1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

被災地の子どもたちに「本」を贈ろう!

 
2011年4月15日付け京都新聞朝刊。
大垣書店は、地方書店でつくる団体「書店新風会」のキャンペーン「被災地の子どもたちに『本』を送ろう」に連動し、家庭にある本を募っている。
 
被災地では、図書館の本が読めなくなったり、書店に品が届かない状況が続いている。そんな子どもたちに本を送ろうと、全国の25店舗の書店で4月30日まで受け付けている。
京都は大垣書店。
対象は、児童書と絵本、コミック、文庫本。
 
私も是非、協力したい。

「震災被災者電話無料相談」の研修会

 
昨夜は、4月18日から京都弁護士会でも始まる「東日本大震災被災者電話無料相談」の研修会が行われた。
 
3月23日に東京で行われた研修会のDVDを視聴するという研修だったが、講師が阪神淡路大震災の時から法律相談や復興に向けての支援にあたってきた兵庫県の弁護士であったため、何がポイントかがとてもわかりやすく解説された内容だった。
 
講師が話されたのは、相談内容は多岐にわたるため、弁護士だって知らないことは一杯あるが、相談者の気持ちに寄り添い、訴えの中身を親身になって聞くことが大切。
被災者の実情が、法律改正や新たな制度の創設につながることもある。
 
また安易に「不可抗力」「天災」「想定外」などとは言わない。
 
そして我々弁護士は、「疲れない」「忘れない」こと。息長く支援を続けていくことの大切さが強調された。
 
 
 

秋は家裁、そして春は地裁

 
昨日も今日も暖かくて良い天気。京都の桜もほぼ満開。
 
ところで、京都市内の桜の穴場。
それは京都地裁。
京都家裁の紅葉も穴場だが、春は地裁。
 
京都地裁の敷地の外周の東側、南側、西側には、しだれ桜が道路沿いにずっと植えられてあり(要するに、丸太町通りに面している北側以外の三方に植えられている)、それが、現在は、7分咲きくらい。満開となれば、しだれ桜の濃いピンクが鮮やかでとても美しい。
ただし、このしだれ桜の下で花見の宴は、ちょっと無理ね。
 
 

ランニングしながら、お花見

 
朝、雨が上がったので、今年2回目(!!)のランニングへ(あ~あ、運動不足)。
 
今日は、満開になった桜を愛でながら走ろうと思い、まずは御所へ。
御所は、桃もまだ鮮やかに咲き、桜はしだれも満開に近かった。
その後、桜並木と並行して賀茂川の土手を走り、疎水の桜(ここももう満開に近い)を確認し、最後は高瀬川へ。
朝はまだ薄曇りだったが、午後から明日にかけては、青空に桜ももっと映えるだろう。
 
 

 
別に昨日の私のブログが読まれたからではないと思うが、今日、京都弁護士会から、「大至急」というFAXが全会員に入った。
 
京都弁護士会でも、東日本大震災に関し災害対策本部が発足し、被災者を対象に、4月18日から差し当たり5月末までを目途に電話による無料相談が実施されることが決まり、その相談員を募集するというもの。
もちろん相談員として登録する。微力ながら役に立てればと思う。
 

 
2011年4月7日付け読売新聞朝刊。
岩手県弁護士会が、大阪空港から同県内への航空便があって被災地入りしやすい大阪弁護士会と兵庫県弁護士会に応援を要請。
両弁護士会は今月分の要員として20人ずつを確保し、11日から順次、交代で岩手県に送り出す予定。現地では、地元の弁護士らに加えた4人1組で避難所などを巡り相談に乗る。
既に両弁護士会では、会内での無料相談も始まっている。
 
1995年の阪神大震災の時、兵庫県弁護士会が受け付けた相談は5万件を超えた。今回は、被害が広域であるが故にもっと相談件数は増えるだろう。
その意味で、全国の弁護士の法的サポートは不可欠。
京都弁護士会はどうするのかな・・・
 

フラガール、復興へ全国巡業

 

常磐炭坑(福島県いわき市)が衰退する中での町の復興を描いた映画「フラガール」をご覧になった方も多いと思う。

そのモデルとなった、いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に私が行ったのは2007年夏だった(詳しくは、右欄「過去の記事」No16参照)。平日であったにもかかわらず、たくさんの客が入り、フラガールたちによるダンスを楽しんだ。

地震、津波、原発の三重苦をまともに受け、今、フラガールたちはどうしているだろう。

報道によると、スパリゾート施設も大きな被害を受け、また原発事故により、再開の見通しは立っていないよう。

1966年にフラガールたちが町の復興に立ち上がった時に開業宣伝のため全国巡業をした経緯は映画にも描かれている。そして、今、再び、フラガールたちが復興の象徴になるということで、全国巡業を行うという。

是非、京都にも来てもらい、応援したい。

 

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被災地の弁護士「復興に尽くす」

 

東北の知人の弁護士らの安否を確認できてホッとしているが、現在、弁護士活動がどのようになされているのか、あまり情報は入って来ていない。

そんな中、今朝の読売新聞に、気仙沼ひまわり基金法律事務所の東忠宏弁護士のことが報道されていた。

記事によると、東弁護士は、大阪から「住んだことのない東北」へ行き、2007年4月、日弁連の開業援助を受け気仙沼ひまわり基金法律事務所を開設。しかし、今回の地震による津波で、事務所のビルは浸水、自宅も1階が水没したとのこと。

ショックが消えないまま被災者の法律相談に臨んだところ、自分よりずっと深刻な被災者の現実に直面。

今、「これまでの弁護士生活で、自分が最も必要とされている」と語っている。

私と言えば、日々の業務に追われることに時々愚痴をこぼしてしまうこともあるが、そんな贅沢なこと言っちゃあいられないな。私も自分ができるどころで頑張ろ!

 

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祭っ娘、みに、みに、みにきてコンサート

 

昨日は、友人3人と、京都府立文化芸術会館へ「祭っ娘、みに、みに、みにきてコンサート」に行って来た。

「祭っ娘」というのは、京都の太鼓センターに所属する、小学校6年生から高校3年生までの女の子たちで作る和太鼓のグループ。

毎年、この時期、高校を卒業した子の卒団式を兼ねて、コンサートが開かれる。

私は、今年で3回連続観に来ているが、その迫力はすごい。おそらくこの子たちは、「祭っ娘」に入団する前のもっと幼い頃から太鼓に親しんできているのだろう。アンコール曲も含め全12曲、太鼓以外にロックソーランなどのダンスもあり、圧巻である。とにかく若くて、はつらつとしていて、こんな子どもたちがいるなら、日本はまだまだ大丈夫と思う。

配布されたパンフレットに第20期生募集の記事が掲載されていた。あとン十年若ければ、絶対入るのに・・・

 

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明宝ケチャップを使って、料理2品。

 

4月2日土曜の午後は、岐阜に住む依頼者の方と事務所で打ち合わせ。

いつも私のブログを読んで下さっているとのことで、「明宝ケチャップ」をお土産にいただいたので、早速、使っておかずを作った。

1つは、昨日の夕食にエビチリ。もう1つは、今日の昼食にスパゲティナポリタン。

市販のケチャップよりも生のトマトに近い味なので、分量は市販のケチャップよりはやや多めに。

やはり美味でした。ありがとうございました。

 

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私のお気に入り(その4)~台湾高山茶

 
台湾高山茶が好き。
 
高山茶というのは、一般的には台湾の海抜1000M以上の高地の茶園で生産されている茶葉のことを言う。
透き通った黄色で、すっきりした味わいが何とも言えない。
専門店に行かないとなかなか手に入らなかったのだが、最近、寺町三条上るに紅茶や緑茶の専門店「LUPICIA」ができ、そこで買うことができる。
 
ちょっとほっこりしたい時に飲むのが一番。
 
 

東日本大震災、今、私にできること

 
毎日、テレビで被災地の様子を目や耳にするにつけ、義捐金以外に今、関西に住む同じ日本人として、あるいは弁護士として、私にできることは何があるだろうとずっと考えてきた。
 
物資については、道路状況や交通手段が徐々に回復し、ようやく各地のセンターまでは届けられるようにはなったものの、仕分けが大変だったり、運ぶためのガソリンがなく、センターに山積みとなっている所もあると報道されていた。
 
① 「NPO法人環境市民」のとりくみ
今日付けの京都新聞朝刊に、生活用品などをリュックサックのような丈夫な袋に詰め、外側に贈り主の性別や年齢、服のサイズを書いたラベルを張り付け、被災者がラベルを見て、自分に合う贈り物を選んで受け取るという取り組みが始まったという報道があった。
阪神大震災の時の教訓らしい。
「環境市民」の事務所(075-211-3521)に郵送か持参すれば、被災地まで届けてくれるとのこと。
これなら私でもできる。
 
② 地震と法律相談
日弁連や仙台・岩手の弁護士会で既にとりくみが始まったことは、3月23日のブログでも紹介した。
また今朝のNHKニュースでは、仙台の弁護士が一人で被災者のための法律相談を行っているとの報道もあった。
被災された方は、色々な不安を抱えて毎日を過ごされていることと思う。
私が書く「女性弁護士の法律コラム」をどれだけの方が読んでおられるかはわからないけれど、これから少しずつ地震関連の法律相談も書いていきたいと思う。
 
 
 
 

京都でも水の買い占め!?

 
きょう午前は、今年度最後の長岡京市女性相談の担当日。午前9時半少し前にJR長岡京駅に着いてしまったので、駅前の平和堂をのぞいてみようと、9時半のオープンを待った。
普段のオープン前は2-3人の客しか待っていないのに、今日は既に10人以上の客がカートを持って待ちかまえている。
 
「もしかして?」「まさか」などと思っていたら、案の定、オープンと同時に、大半の人は、ペットボトルのコーナーへ向かい、水のペットボトルを何本もカートに積んでいた。
なんで?自宅用?それとも被災地の知人に送るのだろうか?(できれば、そうあってほしい。)
 
政府がいくら「買い占めるな」と広報しても、国民の不安をかきたてるようなあいまいな情報ばかりが流れ、京都ですら飲料水の買い占めが起こっている。いわんや関東・東北の状況は想像に難くない。
関西では、普通の日常が過ぎていると思っていたが、こんなところに地震・原発の影響は確実に表れている。
 
 

地震被災者対象の法律相談

 
日本弁護士連合会は、被災者への法的支援の第一歩として、被災者を対象とする無料電話相談を開始する。
 
1995年1月17日に阪神淡路大震災が起こった時、京都から私たち弁護士有志が法律相談を受けようと被災地神戸に足を踏み入れたのは、2月12日だった。
その時点ではまだ、弁護士会単位で法律相談を受けようという体制や動きはなかった。
 
その後、近畿では、兵庫県弁護士会を中心に阪神淡路大震災の被災者の救済と復興をめざして様々な活動が展開され、そういった弁護士会の経験が今回の日弁連を中心としたかなり早い段階での取り組みにつながっているのではないかと思う。
 
電話相談窓口は下記のとおり。
○日弁連など「東日本大震災電話相談」 3月23日から当面の間(平日のみ)午前10時~午後3時。フリーダイヤル0120-366-556
○仙台弁護士会「電話法律相談」 3月23日から当面の間(平日のみ)午前10時~午後4時。フリーダイヤル0120-216-151
○岩手弁護士会「電話法律相談」 3月22日から当面の間(平日のみ)午前10時~午後4時。(通話料かかります)019-651-0351・019-604-7333
 
 
 
 
 
 

微量だから安全?福島原発事故

 
地震や津波は天災。しかし原発事故は明らかに人災である。
 
過去、原発差止め裁判の中で、国や電力会社そして御用学者たちは「原発は安全」と言い続け、そして今回、原発事故が現実化しても「微量だから安全」と繰り返し強調し、マスコミもそれを無批判的に流し続ける。
 
ところが、アメリカは、福島原発の半径80キロ以内にいる米国人に避難するように勧告。天候や風向き、風速、原子炉の事故であることなどから、半径80キロ以内では放射能汚染の危険性が増すことや、低レベル放射性物質が広範囲に拡散する可能性を考慮したという(2011年3月17日付け朝日新聞夕刊)。
 
フランスは、13日には「特別な事情がなければ関東地方を離れた方がよいと思われる」とHPで勧告。ドイツのメルケル首相は「日本からの(原発)情報は矛盾している」と語り、ルフトハンザ航空は成田空港を発着する定期便の運航を当面停止すると発表した。
 
テレビのアナウンサーは繰り返す「人体に直ちに影響はありません」と。
でも、それって、今日や明日すぐには死なない、というだけじゃないの?数年後にはかなりの確率で発がんするんじゃないの?
 
このような国や企業のもとで、日本に未来はあるんだろうか。自分の身は自分で守るしかない。
 
 
 

 
もう、頭に来た!
 
石原東京都知事の暴言や差別発言は、これまで何度も耳にしてきたが、よりによって、大地震発生4日目の3月14日、震災への対応について記者団に問われた石原知事は「津波をうまく利用して我欲をやっぱり1回洗い落とす必要がある。・・・やっぱり天罰だと思う。」と発言。
 
「我欲」とは、自分だけの利益や満足を追い求める気持ち。「天罰」とは、悪事の報いとして自ずから受ける罰。(広辞苑より)
 
日本人がいったいどんな悪事をしたのか。そしてなぜ東北の人々がその報いを受けなければならないのか。
そこには家も家族も一瞬にして失って途方にくれる人々のことを思いやる気持ちなど微塵も感じられない。政治家としての資格など全くない。
撤回しても、1度した発言は消えるはすがない。
 
東京都民は、マスコミに踊らされることなく、こんな知事はもう終わりにしよう。
 
 
 

 
3月10日から体調が悪く、11日も午後の家裁の調停が終わり次第、自宅へ戻った。
そしてテレビをつけて初めて午後2時46分に東北で大きな地震が起こったことを知った。
それ以降は、間欠的に襲ってくる胃の痛みを感じ、時には吐き気ももよおしながらも、テレビにくぎ付けとなった。
 
被害の大きさが明らかになるにつけ大きなショックを受けた。
自分が経験した阪神大震災以上の被害になったことを実感した。
 
被災者の皆さまには、本当に心からお見舞い申し上げます。
 
幸い、関東周辺の友人とは連絡がつき、また仙台の同期の弁護士も無事だとの情報も得た。
でも、おそらくライフラインなど大変不自由な生活を強いられていると思うと胸が痛む。
 
被災地の再生に向けて、日本人として、また法律家として、今後できる限りのことをしていきたいと思う。
 
 
 
 

ザ・タイガースの「ピー」の今

 
沢田研二(2010年11月11日ブログ)、南沙織(2011年1月13日ブログ)に続き、なんだか「あの芸能人は今」シリーズになってしまいそう・・・・だが、ザ・タイガースの初期のメンバーで当時ドラムをたたいていた「ピー」こと瞳みのる(芸名)を知っている人は、40年以上前、私と同じくけっこうミーハーだったと思う。
 
ピーは、アイドル生活に嫌気が差し1971年タイガース絶頂期に突然芸能界を去った。
その後、慶応大で中国文学を専攻し、慶応高校の中国語の教員となり、中国語の入門書を書いたりしていることまでは知っていたが、マスコミに登場することは一切なかった。
 
そんなピーが今日の毎日新聞夕刊に写真入りでデカデカと載っていたのでビックリした。
 
人見豊さん(本名)は、高校教員を辞め、北京に拠点を構えて「第3の人生」を歩み始め、日中両国の流行歌を翻訳する作業をしたり、また毎日1時間以上ドラム練習を続けているとのこと。2月下旬には自伝も出版したらしい。
今では「タイガースの再結成があれば、参加したい」と語る。
「人生に定年はない。今後は様々なことに挑戦したい」と語る人見さん。
是非、ピーが入ったメンバーでタイガースの歌を聴いてみたいと思う。
 
 

古田等 NHKプロフェッショナル

 
午後10時から放映のNHK「プロフェッショナル」。
「三ツ星シェフが驚いた衝撃の中華が岐阜に!」
もしかして「開化亭」のことかも?と思って観たらビンゴだった。
 
何年か前、滋賀の友達が「テレビで岐阜の開化亭という中華の店を紹介してたから、車で行って来た、すごくおいしかった。」と教えてくれた。
地元岐阜の人にはほとんど知られておらず、県外の人に有名な店だとか。早速、岐阜の友人数人にメールで尋ねてみたが、確かに「行ったことがある」という人は誰もいなかった。
 
店は岐阜市役所の裏あたり。
その頃たまたま岐阜家裁の事件を受任したこともあって、店は裁判所から徒歩で行ける距離でもあり、早速岐阜家裁に行くついでにランチに寄ってみた。
ランチでは坦々麺が人気ということで食べてみた。
「すごくおいしい」というまでの感想は持たなかったが、その後は岐阜家裁に行くたびに、ランチを食べに必ず立ち寄った。
でも友人が推薦していた夜のコース料理は、当時から予約がなかなか取れないということで、結局まだ食べていない。
 
これからもまたしばらく予約とれないだろうな・・・
いつか1度、夜のコース料理を食べてみたい。
 
 
 
 

今年初めてのランニング

 
寒さにかまけて、今年に入ってから1度もランニングしてなかった。
別に東京マラソンに刺激されたわけでもないが、今日やっと御所の内周約4キロを走ってきた。後半は早くも雨がぽつり、ぽつり。
 
御所には梅が何本も綺麗に咲いていた。
喧騒を離れ、見事な梅やもうすぐ桜など、季節ごとの自然を身近に、そして無料で楽しめるのは、ありがたい。
 
これから徐々に暖かくなる。もう少し頑張って走ろうと思った。
 
 
 
 
 

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