第84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品。
イギリス人女性のルーシー・ウォーカー監督が、東日本大震災の被災者たちが復興に向けて歩み始めた姿を、日本文化の象徴とも言える桜の花とともに綴った39分間の短編映画である(制作はアメリカ)。
日本では映画館での上映はまだ実現していないが、今日午前0時からNHKBS1で初めて放映された。
いつもは、だいたい午後11時台には寝てしまうが、頑張って午前0時まで起きていて、この映画を観た。
監督が東日本大震災の約1ヶ月後、被災地に入り、直後の人々の心の内を丹念に取材して作り上げた作品。
日本人である私たちは、テレビで何度も繰り返し観た、まるで地獄のような津波。
その後、津波にさらされても花を咲かせた桜、そしてその桜が癒しに、励ましに、更に生きる力となったという東北の人々の想い・・・・・
桜は一輪一輪は小さいが、固まって満開の花となる。
それは、日本の復興のシンボルのように思える。
震災から1年余が経過し、2度目の春も過ぎようとしている。
「震災を忘れない」
この映画を観て、あらためて強く思った。
ブログ マチベンの日々
1週間のうち月曜日だけオープンするという変な(?)食堂が、今年の1月、裁判所の近く(寺町竹屋町上る)にできた(なお、月曜以外は、弁当が販売されている)。
それが「食堂とん」。
インターネット情報によると、裁判所の南西側にある「プチレストランないとう」がレストランの休みの日である月曜日だけやっているらしい。
ネット上で話題になっていたので、昨日、初めて行ってみた。
メニューは、豚肉中心で、豚丼、カツ丼、カツカレー。おかずだけのカツ皿もあった。
どこかのチェーン店のように食券を買うシステムだが、中身は違った。
カツ丼を食べた。
ご飯の上に卵はなく、カツだけが乗っているソースカツ丼のようなシンプルなものだが、その味といい、肉の厚さといい、本格的。
自宅では、揚げ料理は一切作らないが、昔、母が作ってくれたトンカツの味に似ていて嬉しかった。
きょうは、朝から快晴だったので、午前中、4月23日付けの「マチベンの日々」で書いた京都一周トレイル東山コースの残りのうち、蹴上(けあげ)から大文字山山頂に行き、そこから哲学の道まで下山し銀閣寺に至るコースを歩いた。
今回の出発は蹴上から。
日向大神宮の境内を過ぎて更に進むと、すぐに急登になる。でも、それは少しだけ。
あとは尾根道のアップダウン。
木々に遮られてあまり景色は見えないが、時々、右側に山科の街並みが木々の間から見え隠れする。
「京都一周トレイル」の案内標を確認しながら、ひたすら大文字山方面に進む。
大文字山山頂(466m)には、山科や銀閣寺方面からも何人もの登山者が入れ替わり登ってきていた。
山頂で、偶然、知人に出会う。
山頂で軽食をとった後、今回は、京都一周トレイルを歩くのが目的だったので、火床の方には下りず、四つ辻まで戻り、鹿ヶ谷方面に下山した。
この下山道は初めてだったが、山道を感じさせる道(要するにあまり整備されていない)で、偶然、E弁護士とすれ違った。
下山すると、霊鑑寺脇に出、そこから安楽寺、法然院、哲学の道を経て、銀閣寺の参道に到達した。
さあ、次は、東山コースの最後、銀閣寺から比叡山だ!
最近、テレビや新聞では、5月21日の金環日食の話題で盛り上がっている。
京都や滋賀では282年ぶりとのこと。
4月25日から5月20日まで、京大の総合博物館では、5月21日の金環日食にあわせた企画展「京大日食展ーコロナ百万度を越えて」が開催されており、先日、行ってみた。
展示内容は、古代の日食にまつわる伝説、江戸期に日本独自の暦を作り日食を正確に予測した天文学者渋川春海のこと、京大日食観測隊が世界の日食観測に出かけた時の映像など、400円の入場料で十分楽しめる。
それに解説員の方による解説もあって、わかりやすい。
5月21日月曜、京都市内の金環日食は、午前7時半から、らしい。
日食メガネも買ってしまった。
晴れてほしい。
GW中の北アルプスでの10人もの遭難は衝撃的だった。
大半が中高年の登山者だったこと。皆、数十年の登山経験者であったこと・・・
雪山のアルプスと中高年の登山者という関係は、私の頭の中ではおよそ結びつかないが、
それだけ登山が雪山でも身近になったということだろうか。
しかし、裏返せば、「危険」もやはり身近になってしまったということだ。
山での遭難事故がニュースになるたび、いつも知人らから「村松さんじゃないかと心配した」と言われる。
今回も2人の知人から同じことを言われた。心配してもらって有り難い。
今回の事故が起こった5月4日、私は富士山近郊の山「三ツ峠山」(1786m)を登っていた。
朝は晴れていたが、昼頃から突然雨が降り出し、尾根を歩いている時は、雨の中にヒョウも混じって降ってきた。
でも、それほど高い山ではないので、傘をさしながら下山し、下山した頃には、また太陽が顔を出していた。
1500m位の山でも、かように天候は急変する。
アルプスは3000m級の山々。
GW中のアルプスは、春とは言え、まだ冬山である。
晴れた日に雪の中の歩くのはものすごく快適だが、いったん天候が崩れると吹雪となる。
皆、おそらく元気な中高年だっただろうに・・・残念でならない。
ご冥福を祈る。
100歳の日野原重明医師は、毎週土曜、朝日新聞別刷「be」に連載執筆されている。
2012年4月28日の記事より。
5月3日は「数ある祝日の中でも、この日は特に大切なものとして、心に留め置くべきだと私は思っています」
「日本国憲法が大戦の深い反省に基づき、平和主義を基本理念として戦争放棄を宣言していることは、世界史上でも画期的なこと」
日野原さんの自説「10年間という猶予期間をもうけ、米軍基地を国外に移し、移転費用は日本政府が持つというもの」
「基地跡地は平和の象徴、日本の楽園として整備していく」
「自衛隊は世界各国の災害地域にいち早く駆けつけて救助活動を行う部隊と位置づけます」
「このように日本の独自姿勢を明確に打ち出せば、世界での存在感は増すでしょう」
「カントはいかなる場合でも戦争を認めない『非戦』の精神を提唱しています。日本がこれから歩むべき道のヒントは、この『非戦』にあるのではないでしょうか。」
新憲法制定議員同盟(会長:中曽根元首相)が5月1日「東日本大震災からの復興の遅れの根本原因は現行憲法にある」と言ったり、自民党が、4月27日、憲法9条に集団自衛権の行使を認める内容も含んだ憲法改正草案を発表したりと、国家主義的な動きも目立つ。
これらと比べると、日野原医師の訴えは、なんて希望や夢に満ちているんだろうと感動します。
ザ・タイガース時代、それに続くソロ活動全盛時代、ジュリーこと沢田研二のフアンになったことは1度もなかった。
でも、今は、すごく気になる存在。
ジュリーは、還暦を迎えた時、憲法9条を守ろうとの思いを込めた「我が窮状」を発表した(2010年11月11日付け「マチベンの日々」)。
そして、今年3月11日発売になったCD「3月8日の雲」は4曲すべてが東日本大震災がテーマで、すべてジュリーの作詞。
その中の「F.A.P.P」(フクシマ・アトミック・パワー・プラント)は脱原発の歌。
ジュリーは語る「9条も含めて、売れている頃は、そういうことは考えないようにしていました」「でも、こんな年齢になったら、ちゃんと言っていかないと恥ずかしいよね。」(2012年3月8日付け毎日新聞)
若い頃より太ったけど、やっぱりジュリーはカッコいい。
(7月のコンサートのチケットが取れた。楽しみ!)
京都で唯一、たくさんのシャクナゲが見られる山が京都北山にある。
天ケ岳(あまがたけ。788M)への登山道、「シャクナゲ尾根」である。
ここのシャクナゲはGW辺りに満開となるが、満開に咲く年とあまり咲かない裏年とがある。
今年はどうだろうと、ネットで情報を探してみるが、見つけられない。
4月29日(日)、天気も良いので思いきって行ってみることにした。
京都バスで終点の小石川下車。バスは、中高年の登山者で満員。
車道を少し歩いて岩尾谷方面に入ると、すぐに登山口となる。最初から急登。
シャクナゲ尾根に出ると、緩やかなアップダウンの道が続く。
今年はダメかなあと思いながら登っていくと、あった!咲いてる!咲いてる!
「しゃくなげ尾根2」「3」と書かれた標識辺りから満開のシャクナゲが!
「5」「6」まで進むと、あちこちに咲いている。
まだ蕾の木や蕾さえない木もあったが、あちこちに満開に咲いている木もあり、十分楽しむことができた。
マアマアの開花だと思う。
大原寂光院道との分岐を右に折れ、天ケ岳まで登る。
天ケ岳へはしばらく急登が続き、やがて山頂へ。
山頂は、展望はないが、たくさんの登山者であふれかえっていた。
下山は鞍馬方面へ。
鞍馬温泉の露天風呂で汗を流し、帰路についた。
第一生命が毎年行っているサラリーマン川柳。4月27日ベスト10が発表された。
いつも、皆うまいこと作るなあと感心する。
とりあえず1位から5位までの紹介と私のコメントを少々。
第1位 「宝くじ 当たれば辞める」が合言葉(事務員A)
これが口癖の弁護士もいるよなあ・・・・
第2位 女子会と 聴いて覗けば 60代(ビート留守)
60代じゃないけど、他人事じゃない!?
第3位 妻が言う 「承知しました」 聞いてみたい(大魔神)
甘えるんじゃねえ!
第4位 スマートフォン 妻と同じで 操れず(妻ーとフォン)
夫の方が操りやすい?
第5位 EXCELをエグザイルと読む部長(怪傑もぐり33世)
エグザイルを知ってるだけでも誉めてしんぜよう
昨夜は、幼なじみのshocoさんが京都に来るということでお誘いを受け、一乗寺の「アルザス」というフレンチレストランで、shocoさんの京都の友人Eさんも交え、女子会をした。
shocoさんとは、昨年、ン十年ぶりに再会して、今回が2度目。
長年、京都に住んでいるのに、この「アルザス」という店は知らなかった。
京都の大学の先生をしていたことがあるというshocoさんの弟さんの推薦。
一乗寺の地理はあまり詳しくないので、少々道に迷ったが、東大路通りに面していて、有名な蕎麦屋「蕎麦切塩釜」さんの数軒隣の小じんまりとした店だった。
常に笑顔のマスターが一人で切り盛りしている。
3人で、ニンジンサラダ、ポロネギのサラダ、じゃがいもと牛肉の煮込み、ウインナー、豚肉のバテ風のもの(名前忘れた!)とパンを食べて、おなか一杯。
1つ1つの料理の量が多く、しかも値段は安い。満足した~
shocoさんもEさんも、現在は転職されているが、以前は外資系の金融機関などに勤務されていたこともあり、彼女たちの話題は私にとってはすごく新鮮で、その意欲や行動力は本当に刺激的だった。
女性同士のネットワークが広がっていくのは楽しくワクワク感がある。
関西電力大飯原発(福井県おおい町)3・4号機の再稼働が焦点になっている。
安全性の判断が政治家という素人の「政治判断」で行われては、たまったもんじゃない。
「地元」京都に住む者として、再稼働は絶対に許せない。
ちなみに、朝日新聞が4月21-22日に実施した世論調査によると、大飯原発運転再開について、福井で賛成36%、反対43%、近畿では賛成29%、反対52%となり、いずれも反対が上回った。
ところで、放射線防護学の専門家である安斎育郎氏(立命館大学名誉教授)が、4月13日、原発ゼロをめざす「京都アピール」講演会で語った、原発を動かさないための3つの必要なこと。
1つ目は、電力を削ること。例えば、昨年の夏の甲子園決勝の開始時間を午前9時半からにしたこと。政府が政策的にしっかりやると言えば、実現できることはいっぱいある。
2つ目は、電力の貯蔵技術の開発。春と秋は電力が余っているので、貯蔵できるようにすること。
そして3つ目は、私たちが省エネ型の生活をすること。現代は安易に電力を使いすぎている。例えば、安易にエレベーターに乗ったりしない。
私も部屋の電気をこまめに消すわりには、裁判所や弁護士会などでは無意識にエレベーターに乗っている。
健康にもいいので、これからは階段を使おうと思う。
4月16日付けブログで、次は秋に伏見稲荷から将軍塚まで歩こうと書いたが、なんのことはない、21日午前中に歩いてしまった。
京都一周トレイル東山コースは、伏見稲荷から比叡山までの全長約24キロ。
今回は、昼過ぎまでしか時間がなかったので、粟田口まで歩くことにした。
伏見稲荷から稲荷山へ鳥居が続く参道を登り、四ツ辻から泉桶寺方面へ下る。
泉桶寺前を通り、今熊野観音から右に折れ、東山の住宅街を通過。知り合いの弁護士宅前もトレイルコースの通過点となっている。
住宅街から山道を抜けて五条通に出る。
五条通は下のトンネルを抜けて、いよいよ清水山へ。
清水山の山頂(242m)は、展望なし。
おなかはグーグーなっているが、写真だけ撮って、東山山頂公園へ向かう。
今日は将軍塚には入らず、東山展望台で京都市内を眺めながら昼食。
将軍塚のしだれ桜は満開となっており、塀沿いに進み粟田口まで下りる。
昼食休憩も入れて約3時間半のトレイル。
かなり道しるべが整備されていたが、それでも2カ所ほど迷ったところがあった。
京都一周トレイルは、東山コース、北山コース(東部と西部)、西山コースそして京北コースがある。
全行程を歩いてみたい、
今朝のNHKニュース。
企業が新人を採用する際、履歴書や面接だけではその人の性格などはわからない、しかも就活マニュアルもあって皆同じような受け答えという状況の中、最近、就職希望者が書いているFacebookを読んでチェックする企業が増えているらしい。
Facebookでは、
1、写真は笑顔で
2、友達は50人以上
3、週に2回以上前向きな内容を書く
ことがポイントとのこと。
今後、FacebookやTwitterの使用や利用を検討していると回答した企業は約27%にも及ぶ。
私も、採用する側として、過去に何回も面接試験をしてきたが、何分かの面接でその人柄などを判断するのは大変難しい。
確かに、Facebookなどでその人が普段何を考え、どのような行動をしているかは判断材料にはなるだろう。
でも、これって思想・信条チェックにもつながるよなあ。
他方、このような企業の動向に対し、早くも、就活講座ではFacebookやTwitter対策もレクチャーされているとか。
所詮は、イタチごっこ?
2011年3月9日付け「ブログ マチベンの日々」でザ・タイガースの元メンバーのピーのことを書いた。
あれからピーも加わった元タイガースのメンバーのコンサートのチケットを取る努力をしているものの、未だ実現していない。
そんな折り、ピーのトークライブが京都であることを知り、こちらのチケットは入手することができた。
当時ファンでもなかったピーになんでこんなにこだわるのかなあと自分でも不思議に思う。
タイガース絶頂期の1971年に芸能界を去り、定時制高校からやり直して慶応大学で中国文学を専攻した後、慶応高校の中国語の教師になり、そして還暦を過ぎた今、日本と中国とを行き来しながら再び音楽活動も開始している彼の生き方に、すごく興味がある。
中国語というのも親近感を感じる理由の1つだ。
でも、本当は単なるミーハーだけなのかも・・・
4月15日京都テルサホールで開かれた講演会は、中高年のオバチャンたちで約850席は満席。
もう「瞳みのる」のファンクラブもできているらしい。
登場のための曲が鳴り出すと、すぐに手拍子が鳴るノリの良さ。
ファンは有り難い。
ピーは、タイガースではドラムだったので、「寡黙」というイメージがあったが、長年教師職にあったせいか、元々の性格なのか、よくしゃべる、しゃべる。
中国語のことや中国のことについての話は面白かった。
退職後、62歳で脳出血で入院したこともあったようだ。
でも、今は元気。本を出版したり、タイガース再結成に加わったり、音楽活動したり、講演したりと、多才な能力で第3の人生を歩み始めているピーがまぶしく見えた。
見事な桜の穴場だった。
昨日の日曜は天気も晴れて暖かく、桜ももう最後かなあと思い、どこかに桜を見に出かけようと考えた。でも、この時期の京都は、たいていの桜の名所は、先週の醍醐寺のように人であふれかえっている。
ふと、以前に、タクシー運転手の依頼者さんが、東山ドライブウェィにある将軍塚・大日堂の桜が綺麗と言っていたのを思い出した。
東山ドライブウェイには何回か行ったことがあるが、そこに青連院門跡大日堂なる場所があることは全く知らなかった。
東山ドライブウェイの駐車場に車を止め、周囲を見渡すと、確かに寺の門らしきものがあった。拝観料は500円。
境内は広い庭園となっていて、桜が何本も咲き見事だった。しだれ桜はまだこれから満開になりそう。
北展望台と鉄骨造りの西展望台の2つの展望台からは、京都市内が一望でき、しかも、西展望台から大日堂の境内を振り返ると、桜を真下に見ることができ、まるで桜の雲海のよう。
タクシーで訪れている人が何人もいたが、それほど混んでいるわけでなく、ゆっくりと桜を愛でることができた。
ここは、京都一周トレイル東山コースの通過点でもある。
秋は、伏見の稲荷山から歩いてここまで来よう。
京都リバティス法律事務所には、小さな庭がある。
庭には、何本かの樹木があり、入居する前、家主さんに少し剪定してもらった。
それでも、冬を経てたくさんの落ち葉が土の上にたまり、ずっと気になっていたが、バタバタと毎日が過ぎていたため、手がつけられなかった。
その上、暖かくなり始めた頃から雑草も生えだしてきた。ヤバイ!
そこで、昨日夕方から降り出した雨も今朝には止んだので、「草取りにはもってこい!」と思い、休日を利用して午後から庭の手入れをした。
落ち葉をかき集め、雑草を抜き、樹木を剪定する。
これまで岐阜の実家の庭の手入れをしてきたので、草取りや木の剪定は慣れたもの。
少し、すっきりした・・・かな。
いつかは花を植えて花壇も作りたいなあ。
昨日は、土曜と比べるとグッと暖かくなり、天気も快晴で絶好のお花見日和。
醍醐寺の桜を見に行こうと決めたが、地下鉄に乗って行くのはつまらないので、登山をして山から醍醐寺に下りることにした。
まず、京阪京津線「大谷」駅で下車し、そこから音羽山(593M)へ向かう。最初は階段状の急坂が続き、その後はダラダラ坂を登り、山頂に近づくとまた階段状の急坂となった。
快晴なので、琵琶湖側も京都側も景色が遠くまで綺麗に見えた。
音羽山山頂から牛尾観音まで下り、そこから醍醐山(454M)まで登り返す。
そして醍醐山から登山道を下り、醍醐寺へ。
醍醐寺は、人!人!人!
あまりにもたくさんの人だったので、有名な霊宝館の満開(8分咲き位?)のしだれ桜だけを見てカメラにおさめ、醍醐寺をあとにした。
その後、地下鉄「蹴上げ」駅で下車し、インクラインで花見。
疎水沿いに桜を愛でながら鴨川まで歩いて帰った。
よく歩き、お花見も楽しめた1日だった。
北アルプス立山連峰にある全長400~1200メートル、厚さ30メートル前後の3つの氷の塊が、国内初の氷河として日本雪氷学会に認定された(2012年4月5日付け読売新聞朝刊)。
剱岳の小窓雪渓、三ノ窓雪渓と雄山の御前沢雪渓。
「氷河」は、国際的には明確な定義はないようだが、巨大な雪氷の塊で、かつ重力のもとで流動していることが特徴である。
小窓雪渓や三ノ窓雪渓は、新田次郎原作の小説「点の記」にも登場しており、登山家や小説を読んだり映画を観た人の間では有名だ。
私は、2008年10月に裏剱に登った時に、その2つの雪渓を遠望することができた。
その時の登山記録は、山仲間のkitayamaさんのブログを参照してみてください。
2つの雪渓写真を見ることができる。
kitayamaさんのブログ:「山好き的日々日々@京都北山」で検索し、2008年10月「剱沢から池の平へ」のページをクリックしてください。
ちなみにブログの写真の中で、一番先頭でピンクのレインコートを着て歩いているのが私である。
今年も行って来ました「祭っ娘、みに、みに、みにきてコンサート」。
「祭っ娘」というのは、京都の太鼓センターに所属する、小学校6年生から高校3年生までの女の子たちで作る和太鼓のグループ。
毎年、この時期、高校を卒業した子の卒団式を兼ねて、コンサートが開かれる。今年の卒団者は3人。
昨日は全国的に春の嵐。台風のような風雨。
でも夕方には嘘のように薄日がさし、風は冷たかったけれど、開場時間には雨はすっかりあがっていた。
私は、今年で4回目のコンサートになる。初めて観た時、高1だった子らが今年卒団していった。年々、観るたびに太鼓の技量は増していき、まるで娘の成長を見ているよう。
何度観ても、その迫力に感動する。つくづく若いっていいなあって思う。
プログラムを読むと、この1年で2人の退団者を出し、色々悩みもあった1年だったよう。今日はその子たちの分まで太鼓を打ち切りたいと語る彼女たちは、本当にはじけていた。
「祭っ娘」の中で培われた、仲間で1つのものを創り上げていくことの難しさや楽しさは、きっと、おとなへの道の貴重な糧になることだろう。
昨日の参議院予算委員会。
定期点検で停止中の関西電力大飯原発の再稼働が問題となる中、枝野経済産業相は「現時点では私も再稼働には反対だと明言した。
そして、原発再稼働に必要な「地元の理解」の範囲はどこかとの質問に対し、枝野さんは「日本全国に福島(原発)の事故は直接、間接の影響を及ぼしている。そういう意味では『日本全国』が地元だ」「地元の皆さんをはじめ、国民の一定の理解が得られなければ再稼働しない」と答弁した。
京都も「地元」。しかも隣県。
政府に安全無視の「政治判断」をさせないよう、再稼働反対の大きな声をあげていこう。