブログで「バターを作った」ことを紹介したが、今回も、たまたま生クリームが余っていたので、また、ペットボトルでカシャカシャ振ること約10分で、バターを作った。
この方が新鮮だけどね。
 
でも、この機に、トースト&バターから卒業しようかなあ・・・
 
 
 
 

クリスマスのフラワーアレンジメント

 
今年もとうとう12月になってしまいました。
毎年12月になると、事務所の廊下の飾り棚にフラワーアレンジメントを作って飾っています。
 
今年は、聖夜をイメージして、ローソクを使い、少し落ち着いた雰囲気のアレンジメントにしてみました。
 

 
ヒペリカムという赤い実を使いたくて、でも、どこも売れてしまっており、あちこちの花屋を駆け回り、やっと見つけました。
 
グリーンがまだたくさん残っているので、クリスマスツリーのアレンジメントも作ってみようかなと思っています。
 

京都の紅葉~圓光寺(えんこうじ)~

 
秋になって、紅葉を求め、いくつか山に登ったが、どこも早かったり、逆に遅かったりで、なかなか見事な紅葉にめぐりあえなかった。
 
ところで、NHKの朝のニュースでは、毎年、京都の春の桜と秋の紅葉の名所が紹介される。
11月25日には、京都市左京区の圓光寺(えんこうじ)の紅葉が紹介された。
朝、ライブで放映された圓光寺の紅葉は、それはそれは見事だった。
 
「左京区」は広いので、どうせ遠くの山の中の寺かと思いきや、なんと、詩仙堂や修学院離宮の近くにあることがわかった。
今週までが見頃とのことだったので、急遽、行ってみることにした。
 
圓光寺は、詩仙堂のすぐ近くにあった。
午前9時過ぎに入ったが、私と同様、おそらくテレビを観たであろう人たちが結構訪れていた。
 
圓光寺は、1601年に徳川家康が京都市伏見区に学校として建立した後、相国寺山内を経て、1667年にこの地に移転されたとのこと。
 
「雲海」をイメージした細かな白い石の渦と、天空を自在に奔る「龍」をあらわした石組みのある奔龍庭を経ると、すぐに、たくさんの紅葉が目に飛び込んできた。
 
(奔龍庭)

 
「十牛之庭」と呼ばれる庭には、真っ赤に染まったたくさんの紅葉があり、また、庭一面に広がる敷紅葉も素晴らしかった。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本当は、寺の中から、柱を額縁のようにして、絵のような紅葉の庭の写真を撮りたかったが、あまりにも人が多すぎて、無理だった。
 
身近にあった紅葉を満喫した。
 
 
 
 
 
 

チェーンがからまない!

 
アクセサリーは、ペンダント以外ほとんど身につけない。
そのペンダントも新しく購入することはほとんどなく、以前から持っているものを使っている。
 
ペンダントをいざ身につけようとする時に一番イライラすることは、時々チェーンがからまっていること。
 
そこで、テレビで観た100円グッズを利用しての収納を実践してみた。
 

 
布を貼った四角いプレートを100均で購入し、それを壁にかけ、更に、そのプレート状に押しピンを指す。
そして、その押しピン毎に1本ずつペンダントをかけるだけ。
 
もうチェーンがからまることはなくなった。
これでストレスは解消された!!
 
 

桟敷ケ岳登山とRUN

 
紅葉を見ることを目的に、11月8日(土曜)午前中、京都北山にある桟敷ケ岳(さじきがたけ。895.9M)に登った。
桟敷ケ岳は賀茂川の源流となる山だ。
登山道は枯れ葉で埋もれ、目的の紅葉には遅すぎたことがわかった。
登山者も少なく、静かな山行きだった。
天気はまずまずで、山頂でいつものように焼きそばを作って食べた。
 
登山がさほど疲れなかったので、午後は久しぶりに鴨川を松ヶ崎から御池まで休むことなくRUN。
 
この日は身体が軽く快調だった。
 

 
今年4月1日、屋久島の宮之浦岳から始まったアドベンチャーレーサー田中陽希さんの人力での百名山踏破は、10月26日北海道・利尻岳登頂により、約7ヶ月間で、ついに達成し終了した。
 
谷川岳辺りや北海道に入ってからも疲労による体調不良・発熱などがあり、北海道の冬山前に間に合うか、とても心配したが、達成できて本当に良かった。
 
おめでとうございます。
 
宮之浦岳から利尻岳までを、人力は一切使わず、陸地は徒歩で、海はカヤックで渡るという、超人的な試み。
登山もコースタイムの半分位で歩く。
とても人間技とは思えないが、こんなことができる人もいるんだなあ。
 
おっかけ登山者は、時が経つにつれて増えていった。
本当は、私もおっかけて、どこかで会い、元気とエネルギーをもらいたかった。
 
人間ってすごい!
 
なお、11月8・15・22日、HNKBSプレミアムで、これまでの記録が再放送されます。
 

ガン患者の友人と、その仲間たち

 
趣味を通じて知り合い、長年、親交を深めてきた女友達が、今年2月、ガンの手術を受けた。
私より10歳以上年上だが、いつもお洒落で若々しく、色んなことに好奇心旺盛で、私の人生の目標のような女性である。
 
術後1週間で退院し、5月には前から予定されていた船旅にも出かけられた。
 
10月初め、体調が悪化して入院となったが、数日でやや回復されたので、退院→帰宅となった。
ただ、1人暮らしの彼女を心配する親族の反対を押し切っての退院であったため、帰宅後、親族の訪問はなくなった。
そこで、彼女を心配する仲間たちが、交代で自宅を訪れ、また夜も交代で宿泊し、誰かが彼女の傍らにいるようネットワークを作った。
こんなに心配する友人が周囲にたくさんいるのも、彼女の人格の賜物だと思う。
 
出来る限り自宅で過ごしたいというのが彼女の強い希望だったが、残念ながら、先週末、彼女は自らの意思で再入院せざるを得なくなった。
入院後も、仲間たちは頻繁に病院を訪れるようにしている。
 
私自身、両親を送った経験からしても、自分の思いどおりの人生の終わり方をするのはとても難しいと感じている。
でも、出来る限り彼女の希望に沿えるよう関わっていこうと思っている。
 
 
 
 
 

片岡愛之助~GOEMON~

 
こんなに面白い舞台を観たのは久しぶりだった。
 
大阪・松竹座の10月花形歌舞伎は、片岡愛之助の「GOEMON」。
テレビ「半沢直樹」で大ブレイクした片岡愛之助が歌舞伎でフラメンコとコラボすると知り、大阪まで観に行くことにした。
 
「GOEMON」は、大塚国際美術館のシスティーナ礼拝堂で2011年に初演された新作歌舞伎で、大盗賊の石川五右衛門がスペイン人の血を引いていたという奇想天外な作品。
昨年2月に松竹座で再演、今回は3度目の上演。
 
古典歌舞伎をベースに、フラメンコ音楽とダンス、室内楽も取り入れた斬新な内容。
五右衛門の父親のカルデロン神父は、あの「タッキー&翼」の今井翼クン。
翼クンのフラメンコ、そして、フラメンコダンサー佐藤浩希のフラメンコ。
愛之助の、つづら抜けを含む2度の宙づり。
2階席(私は2階席だった)での大立ち回り。
などなど、観客をあきさせない熱気あふれる舞台だった。
 
一緒に行った私の大学時代の友人は、昨年も観たとのこと。
「また機会があれば、もう1度観たい!」間違いなく、そう思わせる舞台だった。
 
 

本当に美味しい珈琲とは

 
飲み物の嗜好については、コーヒー党と紅茶党に分かれると思うが、私はコーヒー党だ。
そんなにコーヒーの味に通じているわけではないが、砂糖もミルクも入れずにブラックで飲んでいる。
そして、味は、苦みがきいたものが好き。
 
毎週土曜日の午前11時から放映されている「LIFE 夢のカタチ」(ABC朝日放送系)。
先週は、大阪市城東区で「ハマ珈琲」を営む濱卓也さんを取り上げていた。
「煎りたてコーヒーのおいしさを日本中に広めたい」という濱さん。
 
コーヒーは、煎りたて、挽きたて、淹れたての3条件がそろった時、驚くほど深い味わいが生まれ、最高の味となる。
焙煎して間もないコーヒーは、淹れたとたん泡が立体的になり、その泡の中に香りの成分がたっぷり含まれていると濱さんは言う。
 
確かに、買って来たばかりの挽きたての豆は、香りも、お湯を注いだ時の泡立ちも違う。
 
どうせ同じ額のお金を出すなら、美味しく味わわなくっちゃね!
いつもは買いに行くのが面倒なので、200グラム入りを2袋同時に買って来るのだが、これからは、できるだけ少量買いをしようと思う。
 
それと、今年、夷川東洞院東入に「鳥ノ木珈琲」という小さな喫茶店が出来た。
まだ入ったことはないが、実は、その喫茶店は、濱さんが作った焙煎機で、煎りたて、挽きたて、淹れたての珈琲を味わえる店だということを知った。
1度、訪れて、本当に美味しい珈琲を味わってみたいものだ。

御嶽山の噴火

 
9月27日(土)11:53AMに発生した御嶽山の噴火は、本当に驚きで衝撃的だった。
私の趣味が登山であることをご存知の依頼者の方々や友人から「心配した」とメールなどをいただいた。
心配していただいて有り難うございます。無事でいます。
 
御嶽山(3067M)は、日本百名山の1つでもある。
私も、過去に、長野県側と岐阜県側から計2回登ったことがある。
頂上は富士山のようにお鉢状態となっていて、神社のあるところが頂上となっている。
山頂付近には水をたたえた池もいくつかある。
頂上に、あれほどたくさんの山小屋があることも富士山に似ている。
修験者の山でもあり、登山初心者も登りやすい山である。
 
関西に近い3000M級の山で、しかも、9月27日は、紅葉シーズンの快晴の土曜日である。
私がそこにいても不思議ではない。
 
死亡者が次々と確認され、また、被害に遭われた登山者から語られる生々しい言葉の報道を耳にする都度、地獄のような惨状に心苦しくなる。
 
自然の脅威をあらためて思い知らされた出来事であった。
 
 

ココナッツオイル

 
友人からココナッツオイルをいただいた。
 

 
最近、流行らしいということは知っていたので、ネットで見たりはしていたが、買ったことはなかった。
 
ネット情報によると、ココナッツオイルは90%以上が飽和脂肪酸なので、劣化しにくオイルなのだそうだ。
「コレステロール値が下がる」「ダイエットに効果的」「糖尿病の予防や改善」などとその効能が記されているが、まあ話半分である。
 
早速、朝食のトーストにつけて食べてみた。
名前のとおりココナッツの風味があって、おいしい。
ココナッツミルクなどが好きな人にはお勧めの味である。
 
 

腕時計をしない

 
腕時計をしなくなって、もう数年が経とうとしている。
別に、たいした理由があってのことではなく、時計の電池が切れ、電池交換しようと思いつつ、つい忘れてしまい、現在に至っている。
「忘れる」ということは、なくても用がたせるということだ。
それに腕時計をしている時より、当然、左腕がすっきりして結構快適だ。
事務所には各部屋に時計があり、外出する時は、携帯電話の時計で確認する。
時に携帯電話を携帯するのを忘れてしまうこともあるが、私は、元来、時間に遅れることが嫌いで、十分な余裕を持って行動するよう心がけているため、携帯電話を忘れたことであまり焦ったという記憶はない。
 
携帯電話の普及により、私のように腕時計をしない人も多くなったようだ。
かつては、腕時計はおとなの身だしなみだったが、国内メーカーが調査した装着率は数年前に5割を切ったとのこと。
腕時計は、今やファッションの一部としての意味合いが強いらしい。
(2014年9月15日付け京都新聞朝刊)
 
ところで、先日、アップルが自社初の腕時計型端末を発表した。
京都新聞曰く「腕時計を追いやったケータイ勢が、その復権を担うとは何とも皮肉だ」。
 
腕時計型端末など、どんなものかは見たこともないが、やはり私には縁遠い世界だ。

 
楠木 新(くすのき あらた)さん。
サラリーマン兼作家で、著書「人事部は見ている」(日経プレミアムシリーズ)はベストセラーに。
近著は「働かないオジサンの給料はなぜ高いのか」(新潮新書)で、書店に行くと、平積みされていることもある。
 
その楠木さんのインタビュー記事が、顔写真入りで2014年8月19日付け朝日新聞の「オピニオン」欄「70歳まで働きますか」のコーナーに掲載されていた。
楠木さんのインタビュー記事のタイトルは、「こころの定年」に耳傾けて。
 
実は、楠木さんは、私の大学時代のクラスメートだ。
「楠木 新」というのはペンネーム。
昨年11月に、大学卒業以来約30数年ぶりに初めて開いたクラス同窓会に、楠木さんも参加され、その時初めて、彼が本などを書いていることを知った。
 
朝日新聞紙上で、楠木さんは、
「就業上の定年は多くが60歳ですが、40歳前後から組織で働く意味を悩む『こころの定年』を迎えるサラリーマンが増えています」
「私自身、若いころは順調に組織の階段を上っていましたが、40代後半になって『こころの定年』を迎えました。成長している実感が得られず、誰の役に立っているかも分からなくなり、出社できなくなりました」
「転機になったのは、サラリーマンから転身した人に話を聞き始めたことでした」
「彼らの生き方と自分とを何度も重ね合わせる作業を通して、自分が何をすればいいかが、見えてきたのです」
「『こころの定年』を迎えた時に自らの目標を探し出し、時間をかけて取り組めばチャンスが生まれるはずです」
 
私の友達の中にも、そろそろ会社をリタイアする人も出てきている。
定年のある人は否が応でも次の人生を考えざるを得ないが、私たちのような仕事だと定年がないので、その引きぎわや「次へのチャレンジ」の時期などが、とても難しい。
 
楠木さんの「70歳まで働くことの環境を整備するのは、国でも、会社でもありません。それは、自分自身なのだと思っています」という言葉の重みを感じる。
 

気仙沼復興さんま

 
東北の震災以来、交流が続いている宮城県気仙沼市のYさん。
当時、小学生だった娘さんも中学生になった。
 
そんなYさんから「今年は気仙沼のさんまが大漁だから送ります」というサプライズの嬉しい便りが届いた。
そして昨日、たくさんのさんまが送られてきた。
オデブのさんまで、どれも脂がのっている。
早速、夕食で塩焼きにして食べた。おいしい!
 
気仙沼市では、今年2月現在で、応急仮設住宅等の入居者が6654人、民間賃貸住宅(みなし仮設)の入居者が3195人もいるという。
1日も早い東北の復興を願っている。
 

航空券キャンセルで全額払い戻し

 
今夏、東北の山に登る計画を立て、JALの先得割引の航空券を予約していた。
ところが、同行予定の山仲間が急病で入院したため山行きは中止に。
 
航空券を先得で予約していたから、たくさんのキャンセル料をとられるだろうなあ、そう言えば佐賀県の弁護士が高い解約定数料の返還を求めてANA相手に提訴していたなあ、などと考えながら、キャンセル手続きを調べるため、ネットを探してみた。
 
すると、なんということでしょう。
 
病気などで飛行機に乗れない場合には、診断書を提出すれば同行者も含めて全額払い戻しされる、と書いてある!
 
早速、予約係に電話。
ところが、何度かけても話し中ばかりで通じない。
翌日かけても、また話し中。
あきらめかけていた頃に、やっとつながった。
事情を説明し、診断書を送付するFAX番号を教えてもらう。
 
先日、退院してきた本人に診断書を取ってもらい、JALにFAXしてもらった。
手続き完了!
何事もあきらめないことが大切ですね。
 
 
 
 
 
 
 

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