原発を描いた映画だと聞いたので、DVDを借りて観た。
ジェーン・フォンダ演じるキンバリーは、テレビ局のレポーター。
原子力発電所のドキュメンタリーの取材中、原発トラブルに遭遇。しかし、その後、発電所側からトラブルの報告は何もなし。
だが、発電所の技師ゴデルはトラブルの原因につながる重大な欠陥を発見。キンバリーと連絡を取り、マスコミに公表しようとするが、証拠資料は奪われてしまい、ゴデルは原子力制御室にたてこもる。
そしてテレビ報道が始まった直後、発電所側が要請した警官にゴデルは「精神異常者」として撃ち殺されてしまう。
キンバリーは「彼はまぎれもなくヒーローでした」と泣きながら叫ぶが・・・・
「チャイナ・シンドローム」とは、燃料がメルトダウンして地面に潜り込み、地球の反対側にある中国まで到達する、というジョーク。
作品中でジョークとして語られる。
この映画は1979年3月16日に公開されたが、その12日後の3月28日にペンシルベニア州のスリーマイル島の原子力発電所でメルトダウン事故が実際に起こり、大きな反響を呼んだ。
2011年3月に発生した東日本の地震によって起こった福島第1原子力発電所事故では、当初はメルトダウンは起こっていないとしていたが、専門家が懸念していたとおり、地震の数日後以内にはメルトダウンを起こしていたことがわかった。
この映画の発電所側の対応は、まさしく今、現実に日本で起こっていることと重なってしまう。
原発という社会問題とマスコミのありかたを問うた、素晴らしい作品。現在に置き変えても、全く遜色ない。
ブログ マチベンの日々
脱原発で頑張っている夫婦漫才師がいる。
「おしどり」のマコさんとケンさん。(2011年6月15日付け毎日新聞朝刊)
コンビを結成した2003年に若手漫才師の登竜門「M1ーグランプリ」で準決勝に進出したらしいが、私自身は彼らの漫才を観たことがない。
二人は、東京電力福島第1原発事故に関する政府や東電の会見に出席し、出席するだけでなく、入念に下調べをして質問もする。
そして、その詳細をマコさんが「おしどり」のHPのブログで紹介する。
すごい!
「絶対にテレビに出られへんようになる」と忠告されたが、「芸人は国のために漫才したらあかん。お客さんの幸せのためにせなあかん」という大先輩の故喜味こいしさんの言葉を胸に刻んでいる。
脱原発の輪は着実に広がっている。
そして彼らの漫才も観てみたいな。
妻が夫を殺害するという事件が相次いでいる。
報道によると、その背景にはDVがあるという。保護命令を申し立てたり、弁護士に相談したりするなどの方法はとらなかったのだろうか。
でも、所詮、保護命令にも期限があり、DVで夫が警察につかまってもじきに出所してくる、離婚しても追いかけてくるのではないか。
そういう恐怖や絶望感が妻を殺人にまで追い込んでいくのだろうか。悲しい事件である。
DVなどの性暴力について相談や診察を一度にできる「ワンストップセンター」が全国各地に設置されることが求められる。
ところで、AERAの2010年8月30日の記事は、「殺される夫の条件」。
残念ながら、直接原文にはあたっていないが、その条件とは、
1、妻にDVしたことがある。
2、浮気したことがある。
3、生活に余裕がある「小金持ち」だ。
4、妻から離婚を申し込まれても応じる気がない。
5、妻はちょっとした美人だ。
世の中のDV夫よ、高いびきをかいて安眠していると、そのまま地獄に堕ちることにもなりかねませんぞ!
「花の寺」として有名な宇治市にある三室戸寺。
広い庭園に四季折々に花が咲く。私も5月のしゃくなげの頃に訪れたことがある。
今の三室戸寺は、アジサイ。
境内には植栽された約1万本のアジサイが見頃を迎えている。
その三室戸寺で、ハート形のアジサイが咲き、「見つけたら幸せになれる」と話題を集めている(本日付け京都新聞朝刊)。
アジサイの花は、通常は球形にまとまって咲く。
しかし、房の分かれ具合によってハート型になるものも時々見られるという。
三室戸寺では、昨年初めて発見され、今年もいくつか見つかっている。
でも、花の形は気候などで毎日変わるらしい。
そのため「見つかったら恋が成就するかも」。
でも、アジサイの花ことばの1つは「移り気」。
その恋は移り気?
いやいや、ロマンチックですね❤
どうしても、もう1度、観たいとずっと思っていた。
フェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画「道」(1954年の作品)。
おそらく初めて観たのは小学生の頃にテレビで。
父が観ていたので、私もその横で観ていたが、涙が止まらなかったことだけが強く記憶に残っており、いったいどんなストーリーだったんだろうという思いがずっとあった。
「少女」と「おじさん」とサーカスの物語という記憶だったが、今回DVDであらためて観て、それは正確ではなかった。
1万リラで大道芸人ザンパーノに売られたジェルソミーナは、ザンパーノの大道芸を手伝わされる。
「女房」として。
自由奔放で粗暴で女好きのザンパーノを嫌って1度は逃げ出すが、連れ戻されてしまう。
そしてザンパーノが喧嘩によって警察に逮捕されたため、逃げる機会はあったが、彼の帰りを待つ。
その後、ザンパーノが綱渡り芸人を殺害した場に居合わせたジェルソミーナは頭が変になり、そんな彼女をザンパーノは置き去りにする。
数年後、ジェルソミーナが死んだことを知ったザンパーノは海辺で号泣する。
ジェルソミーナは、「白痴」と解説されているようだが、私にはそうは思えず、純真だが、頭の良い女性だと感じた。
表情でその感情を表現する演技は素晴らしい。
そして、綱渡り芸人が語った「世の中に役に立たないものはない」「道端の小石でも」という言葉が、この映画のテーマかもしれない。
その言葉によって、ザンパーノには自分しかいないと考え、彼が警察から帰ってくるのを待つジェルソミーナ。
そんな彼女をザンパーノは見捨てるが、それを後悔して号泣するラストシーン。
何か深いものが流れていて、あのセリフは?あの表情は?何を意味しているのだろうと何度も思い返してしまう作品だった。
テーマ曲の音楽も素晴らしい。
1957年、戦後日本で初めて上映されたイタリア映画である。
アカデミー外国語映画賞受賞。
お薦め映画の1つである。
昨日、隣の席のF川弁護士から「こんな判例、知ってました?」と教えられた。
東京高裁で平成21年10月15日に判決が出ているにもかかわらず、なぜか公刊物の判例時報に掲載されたのが、1年半以上経過した2011年6月1日号(NO2108)。
この判決は、男女が交際中、合意で性交渉をし、合意で妊娠中絶手術を行った場合でも、男性が女性の身体的、精神的苦痛や経済的負担の不利益を軽減し、解消するための行為をしないことが不法行為にあたるとしたもの。
合意で性交渉をして妊娠そして中絶に至った時に、相手の男性に損害賠償できるか?という相談をたまに受けることがある。
今までは、「中絶費用は半分請求できるけど、慰謝料は難しいと思いますよ」というのが大方の弁護士の答えだったと思う。
この事件では、男性は中絶費用として30万円を渡しているようだが、裁判所は、女性の慰謝料を200万円、治療費を68万4604円とした上で、その半分の134万2302円から支払い済みの30万円を引いた114万2302円の支払いを男性に命じた。
裁判所は、女性が中絶を選択せざるを得ない場合においては、直接的に身体的及び精神的苦痛にさらされるとともに、経済的負担をせざるを得ないが、これらは共同の性行為に由来するものであるから、男女が等しくその不利益を分担すべき、と判示している。
合意とは言え、中絶で大きな負担を負う女性にとっては、歓迎すべき判決である。
でも、この理屈からすると、不倫の場合や夫婦の場合でも、認められるんだろうか?
議論を呼びそう。
東日本大震災で、全国から日本赤十字社などに寄せられた義援金2513億円のうち、これまでに被災自治体に配布された金額は、およそ3割にあたる822億円で、残りの1691億円は(おそらく銀行口座に)眠ったままになっているという。
死者・行方不明者、全壊・半壊家屋の正確な数字が自治体から上がってこないため、あとになって義援金が不足する事態を避けるため、というのが理由らしいが、なんとも割り切れない。今、徐々に復興に向けて頑張っている被災者にとっては1日も早い義援金の支給が必要だと思う。
ところで、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」というホームページがある。
被災地の各避難所や個人宅などから寄せられた、現在、必要な物資のリストが掲載されている。
これを見ていると、各避難所や個人宅ごと、あるいは季節によっても必要な物が異なることがわかる。
私も、このホームページを見て、今日初めて、宮城県の多賀城市役所に物資を送った。
まだライフラインが完全でない地域も少なくない。私たちにできることを息長く続けることが大切。
世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関は、5月31日、携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫(こうしゅ)の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した(2011年6月1日京都新聞夕刊)。
携帯電話が発する高周波電磁波の健康への影響については、国内外で研究が進められ、発がんリスクが高まると指摘する研究者もいるが、明確な結論は出ていない。
日本では、携帯電話の基地局周辺の住民が健康被害を訴えて裁判を行っているが、まだ因果関係を認めた裁判例はない。
今回、国際がん研究機関ががんの危険性を指摘したのは、携帯の契約者が世界で50億人に上り、確定的な研究結果が判明してから警告するのでは被害が大きくなる恐れがあると判断したため。
特に子どもは使用を控えた方がいいとのこと。
同機関は、結論が出るまでの予防的措置として、イヤホンとマイクが一体となったヘッドセットを利用することを勧めている。
要するに、あとは自己責任ということね。
私はと言えば、携帯電話を「携帯」しているだけで、メール以外はほとんど利用していないが・・・
携帯電話と発ガン性の関係も、原発と同じく、長期間の「人体実験」によらなければ判明しないのだろうか?
なんか、わりきれない。
元裁判官で、この春からは滋賀県で弁護士をされている井戸謙一さん。
原発(石川県志賀原発2号機)差止め判決を書いた唯一の裁判官。京都地裁にもしばらく在籍されていたので、身近に感じる。
原発には「素人」の裁判官が、国の政策を否定する判決をなぜ書いたのか?その思いを聞いてみたいと思っていた。
本日付け朝日新聞朝刊にインタビュー記事が掲載された。
「貞観地震(869年)、長い歴史から見れば、わずか千年前に起こったことは、また起こりうる『具体的危険』だと思います。原発という危険なものを扱う以上、当然、備えるべきです。」
「甘い想定で、『安全だ、安全だ』と声高に言っても、その主張に乗るわけにはいきません。」
「一般論で言えば自分で決断ができないときに、肩書のある人たちの見解に沿ったほうが無難かな、という心理が働く可能性があります。」
「いくら世論と乖離していても、少数者の言い分にすぎなくても、主張に合理性があると思ったら認めなければいけません。」
「結論として原告の主張が認められるとすれば、国策に反していても原告勝訴とする。それが裁判官の仕事です」
立派な肩書きの人の意見に賛同していたほうが、あとで間違いがわかっても、あまり非難を受けない・・・・・そんな心理状態の中で、「安全性」の立証はあくまで被告側が尽くすべしとして、原発差止めを認めたことは、やはり相当の信念と勇気が必要だっただろう。
「原発訴訟もそうですが、訴えをどこにも聞き届けてもらえず、司法に一縷の望みをかける例が多い。それを正面から受け止めて、救済すべきものはきちんと救済する。そこに本来、裁判官のやりがいはあります。司法は、市民の最後の砦であるべきです。」
あ~、涙が出てくる。現役の裁判官は、この井戸さんの言葉を重く受け止めてほしい。
「どんなに生々しい戦場映画でも、絶対に再現できないものがある。それは臭いだ」反戦を訴え続けたベトナム帰還兵アレン・ネルソンさんが来日講演で語った言葉・・・・
今、深刻な臭いが被災地を悩ませている。
水産加工が盛んな三陸地方では、津波によって大型の冷凍庫などから大量の魚が散乱。腐った魚介類はうずたかく積み上げられ、鼻をつくような臭いを発しているとのこと。テレビの映像や新聞の活字からだけでは、わからない。
昨日、友人からのメールで、岩手県大船渡に住む被災者から「お香が欲しい」との希望があることを知った。消臭剤では役にたたず、お香が1番だとのこと。
被災地に「お香」を送ること・・・・それも今私たちができることの1つ
5月20日のブログに「糖質制限食」のことを書いたら、友人から「糖質制限食って何?」と質問された(詳しくは、江部康二医師のブログを読んでください)。
甘い物を制限するってことではなくて、簡単に言うと、主食(米・めん類・パン・芋類などの炭水化物)を制限すること。
江部医師の分類によると、
1、スーパー糖質制限食:三食とも主食なし。
2、スタンダード糖質制限食:朝と夕は主食抜き。
3、プチ糖質制限食:夕だけ主食抜き。
糖尿病や肥満・メタボではない人には、主食を未精製の穀物(玄米や全粒粉のパンなど)に変えるだけでも良い。
私は、朝は必ずパンを食べるので、最近は、昼はできるだけ、夕は必ず、主食抜きという食生活を送っている。
そのかわり、おかずは一杯食べる。
あまり無理せず、というのが長続きのコツ。
タイトルの「厚い」は、「熱い」の書き間違いじゃない。マリリン・モンローの話ではなく、食パンの話。
「関西人は食パンの厚切りが好きだ。6、8枚切りが主流の関東に対し、関西は5、6枚切りが売れ、8枚切りはほとんど見られない。」(2011年5月25日朝日新聞夕刊)。
パン会社の調査にその結果があらわれている。
お好み焼やたこ焼き文化のある関西人は、もちもち・ふわっとした食感が好き?理由は諸説あるらしい。
実は、私も朝食の食パンは数年前から4枚切りの厚切り派。
食は関東圏に属する岐阜出身の私は、それまでは、ずっと5か6枚切りだった。
それが、なぜ、4枚切りになったのか?
たま~に食べる喫茶店の、外はカリッ、中はもちもち、というトーストの味は、自宅ではやはり4枚切りでしか出せないから。
オーブントースターをあらかじめ熱しておいて、その後食パンを入れ短時間で焼きあげる。
う~ん、たまりません。
YAHOO!ニュースのタイトルに「山本太郎『事務所、辞めた』」とあったので、ミーハー的な興味でクリックして読んだところ驚いた。
俳優の山本太郎は、福島原発事故のあと、「反対って言うと、芸能界で仕事干されるんです。御存知でした?でも言ってやります、反対!」と自身のツイッターで訴え、デモにも参加して原発反対運動を続けてきた。「何も行動しなければ、僕は自分を許せない」と。事務所を辞めたのは、これ以上迷惑かける訳にもいかないから。(YAHOO!ニュースより)。
知らなかった。こんな俳優もいたんだ、あの山本太郎が・・・
俳優という職業は、おそらく大企業などのスポンサーの資金によって成り立ってるところがあるんだろう。そして原発反対を声高に訴えるような俳優には仕事をまわさない。
思想・信条の自由による差別であることは明らか。
山本太郎にエール!(ツイッターをしている方は、直接エールを送ってあげてください)
そして、みんな、もっともっと原発反対!って言っていこう。
原田正純先生・・・
熊本大学大学院時代に「水俣病」と出会い、一貫して患者の立場から研究を続けてきた医師。2011年2月14日には、地球環境保全に貢献した人をたたえる「KYOTO地球環境の殿堂」を受賞された。
私は、以前、宇治ユニチカ工場の労働者のCS2中毒による損害賠償訴訟に関わった時、原田先生に患者側証人としての証言をお願いし、その尋問担当者として、熊本のご自宅にも伺ったこともあった。
ちっとも偉ぶらない優しいお医者さん。
その原田先生のインタビュー記事「3.11 水俣から」が、5月25日付け朝日新聞朝刊に掲載された。
「水俣病では、政府も産業界も学者も、安全性の考え方を誤った」「50年たっても教訓は生かされていない」
「科学が無能、無力ではなかった。ただ、その指摘を無視してきたわけ」
「国の意を受けた学会がどんな役割を果たしたか。同じことが今回も繰り返されている」
「本当に原発の専門家であれば、当然、今回の事態を予測しなきゃいけなかったはず」
「放射線の影響には未知の部分があることもしっかり押さえておかないといけない」
「(住民の健康問題について)長期にわたって管理し、体に何か起きたときはすぐに対応する、そういう態勢が必要」
「水俣の苦い経験を、今度こそ、学んでほしい」
原田先生の一言一言は、水俣病との長い闘いに裏打ちされたもので、重みがある。
記事の文末に記者がこう書いている。
「『ちょっと偉そうに言わせてもらった』。インタビューの直後、席を立つ原田さんの口から漏れた言葉だった。ちっとも偉そうじゃない人からそう聞くと、言葉の一つ一つが深みを増す。『想定外の津波で・・・』と繰り返した原子力の専門家たちの偉そうな言葉が、空しく聞こえる」
全く、そのとおり!
5月22-23日島根県松江市で、所属している法律家団体(自由法曹団)の5月集会が開催されたため、その前日の5月21日、三瓶山(さんべさん)に登った。
三瓶山は、島根県中央部に位置する活火山で、日本二百名山の1つである。活火山とは言っても、もちろん現在噴火はしていない。
京都を朝7時に出発したものの、中国自動車道で渋滞に巻き込まれ、登山口に着いたのは午後1時。
この日の天気予報は午後から雨で、着く前から小雨もパラついていたが、登り始めは雨も降っておらず、とりあえず登り始める。
三瓶山は、孫三瓶山(907M)、子三瓶山(961M)、女三瓶山(957M)、男三瓶山(1126M)から成り、その4つの山が火口原をグルッととりまいている。
まずは孫三瓶山へ向かう。
最初は緩やかな登りだが、次第に急登となった。
車の中でほとんど眠り続けていて身体が起きていなかったせいか、それとも蒸し暑さのせいか、足が重くしんどい。
孫三瓶山山頂は、3つの山が見渡せる素晴らしい展望だったが、山頂に着いた途端、草むらに倒れ込んだ。
その後、子三瓶山の方には向かわず、女三瓶山(めさんべさん)へ。
女三瓶山へ着いた時点で、同行者から「午後4時までに男三瓶山(おさんべさん)に着かないと、下山して5時のバスに乗れない」とあまりゆっくり休む間もなく先を急かされた。
でも、そこからが更に岩場の急登となった。
その上、天気も回復して陽が出て暑い。
「バスに間に合わなかったら歩いて戻る」とやや投げやりになりながら登り、でも、なんとか4時前に男三瓶山に到着。
そこからは、得意の下りで、走るように駆け下りて、バスの時間には十分間に合った。
三瓶山は、火口原をグルッととりまく尾根を歩くことができ、また岩場の登りも少しあって、面白い山だった。
私の体重は、20代から2~3キロの幅の増減があるだけで、ほとんど変わっていない。
だから、外見上メタボではないのだが、このところ、コレステロールの値が高い。
健康診断では、いつも「要再検」と書かれるが、病院に行くことはなく、今年も7月にはまた健康診断が予定されている。
まあ、50代になると、コレステロール値は上がるし、高い方が長生きするという医学的見解もあるようだから(2010年12月23日付けブログ)、あまり気にしてはいない。
ところで、京都新聞2011年5月15日付け朝刊で「常識超える糖質制限食」という面白い記事があった。
京都高雄病院の江部康二医師が書かれたもので、江部医師は自らが糖尿病であるところ、2002年から糖質制限食を実践されているということだった。
糖質制限食というのは、脂質やタンパク質はしっかり摂取して、血糖値を上昇させる糖質だけは極力減らす食事療法である。
従来の常識とは真っ向から対立する内容だが、高雄病院では実践されているよう。糖質だけ制限すれば、あとは腹一杯食べて良いというものだから、大食いの私にはピッタリかも!
そんな折り、5月18日放送のNHK「ためしてガッテン」でも、糖化が老化を促進し、その原因が高血糖だという話題を扱っていた。
7月の健康診断に向けて、無理のない程度で(これがくせ者だが・・・)糖質制限食を実践して、どんな数値が出るか見てみようと思う。
「政府は、5月19日、ハーグ条約に関する関係閣僚会議を開き、同条約に加盟する方針を決めた。20日に閣議了解し、早ければ次の臨時国会で承認を得たい考えだ」(日本経済新聞2011年5月19日付け夕刊)。
「ハーグ条約」とは耳慣れない条約かもしれないが、正式名称は「国際的な子の奪取の民事面に関する条約」。
国際結婚が破綻して、片方の親が無断で国外に連れだした子ども(16歳未満)を、元の居住国に戻した上で親権の争いを決着させる手続きを定めたもの。
震災後の復興はどうなるのか、原発はどうなるのか、など焦眉な課題が山積みであるにもかかわらず、こんな時期に、なぜか「加盟の方針」が決められてしまった。
もともと欧米各国が早期加盟を迫っているとは聞いていたが、よりによって、この時期になぜ?何か裏取引があるの?と疑いたくなる。
というのは、このハーグ条約は、子を養育する権利に関する手続きは移動前の国で行われるべきとの考えに立つ。
1983年の条約発効当時に想定されていたのは、母に養育されていた子を、父が国外に連れ去るケースだったが、実際には、連れ去りの7割が母親で(2003年)、DVや子への虐待が原因と考えられている。
条約には、「元の国に戻った場合に重大な危険があるときは、裁判所は返還を命じないことができる」という例外規定もあるが、DVや虐待の立証は容易ではない。
また、迅速審理を優先するため、例外の適用範囲は非常に狭いと言われている。その意味で、本当に「子の福祉」に叶う条約なのか疑問が残る。
加盟しないよう求めて活動する母親たちもいる。
弁護士の中でも意見は分かれている。政府は、なぜ議論も尽くさず、結論を急ぐのだろうか。
実際に条約に加盟するには、国内法の制定が不可欠である。今後、私たちは、関心を持って、大いに検討、議論していかなければならないと思う。
小学1年生から中学2年生までピアノを習っていた。
でも、あまり好きでなく、毎日30分から1時間、母に言われてしぶしぶ練習していた。
そして中学3年になると、高校受験を口実に習うのを止めた。
大学生になると、京都からたまに帰省してピアノを弾くと、近所に下手さが目立つので、よけいに弾かなくなった。
それでも母は毎年調律だけはしてくれていたようだが、2000年に母が亡くなったため、もう2度とピアノを弾くことはないと思い、そのピアノは、いとこの娘にあげてしまった。
そんな私だったが、なぜか5-6年前頃から、無性にピアノが弾きたくなってきた。
それでも「買っても続くかなあ?・・・」と自分に自信がなく、買うことをずっと躊躇していたが、電子ピアノならパソコンくらいの価格で購入できることがわかり、このGW中、とうとう買ってしまった。
楽譜は、ピアノとともに、いとこの娘に全部あげてしまったので、1冊も持っていなかったが、最近は便利なもので、クラシックの名曲や練習曲ならインターネットで楽譜を無料でダウンロードできることがわかった。
約40年ものブランクがあるので、指はほとんど思うように動かないが、それでも毎日少しずつ弾いていると、だんだん曲らしくなってくるのが楽しい。
それにヘッドフォンを使えば、朝でも夜でも弾くことができるし、下手なピアノを他人が聞くこともない。
「大人のピアノ」は、ゆっくりやって楽しまなくちゃあね!
ボケ防止にもなるかな?
スポーツクラブで知り合った方がピアノの先生をされているので、もう少し弾けるようになったら、習いに行こうと思っている。
本日午後、「江川紹子さんと考える~『取調べの可視化と裁判員制度を考える市民集会』」に参加(ウイングス京都)。
人が集まるか心配されていたが、一応、ホールの席はほぼ埋まった状態だった。
江川さんのTWITTERによると、昨日は北海道で仕事、今日も京都のこの集会が終わり、新緑の京都を散策することなく、東京へトンボ帰りのよう。
江川さん、お疲れ様でした。
江川さんは、これまでの刑事裁判の中で冤罪が生まれてきた背景には、検察だけでなく、裁判官の調書に対する盲目的な「信頼」があることを強調された。全く同感。
また、厚生労働省の村木厚子さんの事件のフロッピーを改ざんした前田元検事の刑事公判は、震災後の混乱の中でマスコミも大きく取り上げることなく、また前田被告人自身や訴追者である検察官も、早くこの事件の幕を引きたいがために、あっさり終わってしまったが、このような事件についての訴追は身内である検察官以外の者が行うような制度改革をすべきとの意見もなるほどと思われた。
2012年5月の裁判員制度施行3年に向けて、現在、制度の見直しが議論されている。冤罪を生まないための一層の改革が求められる。
環境省は、5月12日、東日本大震災に伴う夏場の節電対策として、これまでのクールビズより一層の軽装を促す「スーパークールビズ」を6月から実施することを決めた(5月13日付け京都新聞朝刊)。
同僚の男性弁護士も含めサラリーマン男性が、夏でも、ネクタイやスーツを着用していることは、本当に暑くて気の毒だなあと思う。
私など、暑くなってくると、エリつきの服を着ること自体、苦痛である。
おかげで、男性と同じ部屋で仕事をしていると、冷房が効きするため、薄着の女性は夏でもひざかけなどを使用するという、変な現象が起きている。
今回、環境省は、ポロシャツやアロハシャツ、スニーカーに加え、無地のTシャツやジーンズ姿での勤務もOKとする方向で調整しているという。
環境省が軽装を率先して導入し、冷房時の室温28度設定による節電の徹底を図る。
もちろん接客業の場合、お客さんが不快に感じない節度が必要だろうが、清潔であれば、職場が今よりカラフルにもなって、いいのではないだろうか。
ところで、裁判官が法廷で着用する黒い法服。夏用もあるだろうが、暑いだろうな。あれは、どうするんだろう?
法服ももっと薄地にして、その下は、Tシャツやアロハシャツにしたらいいね。