1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

京都御所の梅

 
昨日は、寒の戻りのような寒い1日だったが、午後、京都御所をランニング。
お目当ては、梅。
今年は、御所の梅を見るのをすっかり忘れてしまっていたので、もう散ってしまっているかもと思いつつ出かけた。
 
白い梅は、もう散りかけだったが、ピンクの梅は満開で見事だった。おまけに梅林の隣に桃の花もきれいに咲いていた。
また思いがけず、何本かのしだれ桜(イトザクラ)も咲き始めており、多くのカメラマンに取り囲まれていた。
 
ベンチに座っていたおじさんが「春はいいなあ!」と大声でひとりごとを言った。
昨日から4月。たくさんの花に出会えるのが楽しみな季節である。

小栗旬のみそ汁

 
小栗旬の「ほんだし」CMのみそ汁を作ってみた。
 
CMのみそ汁は2種類あるが、鶏だんごの方。
小栗旬がみそ汁の中の卵を箸で割って、中からトロッと黄身が出てくるところが私にはたまらなくおいそうに見えたからだ。
 
レシピは、ホームページに掲載されている。
キャベツと人参を油で炒めた後、水を入れ、煮立ったら鶏だんごのタネをスプーンで入れ、鶏だんごに火が通ったら、卵を割り入れ、最後にみそを溶き入れる。
 
食べてみての感想。「みそ汁」というよりは、「みそスープ」という感じ。野菜を炒めているからだろう。
それと、鶏だんごが固くなってしまった。鶏ひき肉をこねる時、少し水を加えた方がいいらしい。
 
みそ汁は、どうしてもパターンが決まってしまうので、これも、ちょっと変わっていていいかもね。
 
 

夜明けのスキャット

 
久しぶりに歌謡曲のCDを買った。「PINK  MARTINI  &  SAORI  YUKI  1969」
 
PINK MARTINIというオーケストラグループのリーダー、トーマスが由紀さおりの歌声に魅了されコラボレーションが実現し、由紀さおりがアメリカで大ブレイクした。そのCD。
由紀さおりのオリジナル曲だけでなく、「ブルーライトヨコハマ」「いいじゃないの幸せならば」「夕月」などの曲も彼女がカバーしている。懐かしい。
 
実は、私は、彼女のデビュー曲「夜明けのスキャット」のレコードを持っている。おそらく今も実家に眠っていると思う。当時、私は中学生だったが、父が買ってきたこのレコードの透明感のある歌声に惹かれ、どんな歌手が歌っているのだろうと想像をめぐらし、学校から帰ると必ず毎日数回は聴いていた。
このレコードは、貴重品だなあ。
 
 
 
 

パクチーでバンコクランチ

 
河原町丸太町の北東角に「パクチー」というタイ料理の店がある。タイには行ったことがないが、屋台のような雰囲気がある食堂で、おそらくタイ国にもありそうな雰囲気の店である。
昼も夜も若い人で一杯。特に夜は、大勢で行く時は予約をした方がいい。
 
これまでランチは、グリーンカレーやタイ風麺など単品で2種類くらいしかなかったが、最近、バンコクランチという新メニューが登場したので、昨日、家裁の帰りに寄ってみた。
 
バンコクランチは、いくつかのタイ料理が少しずつ大皿に乗せてあり、「あれも食べたい」「これも食べたい」と思う私にはピッタリのメニュー。
ちなみに内容は、グリーンカレー(ライス付き)、バジルチリ炒め、生春巻き、ハーブ風味の唐揚げ、エビ団子揚げ、トムヤクムクンと豪華。
値段は、950円とややお高めだが、たまにはいっか!という感じ。
 
 
 
 
 
 

 
京都の老人ホーム「同和園」の医師中村仁一さんの著書(幻冬舎新書)である。今、書店の新書売り上げの上位を占めている。
 
新聞で広告を読んだとき、すぐに「読んでみたい」と思ったが、幼ななじみのshocoさんのブログ(http://bell-shoco.cocolog-nifty.com/)にいち早く取り上げられていたので、私も早速読んでみた。
面白かった!
 
両親を二人ともガンで亡くした私は、テレビドラマで観られるような、家族に別れの言葉を告げて静かに息を引き取るという死に方なんか現実にはないと思っていた。両親は危篤状態になると、父は人工呼吸器を装着され、母は激痛のためモルヒネを打たれてずっと眠ったままだった(いずれも私が「同意」したものだったが)。
 
中村医師は、老人ホームでの12年間の経験の中で、ガンでさえも、何も治療などしなければ全く痛まず、静かに死んでいくと言う。延命治療は死を少しばかり先送りすることはできても回避する力はない。本人に苦痛を与えるだけ。
 
そして「死ぬのはガンに限る」。ガンの宣告を受け、治療を受けなければ、「死」への準備もできるし、残された日々を納得して過ごすことができると。
 
私は、医者嫌い、薬嫌いである。
実は、ここ数日、軽い風邪気味で夜になると咳き込むことがあり、「薬を飲め!」と言う人もあったが、飲まなかった。
だから余計に「自然死」にはとても惹かれる。でも、いざ自分がガン宣告を受けた時、冷静に治療を受けないという選択をするかどうかは、shocoさんと同じくわからない。
 
「自分の死を考える」のは、「死に方」を考えるのではなく、死ぬまでの「生き方」を考えること・・・・この言葉を重みを反芻しながら生きていきたい。
 
 
 
 

Angel Kitchen Happy Days

 
Angel  Kitchen  Happy  Days
これは、岐阜県可児市に住む女性Aさんが開いているマクロビオティックの料理教室の名前である。(ホームページhttp://www.angel-kitchen.com
 
私にとっては、Aさんと呼ぶより、むしろAちゃん。
実は、Aちゃんは私が大学卒業までお世話になった下宿先の管理人さんの娘さんで、当時、とても明るく可愛らしい小学生の女の子だった。
 
大学卒業後も元管理人さんとは年賀状を交換しており、今年いただいた賀状で、Aちゃんがブログをしていると書かれてあったのでアドレスを教えてもらった。
 
ホームページを読んで、Aちゃんがマクロビオティックの料理教室をしていることを知った。また、ブログの方は、とてもキラキラして楽しそう!
私も昨年11月に近所の料理教室「玄米キッチンsimple life」に行ったことがあるので(2011年11月25日付けブログ)、Aちゃんがマクロビオティックの料理教室をやっていることが、なんとなく嬉しかった。
 
大学を卒業して約30年ぶりに、こんな形でつながった・・・人生って面白い

初めてのバルサミコ酢

 
昨日、初めてバルサミコ酢ソースというものを作ってみた。
 
調味料は、特殊なものを買うと、1度使ったきりで放置され賞味期間が切れてしまうということがよくあるので、今までバルサミコ酢を買ったことはなかった。でも、最近、フレンチレストランでバルサミコ酢ソースがかかった肉料理などを食べる機会があり、その美味しさが気に入り、作ってみようという気になった。
 
バルサミコ酢とは、イタリアの果実酢で原料はブドウである。だから本当はとても高級。でも、市販されて我々が手に入れやすい値段のものは、普及品と言って、混ぜ物が入っているらしい。
 
とりあえず、「やまや」で手頃な値段のものを購入し、ホームページでソースの作り方を検索。
そしてフライパンで鶏モモ肉を焼いて白い皿に肉を乗せ、その上から作ったバルサミコ酢ソースを線を引くようにかける。なんと高級レストランのフレンチ料理のような見栄え!
 
味もバッチリでした。
 

さよならブルートレイン「日本海」

 
夜行列車が好きだった。風情もあるが、目を覚ましたら目的地に着いているという時間の節約が、忙しい自分にとっては魅力だった。夜行列車は揺れて眠れないという人もいるようだが、あのゴトゴトという揺れが私には心地よかった。
 
3月17日のダイヤ改正で、ブルートレイン「日本海」が廃止になった。
 
「日本海」には、記憶では3回(往復で)乗った。
いずれも京都から青森へ行くために。1度目は初めてのねぶた祭り、2度目は弘前の桜、3度目は白神山地の散策。
 
夕方午後6時台に京都を出て翌朝午前8時台に青森に着くので、割とゆったりと電車の旅を楽しむことができた。帰りは、青森を午後7時台に出て、翌朝午前9時台に京都に着くので、仕事にも間に合った。
 
弘前の桜を見に行った時は、4月29日の夕方に「日本海」で京都を出発し、4月30日は1日中弘前の満開の桜を堪能し、5月1日の朝、「日本海」で京都に戻り、その足でメーデーに参加したことをよく覚えている。
 
今はもうそんな体力はないかなあ・・・  さよなら「日本海」
 

年賀状3等が当たった

 
毎年およそ300枚余りの年賀状をいただく。そして、いただいた年賀状のオマケの楽しみとして、お年玉付き年賀はがきの当選確認がある。
 
これまでは4等の切手シートしか当たったことがなかったが、今年は1枚だけ初めて3等が当たっていた。3等は、カタログの中から希望の品を選ぶというもの。
 
4等の切手シートをもらいに郵便局に行き、3等も当たっていたとはがきを見せると「おめでとうございます」と言われ商品カタログと申込用紙を渡された。そして、申込用紙を提出する時は、本人確認の書類も持って来てほしいと言われた。たかが3等でなんと厳重な!代理受領ではあかんのやろか?
 
商品は30数種類あったが、なかなか欲しい物が見つからず、結局、スープ缶詰セットを申し込むことにした。郵便局に用紙を提出すると、「忘れた頃に届きますから」。
 
そして本当に忘れていたところ、商品が届いた。
今年は春から縁起がいい!? 宝くじも買おっかなあ・・・・
 
 
 

リクルートスーツ

 
午前中、京都弁護士会の交通事故相談の担当だった。相談待機中、弁護士会に置いてあったAERA2月6日号に面白い記事を見つけた。
 
ソニーグループが1月14-15日に2013年3月卒業予定者向けの会社説明会を行った。ソニーは「どんな服装でも参加OK」としたが、ほとんどの参加者が黒一色のリクルートスーツだったとか。
 
記事によると、リクルートスーツという和製英語が定着したのは1980年代で、90年代には服装の規格化がいっそう強まった。
 
思えば、法曹界でも、司法修習生や若手弁護士が皆そろってリクルートスーツを身につけるようになったのはいつ頃からなのだろうか。
30数年前は、少なくとも女性修習生は様々な色やデザインのスーツやワンピースを着て、実務修習にあたっていた。
個性がなくなったわけではないのに、皆と同じ方が無難だということなのだろうか。
 
ソニーは言う「服装は1つの個性」そして「なぜソニーを希望し、ソニーで何がしたいのか」が大切であると。
 
弁護士も同じ。新人弁護士の就職が厳しい昨今、別にリクルートスーツでなくていい。「弁護士になって、どんなスタンスで、どういう事件を扱いたいか」それが重要。

ブロンロネリで女子会!!

 
今日は、寺町丸太町下るにあるホテル「THE SCREEN」の地下1階にある「ブロンロネリ」というフレンチレストランにて、ランチでフラメンコ女子(!?)OB会。9名の元フラメンコ仲間が集った。皆、舞踊団の一員として汗を流し一緒に舞台に立った仲間。
 
ブロンロネリは、事務所の近所にあるので、前から1度行ってみたいと思っていたレストラン。ホテルの外階段から地下1階におりるのだが、そこにレストランがあるのかどうか、あまり良くわからない外観。
 
でも中に足を踏み入れると、黒を基調にしたゆったりとしたおとなの雰囲気のレストランで、思わず「こんな普段着で来てしまっていいの?」と思ってしまった。
 
ランチのコースは、前菜、スープ、天然酵母のパン、メイン(肉料理か魚料理をチョイス)、3種のデザート、コーヒーか紅茶。どれも本格的なフランス料理のように見た目も美しく、味も大変おいしかった。メイン料理には京野菜がふんだんに使われており、身体にも優しいって感じがした。とってもお得。
 
女子会の方は、久々の再会で、なぜかフラメンコ以外の近況報告の話題で盛り上がった。
 
 

3.8国際女性デー京都集会で講演しました

 
3月8日は、国際女性デー。その京都集会で久しぶりに講演をした。
 
国際女性デーは、20世紀初頭、アメリカの女性たちがパンと参政権を求めた行動に学び、1910年、第1次世界大戦を前にコペンハーゲンで開かれた第2回国際社会主義婦人会議でクララ・ツェトキンらが提案、世界の女性の統一行動日として決まった。
 
京都では、毎年3月8日に集会が開かれてきたが、今年1月、その京都集会での講演を依頼された。タイトルは「未来に向けて 今、女性の力をー平等・権利・平和」。
 
「離婚」「DV」「働く女性の権利」「相続・遺言」など個別」テーマの講演であれば、それなりに話す題材も持っており悩むことはなかったが、「未来に向けて~」となると、いったい何を話せばいいやら・・・・
 
最初は「エ~ッ、無理!無理!」と固持したのだが、主催者は引き下がらず。講演を引き受けた直後から悩みの毎日が始まり、色んな本などを読んでは、ああでもない、こうでもないと日が近づくにつれ考えあぐねた.
結局、自分がやってきたことや、今、考えていることを話すしかないと割り切り、これまで関わった2つの差別裁判を通じての原告の思いや私の思いを話すことにした。
 
当日は、私が弁護士になって以来、一緒に女性の権利や地位向上などの運動の中で知り合った女性の方々がたくさん参加されてまるで同窓会のよう。緊張して迎えたこの日だったが、少し安心して話すことができた。
 
これからも今自分ができることを精一杯やっていこうと改めて思った1日だった。
 

ブログ「マチベンの日々」再開です!

 
2ヶ月ぶりのブログです。やっと事務所のホームページができあがりました。
それに伴い、私のブログもきょうから再開します。
 
2012年1月6日から京都リバティス法律事務所で仕事を始めています。
この2ヶ月、事務所の運営の何もかもが新しいことばかりなので
バタバタと雑務に追われてきました。
3月になって少し慣れてきたかなって気がしています。
 
30年も弁護士やってますが、フレッシュな気持ちで頑張ってます。
 
 

中村和雄さんを応援しています

 
来年2月5日投票の京都市長選挙に、今回も、私と同じ京都弁護士会所属で友人の中村和雄弁護士がいち早く立候補を表明した。
 
4年前の市長選挙の時も、このブログで彼の人柄を紹介したが、その時は、残念ながら951票差で涙をのんだ。
今回は、私たち弁護士も、いち早く、中村弁護士を応援する「弁護士FORの会」を立ち上げ、活動を始めている。
 
この4年間の彼の活動は、本当に勢力的だ。市民ウオッチャーの事務局長として京都市政の様々な腐敗を正す訴訟を提起したり、違法な派遣切りなどを許さない運動に取り組んだり、格差・貧困をなくすための調査や提言を行ったり。
さらに、彼の公約の1つである「公契約条例」については、既に実施されている他の自治体の条例を十分調査して、今回具体化している。
 
中村さんは、話の中で、全国の他の自治体で実際に行われている政策も紹介してくれるので、いかに私たちがお粗末な市政の中で暮らしているのかが良く実感でき、市長が代われば、それが実現すると確信を持つことができる。
更に、「脱原発」を明確にしており、私たちの命と暮らしを託せる候補者である。
 
今度こそ、中村さんを市長に押し上げたい。
※中村さんのブログ http://neo-city.jp/blog/
 
(村松の新事務所のお知らせ)2012年1月6日から下記事務所で執務します。
京都市中京区堺町通竹屋町下る絹屋町136番地  ヴェルドール御所102号
京都リバティス法律事務所
電話075-744-0026
 
 

こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」

 
収納の流行が、「断捨離」から「ときめき」へとかわっていっている。
 
「こんまり」こと近藤痲理惠さんの「人生がときめく片づけの魔法」という本が2011年には100万部を超えるベストセラーになった。書店に行くと平積み状態。今や、こんまりさんはテレビでもひっぱりだこ。
こんまりさんは、20代の小柄で可愛らしい女性。これまで収納のプロと呼ばれてきた人は、中年女性が多かったが、こんまりさんは若い。若いが、収納に対しては、はっきりと自分の考えをもっている。
 
実は、この本はまだ読んでいない。自宅にある大量の物を1つ1つ手に取って「ときめく」か否かで、捨てるか捨てないかを決めるというものらしい。
本を読んでいないから、こんまりさんの言う「ときめき」という意味はあまりよくわからないが、こんまりさんが出演するテレビ番組を何回か観ていると、片付けてみようと思うから不思議なものだ。
とりあえず昨日と今日の2日間、衣類を整理し、こんまりさんの言う方法でたたんで収納してみた。立てる収納、そして色別収納だ。美しい!そして、何があるかよくわかる。
 
でも、まあ、ここまで。疲れた・・・・
 
最近は、新事務所への移転のため、仕事の合間に過去の事件ファイルと格闘している。とにかく30年分の記録を整理してリセットしないと、自宅の中の片付けまでなかなか手がつけられそうにない。
 
(村松の新事務所のお知らせ)2012年1月6日から下記事務所で執務します。
京都市中京区堺町通竹屋町下る絹屋町136番地 ヴェルドール御所102号
京都リバティス法律事務所
電話075-744-0026
 

アイメイク、やり過ぎちゃう?

 
最近、目元を強調するアイメイク=「目ヂカラ」メイクが流行っているよう。
 
目の際ぎりぎりまで、アイラインやアイシャドーを塗り込んだり、まつ毛をマスカラでボリュームアップしたり。
10代や20代の若い女性だけでなく、中年の女性にも見かける。
そんな女性たちを見ると、思わず見入ってしまう。
大きな目の可愛い顔の女の子なのに、こんなに目の周囲を黒々と塗りたくったりしなくてもいいのに・・・と思ったりする。
 
前に弁護士会のレクリエーションで山登りに行った時、どこかの法律事務所の事務員さんがそんなメイクをして参加していた。
下山後、皆で日帰り温泉に立ち寄り汗を流した。
私は、彼女が入浴後にまたそのメイクをするのかな?と興味津々だった。
でも、後で聞くと、彼女は顔も頭も洗わなかったとのことだった。おしゃれって大変だ!
 
ところで、この過剰なアイメイクによるトラブルが増えているらしい。「目が痛い」「ごろごろする」と訴える女性の目を顕微鏡で見ると、まつ毛の生え際より内側の粘膜に、落としきれていないメイクの汚れが点々と残っているという。角膜に無数の傷ができていることも多い。
 
過剰なおしゃれは要注意ですね。
 
※(村松の新事務所のお知らせ)2012年1月6日より下記場所で執務します。
京都市中京区堺町通竹屋町下る絹屋町136 ヴェルドール御所102
京都リバティス法律事務所
電話075-744-0026
 
 
 
 

12月末で事務所を退所致します

 
突然ですが、12月末をもって、京都法律事務所を退所し、来年1月6日から新しい事務所で執務することになりました。
退所までまだ時間がある、と思っていましたが、いつの間にか、1か月を切ってしまいました。
 
弁護士になって30年、ずっと京都法律事務所で弁護士として仕事をしてきました。
今、仕事の合い間に過去の事件ファイルの整理をしていますが、どの事件も、思い出深いものばかりで、皆さん、今どうしていらっしゃるだろうとついつい懐かしく手を止めてしまいます。
 
新事務所は、京都地方裁判所の西側にあります。依頼者の皆さまには、場所が変わり、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
 
新事務所の住所:京都市中京区堺町通竹屋町下る絹屋町136番地 ヴェルドール御所102号
京都リバティス法律事務所
電話075-744-0026
 
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元最高裁判事 原発訴訟を語る

 
最高裁は、司法の「最後のよりどころ」と思っていた。でも、わが国に1つしか存在しない最高裁判所でどのように審理が行われているのか・・・私たち弁護士ですら、実はあまりよくわかっていない。
 
今朝の朝日新聞の「元最高裁判事 原発訴訟を語る」という記事で、2人の元最高裁判事が原発をめぐる訴訟との関連で、最高裁の審理について述べている。
 
●園部逸夫さん
「最高裁には、行政庁の言うことを基本的に正しいという感覚がある」「それを理屈立てするために『行政庁の自由裁量』という逃げ道が用意されている」
「もう1つは政治的裁量」「特に最高裁は、地裁・高裁よりも国策的な問題について軽々に判断しにくい」
 
●元原利文さん
「(原発)事件の詳細はよく記憶していない」「覚えていないのは特別なことではない。」「そういう仕組みなのである」
「全事件の9割以上が(合議が開かれず)持ち回り審理によって『上告棄却』か『不受理』になっていた」
これが日本の三権分立の実態なのだ。最高裁判所だけに行政のチェック機能を求めるのは無理ということだ。これでは、法律家としては割り切れないし、最高裁こそ司法改革の対象とされなければならない。
元原さんは続ける。「原発差止めの下級審判決がもっと多く出ていれば、それに同調する世論も高まり、最高裁ももっと正面からこの問題に取り組んでいたかもしれません」「今後起こされる原発訴訟では、裁判所の判断が大きく変わると予想しています」
 
とりあえず、最高裁の行政追随の姿勢を変えるには、地裁・高裁段階での国民的運動が大切だということをあらためて痛感した。
 
 

奈良・山の辺の道コースを歩く

 
久しぶりに週末の天気が晴れたので、11月26日土曜は、奈良県の「山の辺の道」を歩いた。
 
山の辺の道は、大和盆地がまだ湖だった頃に湖岸にできた道だと言われる日本最古の幹線道路。近鉄天理駅から歩き始め、桜井駅までの約16キロを歩く。集落や、柿畑、ミカン畑など里山風景が広がる道で、途中には、いくつも神社や古墳があり、古代ロマンにあふれる道である。遠く、二上山や金剛山などの眺望も美しい。
でも、ただ歩くだけでは物足りないので、途中、竜王山(586M)にも登る。二等三角点がある広い山頂で、奈良盆地はもとより、京都、大阪まで望むことができた。
 
山の辺の道のもう1つの楽しみは、お買い物。道のいたる所に無人販売所があり、1袋100円と書かれ、みかん、柿、なす、里芋、ゆずなどがたくさん置いてある。みかんとなすを買い込んで、行きのリュックより帰りの方が重くなってしまった。
 
今年の山登りは、これで終わりかなあ・・・・
 
 

 
生まれて初めて「料理教室」なるものに行ってみた。
 
料理は食べるのも作るのも大好きで、料理番組やレシピ本を見て、おいしそうで、かつ簡単そうなものを我流で作ってきた。
 
昨年、我が家のポストに手作りの可愛らしいチラシが入っていた。
「玄米キッチンsimple-lifeお料理教室」  http://ameblo.jp/viovio-life/
化学調味料を使わず、有機・無農薬野菜・自然の食材を使うというコンセプトがいい、それに教室の場所も近そう・・・・
いつか行ってみたいと思いつつ、なかなか時間が取れなかったが、先日、思い切って参加した。
 
11月のメニューは、黒ごまとチーズの玄米リゾット、チキンのスイートチリマヨソース、朝採れ野菜のポン酢ジュレサラダ、自家製生地のフルーツピザ。
当日の参加者は私を入れて5名。うち3名は若い30代の女性だったが、先生も含めてすぐに皆うちとけ、談笑しながら、手際の良い先生の指示で、みるみるうちにご馳走ができあがっていく。
完成後、実食。どれも美味。
ピザの生地は、こうやってこねて、発酵させるのね!最近、流行りのポン酢ジュレはこんなに簡単に作れるのね!・・・・
 
とても楽しいひとときだった。また、参加してみよう。
 
 
 

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